酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

褒められて、、

2018-04-29 | 2018年
夕食のおかず、かなりの頻度で私が作っている。

今日も作った。

鶏もも肉と大根の煮物、その他諸々。

大根によく味を染み込ませたいから、下茹でして煮込んで冷ましておいた。

調理途中の味見で我ながらよくできた味だと自画自賛していたら、母も味見をし、

母「おいしいわ。ようできてる。」と褒めてくれた。

しばらくして、母に「そろそろ、夕ご飯食べる?」と聞くと「食べよう。」という返事。

煮ものを温めていたら、

母「古いもんは早くたべなあかんで。」と、、

私「これ古くないよ。さっき私が作ったんよ。」『母、味見して美味しいって言ってたやんか~』(心の声)

母「そうか?」だってさ、、


母の記憶が消え去るスピードは半端ない。





母といると疲れる

2018-04-29 | 2018年
最近、母には珍事が起きているらしい。

母自身の知らない間に部屋の模様替えがなされているそうだ。

「タンスの引き出し、こんな綺麗に整理するのは○○(私のこと)には出来ない。誰かが家に入ってるんやで。」と言う。

誰が母のタンスの引き出しの整理をするんでしょうね。もちろん、私はしない。

物盗られ妄想で、母から犯人扱いされて以来、母の洗濯物はたたんでも引き出しにまでしまうことはしない。

母の引き出しにはノータッチだ。

自分で整理したのを忘れているんだと思うが、誰かが家に入っていると思い込んでいる。


押し入れにしまっている布団の入れ方が違っている。

洋服をいれて棚の上に置いといた段ボールがなくなっている。

ベランダにあった家庭菜園用の道具箱が2つなくなっている。

テレビ台に金の飾り物をおいてあったのがない。

タッパーに詰めて冷蔵庫に入れてあった白飯がなくなっている。

引き出しに入れていた真珠のイヤリングがない。


布団は、姉が泊まりにきた時、押し入れにしまうときに違ったのだと説明したけど分かってくれたかな。

棚の上の段ボールは空き箱で、ばらして紐でくくって物入れにしまった。けど、それ半年以上前のことよ。

ベランダの道具箱は、母が家庭菜園をやめたから物入れにしまったよね。それ、3年以上前のことよ。

テレビ台にそんな金の小物、飾ってた? 

我が家は米を1回炊いたら、3回分の食事に使う。母、食べたことを忘れている。

真珠のイヤリング、持ってたんだ。つけているところを見たことがないよ。


いつ言おう? 今でしょ!

2018-04-27 | 2018年
かかりつけ内科(血圧)の診察日だよと、朝早目に母に伝えたら、すぐに行く用意をし始めた。

早すぎだけど、まっいいか。

こちらが用意するには丁度いい時間かなと思っても、探し物してて行くのが遅くなったりするから・・

きょうは、用意する時間がたっぷりあるから、少々物探しで時間が取られても余裕だぞ~。

かかりつけ内科へ一番乗りできそう。待ち時間が少なくて済む。

で、ハンカチを探すこともなく、保険証を探すこともなく、順調に母の出かける用意はできあがり。

いざ、内科へwalk♪ 内科に向かって歩いている途中、

母「私、リュック背負ってるか?」

私「へっ!?」

母「背中がなんか変や。リュック背負ってるか?」

私「背負ってないよ。」

母「リュック、忘れた。」と言って、家に戻ろうとする。

私『え~。せっかく今日は一番乗りできると思ったのに。』

すると母、「リュックなくてもいいわ。」

私、『ホッ、、』

予想通り、一番乗り。待ち時間、ほんの少し。

よきかな、よきかな。



それは忘れてくれ~

2018-04-26 | 2018年
風呂から出て、脱衣場で体を拭いていると母が慌ててやってきた。

財布がない。今まであったのになくなってると言う。

今まであった?

今まであったのになくなっている?

どういうこと?

私はまだ裸のままなので、「一緒に探すからちょっと待ってて。」

洗髪したけど乾かすのは後回しにして、母の部屋に直行した。

母曰く、「風呂に入ろうと思って財布をおいた。その財布がない。」と。

それでは分からないから、もう少し事情聴取をしてみた。

私が風呂に入った後、自分も入ろうと思い、大事な財布をどこかに隠したらしい。

そして、隠した場所を忘れないように、再度財布を隠した場所を点検したらなくなっていたらしい。

母「ここに置いたんやで。今、ここに置いたんやで。無いねん。」

私は入浴中。外からの侵入もなし。財布は母のガウンのポケットの中から見つかった。

母は自分が置いた場所を忘れたことがショックだったみたい。

認知症の薬が悪いんやだとか、血圧の薬が合わんのや、だから呆けるんやと言いだした。

だもんで、認知症の薬は拒否され、血圧の薬を持ってこいとキレられた。

血圧の薬は渡せないよと言うと、「○○(私のこと)は医者の言いなりやな。」とまたキレる。

私、母のことほっといて髪の毛を乾かしに別室に移動し、しばらくしてから布団を引くのを手伝いに母の部屋に戻った。

母、落ち着いていた。

薬を持ってこいと言ったこと、忘れたんだろうか?

それは忘れてくれ~





今、年賀状?

2018-04-25 | 2018年
親戚から毎年年賀状が届く

母の妹たちからの年賀状。

その年賀状に「旧年中はお世話になりました」と書いてあった。

直筆ではない、印刷された定型文だ。

直筆の一文はまったくない。

その年賀状を見て、「○○(私のこと)、なんか世話したんか?」と母が尋ねる。

母、年賀状を初めて見たと言う。今、4月だよ。

年賀状は母が自分で小物入れに入れたのに。

私、のけぞりそうになる。説明の言葉も出ないよ。


母よ、、

なんのお世話もしてません。

お世話にもなっておりません。笑



また思い込み

2018-04-24 | 2018年
S子(私の友人)に関する思い込みがまた始まった。

私が毎日、S子に朝昼晩と3食弁当を作って届けていると言うのだ。

材料は我が家の冷蔵庫にあるもので。

作ってないよ。届けてもないよ。なんでそう思うの?

と尋ねるが、母は弁当を作って届けていると決めつけてしまう。

去年、耳鳴りが続いたときにS子妄想が起きた。

それが、また起きた。耳鳴りが続いている。そのせいか?

今のところ、去年ほど興奮、激昂しないだけマシか、、


そう思おう

私もふてくされたい

2018-04-21 | 2018年
母が「明日、銀行に通帳記入に行くので一緒に行ってくれ」と言うので、

「歯医者に行くから、歯医者が終わったら一緒に行けるよ。帰って来るまで家で待っていて。」と母に伝えた。

翌朝、再度口頭で言い、ホワイトボードにも書いて母の目につくところに置いて歯医者に行った。

治療が済んで、大急ぎで家に帰ってみると母はいない。

行き先を書いたメモもない。

探しようにも見当がつかないので家で待っていることにした。

以前は携帯電話を持っていたが、耳がだんだん聞こえにくくなったことと、携帯電話が重いと言いだし使わなくなってしまった。

だから、連絡のつけようがない。


しばらくして、母が帰ってきた。

「銀行に行ってきたん?」と聞くと「散歩に行ってきた。」という。

それから、私をなじり始めた。

「一緒に銀行に行ってて言うたら、行ってくれたらいいのに。」

「面倒くさいんやろ。」

「なんで私がお母ちゃんの面倒をみないとあかんねんと思てるんやろ。」などなど。


「行かないとは言ってないよ。歯医者から帰ってきたら一緒に行くって言うたやろ。」「ホワイトボードにも書いて行った。」

と言っても、「そんなん知らん。見てない。」だと、、

年金が入っているから、それが気になって気になって落ち着かない。

だから一緒に行ってと言ってるのに、私が歯医者の予約を優先したのが気に入らないらしい。


さんざん、なじったあげく、「もうええわ。」とふてくされてしまった。

私がふてくされたいわ!

誰もバカになどしてません

2018-04-21 | 2018年
お米を炊こうとハイザーを見たら残り少なそう。

いつも3合炊くので、とりあえず3合のボタンを押す。

3合はあったが、ハイザーの底が見えてる。

注文しなくちゃということで、いつものようにネット画面から注文した。

その前に、母にお米が残り少ないから頼んどくよと声をかけた。

いい年して、米の注文するのになんで親の許しがいるのかなんて思うが、これをしとかないと母がうるさい。

母に一言声かけて注文。冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードに配達日を書いておく。

しばらくして、母がお米がなくなっていると言いだした。

お米は3合炊いたのでなくなったよ。注文したからね。さっきそう言ったよね。ホワイトボードにも書いといたよ。

と言ったが、聞く耳もたず。

自分が見たときは、まだたくさんあったと言い張る。

それじゃ、お米はどこにいったんやろね?

すると母、お決まりのフレーズで「夢、見てたんかな・・」と言う。

自室に戻っていると、母の大きな独り言が聞こえてきた。

「親をバカにして。呆けてると思てバカにしてる。」と。

それから、延々と文句を言い通し、、

何が気に入らないんだよ(# ゚Д゚)


2回目の認定調査

2018-04-18 | 2018年
1回目の認定調査のときは、玄関先で調査をしてもらった。

今回も家の中まで担当者が入ってくることに母は難色を示していたが、部屋の中まで入ってもらった。

姉がいたからか、母は怒りもせず担当者を部屋に招き入れてくれた。

母には、「高齢の人が健康かどうか調べに来るんだ。お母ちゃんは対象者なんだよ。」と説明しておいた。


そして、姉も同席をして介護認定調査が始まった。

季節や日にちなど少々あやふやな部分はあったが、私の印象的には前回の調査時と大差ないように思えた。

調査が終わった後、担当の人を送ってくるからと言って外に出てお話をした。

すると姉も出てきて、昨夜の出来事を話しだした。

ひと通り話をして、今回の認定調査は終了。

どのみち母がディサービスなどに行くとは思えないが、介護認定の更新はしてもいいそうなのでやっといただけだ。


姉、無事に帰宅。