goo blog サービス終了のお知らせ 

酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

大晦日③

2018-12-31 | 2018年
2018年もまもなく終ろうとしている今、なぜに本日3度目の更新などするのだ、私。

だって、さっ、

今年の汚れ、今年のうちにって、

どこかの誰かが言ってなかったかしら

それに倣ったまでのこと


母、久しぶりに入浴すると言いだした

ダメと言う理由もないので「どうぞ」と、、

風呂に入るまで、服を脱いでいる間、それとなく母を見張っていた

何故か、母が自分の大事なものをどこかに隠すだろうと思ったから

入浴後、母の「あれ、あれ、ない」が聞こえてきたがしばらく無視していた

自分で探しだせるならそれにこしたことはないから

だが、探しだせなかったようで、声のボルテージは上がり、あちこち開け閉めする音が大きくなってきた

私はやりたいことがあったので、とっとと母の探し物を見つけ出そうとした

途中で呼ばれて中断するのが嫌だったから

見張っていたおかげで、探し物はすぐに見つけ出せた

これで集中できると思いきや、、

探し物はもう一つあったのだ

カバンがないと言う

わりと大きなカバンなので、すぐに見つかるかと思ったのに見つからない

母、自分の探しているものが何か忘れる

私、思いださせる

母、探しにかかるが見つからない

母、疲れたから明日探すと言いだす

恐らく、母にとって一番大事なものは手元にあるからだろう

私、自室に戻る

静かに時間が過ぎていくまもなく、

母が私を呼ぶ、「○○(私のこと)、カバンがない。探して。」

また、カバン探し

私、やることあるんだけどなあ

カバンは無事に見つかったが、もう2018年終わるやん、、




なんて日だ


大晦日②

2018-12-31 | 2018年
自室でまどろんでいると、母が慌ててやって来た。

母「○○(私のこと)、今日31日やってんな。新聞見てビックリした。」

私、吉本新喜劇じゃないけど、ずっこけそうになった。

母「正月、まだ先やろと思てた。何も買うてないわ。」


ついさっき、冷蔵庫の中を点検して、

母「○○(私のこと)が買うてくれてるから、もう買うものないなあ。」って言ってたのに・・

でも、○○(私のこと)が買ったって言うけど、母も一緒に買い物に行ったのに・・



年越しそばは買ったし、雑煮もok, 諸々の食材も買った。

ただ、おせち料理、重箱に詰めるものをどうするか?

でも母、そんなもんホントにどうでもいいみたい。


だから、重箱に詰めるのはやめて、煮しめもやめて、フツーにしよー・・

で、正月準備終了、キンコンカンコン~♪

じゃなかったんかい、、

おせち料理の用意、

やるんかい

やらんのかい

やるんかい

やらんのかい

やるんかい

やらんのかい

  |
  |
  |
  |
やるんかい

やらんのかい


母、明日はどっち












大晦日

2018-12-31 | 2018年
毎日、お煮しめを作ると言いながら、

大根、ニンジンをテーブルの上に放りだしている母。

スーパーのチラシで手頃な値段のおせち料理を見つけたので、母にこれ買おうかと言うも拒絶された。

『自分が作らなければならない』と思い詰めているのかと思うほど頑なな母。

挙句、作る、作ると言っても何もできあがらずに大根とニンジンの煮物は夕食のおかずになった。

これはもう作る気はないな。

ただ、娘の手前、正月準備に忙しい母の姿を見せつけたいだけなんだ。


形だけのお節料理でいいなら、さっさと市販のものを買えばいいのに

少人数用のものも売っているしね

私が先走って進めたら母は怒るだろうし、かといって忙しい思いをすれば何もしないと決めつけている娘への怒りがわくだろうし、辟易するわ。

重箱に詰めるものはかまぼこ以外ないという状況だけど、もうどうでもいいや、、

母娘二人だけのお正月だもの、形も要らないや、、

昨日、久しぶりにS子妄想がでた。

姉への不満とS子妄想、お正月は鳴りを潜めてくれ~



このブログを読んでくださっている皆さま
よいお年を!!






カウントダウン

2018-12-29 | 2018年
母、新年を迎える準備をしなければならないと悲壮感を漂わせ落ち着かない。

毎日、何度も繰り返し喋っている。

母「おせち料理は形だけでいいな。」

母「煮しめ作る用意せな。」

母「買い物に行かなあかん。」

で、毎日買い物に行くけど、スーパーにつくと値段の高さにおののいて買わず。

父が亡くなってからはおせち料理もほんの形だけ、、

そのうち手作りするものはごくわずかなもので、ほとんど市販のもので済ませてきた。

去年の正月準備は、最終的に私一人でスーパーに買いだしに行って終わらせたけど、

今年は、母が元気なもんで仕切っている。

それなら必要なものをメモ書きにしておけば買い物も楽だろうにと思うのだけど、

そうなると何を買っていいのか分からないみたい。

スーパーに行ってから考えるという、出たとこ勝負。

で、母の目に留まり、母が手にする食材は定番の大根、こんにゃく、厚揚げといったおでん種。

3日ががりでやっと食べ終えたばかりなのに、またか、、

そのまま魚売り場に母を誘導していくが、正月用として買ったのは紅白のかまぼこだけ。

母、もしかしておせち料理に関心ない?


なので2017年の年末はどうだったのかブログを見てみると、

古くはないけど 2017-12-30

廃止か存続か 2017-12-28


たいして変化がなかった。

ただ、今年は年越しそばも必要ないみたい、、

うどんじゃあかんのかなんて言ってる、、


いよいよ、我が家からおせち料理と年越しそばは消滅するのか・・・


のどかな会話

2018-12-24 | 2018年
母、自分の年齢があやふや。

自分は何歳や、何歳やと私に聞いてくる。

そのたびに87歳だと教えてあげる…が、すぐに忘れる。

そう思っていたら、

母、自分で計算して出した年齢と違うと言う。

自分の計算では、83歳になるらしい。

生まれ年は覚えていたけど、その生まれ年なら83歳ではない。

先日、血圧の方の内科に行ったときは、
待ち合い室で自分の年齢を90前だと言ってたけどなあ・・・


母「おばあちゃん(母の母、私にとっては祖母)がしたことやからわからんで。」と言いだす。

祖母が、役所に虚偽の出生届を出したとでも言うのか、、、

ほんとは83歳なのに戸籍上では87歳だなんて、
そんなことがあるとは思えないよ、私には・・・


母「ふん、ほなそのままでいいわ。」

なにが、「そのままでいいわ。」やねん、笑笑笑



母「★子(長女)は80か、70か、、」

私「親が80代やのに、子どもも80代か(笑) 母、何歳で★子生んだんや(笑)」

母も笑いながら「そやな。80ってことはないなあ。」


ベランダの簾の位置が気に入らなくて、一日に何度も脚立に乗って直している母。

まっこと元気ですわ。




たいしたことじゃないけど、ブログ更新

2018-12-21 | 2018年
このところの母、激しく興奮、激昂することもなく穏やかで、

たまに電話をかけてくる姉ですら普通の人みたいと言うくらい、、

スーパーへの買い物も片道15分足らずなら疲れたと言いながらも行けるくらい体力がある。

その母がしょっちゅう話題にするのが、他府県に住んでいる姉(母にとっては長女★子)のこと。

買い物に行く道中では、その話題は必ず出てくる。

母「★子はぜんぜん電話してこないなぁ。」

母「赤ちゃんが生まれたから、そっちに気がいってんのか。」

母「大金をあげたのに電話もよこさんし、赤ちゃんの写真も送ってこない(怒)」

母「あかんわ。★子はあかん。」

確かに、ごくごくまれにしか★子からの電話はないし、

母がけっこうなお金を★子にあげたのは事実、、

あれやこれや忘れるのに、★子に大金を贈ったことは忘れない母。

長女★子を頼りにしているんだろうなと思う。

★子は自分の生活と自分の娘と孫とのことでいっぱいいっぱいで、母に電話をかける時間もないらしい、、

ただ、★子がたまに電話をかけてきても母はすぐに忘れてしまうけどね。

母は赤ちゃん赤ちゃんと言っているが、母にとってはひ孫で、

来年には4歳になる。けど、母にはいつまでも赤ちゃんのままなんだろうなあ、、

名前も忘れてるようだし、写真は一度送ってきたけど見当たらない。

そのうち出てくると思うけど、その時には今の不満も忘れてるんじゃないないかな、、

ラインで送ってくるのを見せても、ちゃんとした写真でないからダメだと言う。

母「★子は一人暮らしか。」

母「みんな一緒に暮らしてんのか。」

母「息子(姉の息子のこと)は何してるんや。」

そんなに私に質問攻めされても困る。姉のこと、姉の家族のことはよく知らない。

年齢が少し離れているからか、子供の頃から姉との接点はあまりないんだ。

実際のところどんな生活しているのか知らないし、姉も妹の私には話さない。

母のことがあるから、姉と連絡を密にしたいと思っても、そう思ったのは私の方だけみたいだし、、、


いくつになっても子どもは子ども。母は★子に怒りながらも心配をしている。

私は母にも姉にも冷ややかだ。





順調です。

2018-12-14 | 2018年
脳神経内科受診日。

母「なんで行かなあかんねん。」

母「嫌やー。」

母「どこが悪いねん。」

母「○○(私のこと)、気がふれたみたいなこと言うたんやろ。」

母「あちこち病院、連れまわして。」

母「病院は儲けようとして病気作りよるんや。」

母「○○(私のこと)はお医者さんの言いなりになって・・」

かなりの愚図り、、

でも前回の通院時もけっこう愚図ってたのを、自分のブログを読み返してみて分かった。

喉元過ぎれば熱さを忘れるか、、

通院時の母の愚図り方を忘れるなんて、私、大丈夫か、、



耳鳴りなのか頭鳴りなのか母の言い方ではよくわからないけど

兎に角それが続いているのは認知症の貼り薬のせいやということで

母、先生に「薬をやめます。」ときっぱり言うと息巻いていた。

そのせいか、外出の支度はスムーズに事が進んでいって良かった(笑)

診察室にて、

先生から「調子はどうですか。」と聞かれた母、

「どこも悪くないです。だんだんもの忘れが多くなってますけど。」

「読書してるんです。読んでも頭に残らないですけど。」

家で息巻いてたことは言わんのか、、忘れてるわな。

だから私も言わない、、寝た子を起こすようなことは言わない。起きないやろけどね、、


先生「本を読むのは良いことですよ。どんどん読んでください。」(実際は、読書なんてしてないけどね。私は黙ってますよ。)

私に向かって、先生「(お母さんの調子は)どうですか?」

私「酷い状態になることはありません。順調です。」

何が順調なのか、言った後で思わず笑ってしまったが、妄想はあっても興奮、激昂することはないという意味で順調です。







誰が忍んで来るのか・・

2018-12-06 | 2018年
母、絶賛妄想中、、

毎度お馴染みS子(私の友人)が来て、部屋の模様替えをしている、勝手に物を動かしている、あれがなくなったとかとか・・

何かの違和感を感じるからそう言うのだろうけど、あまりに頻繁だと環境を変えたほうがいいんじゃないかと本気で考えてしまう。

先日の深夜、急に大声を出して「なんで、こんなことするんや。」と言いながら部屋を移動していた。

タンス置き場になっている部屋に行き、洋服ダンスや和ダンスを開けたり閉めたりする音が私の部屋まで聞こえてくる。

S子の仕業と決めつけての怒りをぶちまけながら、物入れから下駄箱から開けてる音がする。

「なんで、こんなに靴があるねん。」

「一緒に住んでるんか。」

怒気を含んだ声が部屋まで聞こえてくる。

母の様子を見に行こうかと思ったけれど、火に油を注ぐようなことになっても困る。

そう思い、静観することにした。

翌朝、寝不足でしんどうそうな母。

「夜中に人を家に入れんといてや。気になって眠れない。」と母は訴えるが、そんな夜這いみたいなことする人は私の身辺にはいないよ、、

「そんな友だちはいない。」って母に言うと、「そんなムキになって言うから余計に思うんや。」と言う。

母の耳が遠くなって、近くで喋っても「えっ、えっ。」って聞きなおすから、ついつい大きな声になってしまう。

それがムキになって言ってるととられるとなあ、、


テレビでお天気痛なるものの特集をしていた。

気圧の変化で偏頭痛がおきたり、肩や首に不調が出たり、体調悪化したりするという。

母の妄想が激しくなるのと気圧の変化も関係あるかしら、、

趣味の時間が削られた~

2018-12-02 | 2018年
母のテレビ用のイヤホンがまだ手に入らない。

仕方がないから、今晩も私の携帯電話用のイヤホンを使ってもらうことにした。

母の布団を敷き、寝る体制にして、イヤホンの説明。

テレビ用のイヤホンを母の耳に入れて、聞こえないことを確認。

ついで、携帯電話用のイヤホンを母の片耳のみ装着して聞こえることを確認。

新しいイヤホンを手に入れるまで、私の携帯電話用のイヤホンを使うことを説明。

壊れたイヤホンを母の目に触れさせておくと、どんな誤解が生じるか分からないから、そのイヤホンは私の部屋にて保管することにした。

母は静かにテレビを観ている。これにて1件落着と思いきや、、

母「イヤホン、どこやった。」

母「これなんや。こんな長いの。使いにくい。」と少々お怒りモード。

私、壊れたイヤホンを持って、母の部屋に行った。

母「これがいいのに。こんなん買うてきて。」

私「それ、壊れてるよ。テレビの音、聞こえないから。」

母に壊れたほうのイヤホンをするように促した。

母「・・・あっ・・・」

私「聞こえる?聞こえたん?」

母「昨日は使ってたのになんでや。」

私「壊れることもあるやん。だから、新しいイヤホンを買うまでこれ(私の携帯電話用のイヤホン)使ってて。」

母、イヤホンが壊れていることに納得がいかないみたいだけどイヤホンは壊れてんねん。

母は携帯電話用のイヤホンのコードが長いのが気に入らないし、両耳分あるしで気に入らない。

そのままだとテレビまで届かないので、途中でコードを継ぎ足したから少々長い。

、、が、無いよりはマシだろう。それでテレビの音は聞こえるんだから、

ブツブツ文句を言うな、、


心の中でブツブツ思いながら、イヤホンを変えた理由を3度ほど説明。

何回話しても、母には?らしい。

なにが分からんねん。。



両耳あるとややこしいので、片方をセロテープでぐるぐるコードにまきつけてやった。

これで見た目はずっと使っていた壊れたイヤホンと同じだ。

母、トイレに行く途中でも「なんでこんなん買うてきたんや。」と文句垂れ、、

新しいイヤホンがくるまで私の携帯電話用のイヤホン使っててな。

私の携帯電話用のイヤホンやで、

私の携帯電話用のイヤホンやで、

何回言ったことか、、

めんどくさいだと…

2018-12-01 | 2018年
またまた、姉に通帳と印鑑渡したから返してもらってくれと言い出した。

私が言わないといけないのか?

返してほしいという手紙を書いたらと言うと、

めんどくさいからあんた言ってだと…

私だって厭だ!

さっさと母から退散、、しばしほったらかし、、

母、部屋にきた。

ごしょごしょ何か言ってる

なんや❗

イヤホンが聞こえへンと言う。

ホンマか❗確認したらほんとだった。

あれこれいじってみたけど聞こえない。

母、イヤホンなしでテレビ観るから良いと言う…が…

夜、辺りが静かになると家のテレビの音の大きさが気になる。

私にはうるさすぎる、音量30以上だもの‼

押し入れで仕切られただけの部屋では隣の音は騒音になる。

一時しのぎに携帯電話用のイヤホンに繋ぎコード足して、長くしてみた。

テレビに装着。

そして、母の片耳だけに差すと、ok 。

これで静かに夜を過ごせる。

母、通帳のことを思いだすなよ