goo blog サービス終了のお知らせ 

酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

あれから

2019-04-24 | 2019年
認知症の薬、貼り付け薬「リバスタッチ」を13.5mgにし、

頭が活性化しすぎたら9mgに戻すことを条件に増量して、かれこれ2週間。

母の頭はクリアにはならず、相変わらずの妄想モード。

たまに大爆発を起こすことは薬の増量前と同じ。

頭がクリアになり、妄想がマシになることを目指しての増量だったが、効果ありとはまだいえない。


認知症の薬にはアクセル系とブレーキ系があるという。

アリセプトやリバスタッチはアクセル系の薬で頭を活性化させる作用がある。

メマリーはブレーキ系の薬で穏やかにさせる作用がある。

レミニールはアクセルとブレーキを併せ持つ薬だとか。


母はレミニール➡アリセプト➡リバスタッチときて、妄想により怒り、激昂が激しいときに追加でメマリーが処方された。

しかし、レミニールは朝夕服用することがネックになり断念、アリセプトは頭が活性化しすぎたため断念、

そして夜、背中に貼るだけで済むリバスタッチで落ち着いた。

アクセル系とブレーキ系の薬の調整が上手くいけば、興奮、激昂もマシになるのだろうけど、

メマリーも飲み薬ということで、2日目で拒絶。

拒絶するときの険しい顔はトラウマになりそうなくらいにキツイ。

いつも診察室で、先生の説明を聞き、母自身も薬の変更に同意するのだが薬局につくころにはすっかり忘れてしまっている。

そして、何の説明もない、なんで直接私に言わないんだと怒りをぶつけてくる。




リバスタッチの維持量は18mgだが、母には頭が活性化しすぎることを懸念して、9mgを維持量として処方されている。

今回は、9mg+4.5mg=13.5mgという形で増量された。

アリセプトの二の舞になれば、9mgに減量する。


その次は・・・








風呂に入る?

2019-04-19 | 2019年
一昨日、母が入浴した。

いつぶりのことか、ブログ内検索してみると2018年大晦日に入浴したという記事があった。

それ以来の入浴か? ひゃあ~!ばっちい婆さん。

よく臭くなかったこと。

いやいや私の鼻ができそこないで臭いを感じなかっただけで、世間は臭い婆さんだと思っていたかもしれないが、、


認知症の薬を貼りかえるときに、背中からうなじなどは熱いタオルで拭いてあげることはできた。

そのたび臭くないやろ、臭くないやろと先制攻撃を仕掛けてくる。

「くさい。」なんて言ったらしばかれそうな勢いだもん、「くさくない。」って言うしかないやん(笑)

でも、鼻先を母の背中にくっつけてみても臭くなかったから、やはり私の鼻は鈍感仕様かもしれない。


今日もお風呂に入ると言いだした。

長いこと、風呂に入ってないからなんて言うが、一昨日入ったよなんてことを母には言わない。

どうせ入らないだろうと思っていたら、

「どこにも出かけてないから汗もかいてなし入らんでもいいな。」と。

出かけましたけどね、なんてことも言わない。


入浴するのも体力いるから疲れるんだろうな、と思う。

この次、母はいつ入浴するんだろうか、、

母「風呂に入らんでも死にゃせんわ。」


ごもっとも・・・











貼り付け薬増量

2019-04-12 | 2019年
母の血圧を診てくださっている内科の先生(仮にA先生としときます)に、こちらで認知症の薬をだしてもらうことはできないかと相談した。

母が脳神経内科に行くのを嫌がるから。長年通院しているA先生のところなら、母の通院嫌々もマシになるんじゃなかろうかと考えたから。



(先生が嫌いという訳ではない。通院する理由に納得がいってないからが大きな原因だと思う。)
脳神経内科に行くにはバスに乗らないと行けない、A先生のところなら歩いて行ける、そんなことも関係しているようだ。


脳神経内科の先生、つまり母の認知症の主治医(仮にB先生としときます)がOKしてくれたらの話ですけど、、

妄想全開、頻繁に怒り爆発の活火山状態ですけど、、

そういう状況ですけど、A先生、どうでしょう?

A先生「今の状況なら専門のB先生の方が良いでしょう。お母さんが落ち着いていたら、こちらで処方できないことはないけど。状態に応じた薬の調整は専門医の方が良いですね。」

ごもっともです。

でも、相談にかこつけた、愚痴のような話も親身になって聞いてもらえて気持ちが軽くなった。

A先生、ありがとう、、、

この日から、どういうわけか母の妄想爆発が下火になった。休火山のような、、


脳神経内科の受診日前日。

母が珍しくカレンダーを見て、「明日は病院やな。お風呂に入ろか。」と言いだした。

おっ、いつもの愚図りがない、と、ちょっとホッとしていたら、

夜遅く「いややぁ~。なんで行かなあかんねん。どこも悪くないのに~。」と喚き出した。

私、もう自室で寝っ転がってたから、無視。


脳神経内科受診日。

母、愚図ることなく病院に行くことに同意したが、出かける時間が近くなってから「しんどいから行かれへん。」と言いだした。

仕方がないから、母を置いて私だけB先生の元に行くことにした。

B先生に、母の妄想時の活火山状況と休火山状態の話をしたら、リバスタッチを増量してみようという話になった。

私「増量したら、頭が活性化しすぎませんか?」

B先生「その可能性もあるが、活性化することで妄想が改善される可能性もあるよ。」と。

それならばということで、増量することに同意した。

ダメなら、元の量に戻せばいいだけだから。

頭が少しクリアになって妄想が減って、私への風当たりが少なくなって、私のストレスも軽減されることを期待しよう。










鏡の怪

2019-04-08 | 2019年
母、洗面所の鏡が変わっていると突然言いだした。

上半身が見れる縦長の鏡がかかっていたのに楕円形の鏡に変わっているという。

私「ずっとこの鏡やで。」

母「違う。こんなん違う。これくらいの鏡や。」

母、鏡の大きさと長さを手で示して、怒りに満ちた顔で言う。

母「誰が持って行ったんや(怒)。下のオバはんか(怒)」

母「あんた、家にずっとおって分からんかったんか。」

私「うちはこの鏡しか知らんで。」

母、激怒・・・

母「あんた、親が言うてるのになんや。」

そういうと、洗面所にある物を手当たり次第に投げ始めた。

母「これなんや。こんなもん、なかったやろ(怒)」

洗面所には小型の扇風機がつけてある。

母が自分で取り付けたものだ。

それを見て、こんなもんなかったと激怒している。

下のオバはんが自分の好きなように、人の家を変えていると言う。

鏡と扇風機まで投げるつもりかと身構えていたが、紐で固く結ばれているのをほどけなくて投げるのは止まった。

家の物品を勝手に変えられていることに全く気がつかない私に対して、

ひとしきり罵詈雑言を浴びせて気が済んだのかその夜は終わった。




4月ですね

2019-04-01 | 2019年
しばらくブログから遠ざかっていた間にgooブログが模様替えしていた。

画面を開いて驚いた。

理解するのに、しばし時間を要す、私も年か、、


母の状態はほとんど変わらず。

妄想は相変らず、元気に爆発させてくれている、

これ、受け入れているわけじゃないよ

母の妄想が全開、爆発すると、

私のイライラもMAX、怒りに火がつくのが早くなった

いまに母のこと、突き飛ばしたり、殴ってしまうんじゃないかと思ってる

でも、それでもいいと思ってる

それで自分が老人虐待で捕まってもいいと思ってる

それで母と離れられるなら、

そう思ってる


何年も親を介護されている方々からみれば、まだ2年ほどの経験しかないが・・

介護といっても、母は見の周りのことはほとんど自分でできる

私は介護も介助もしていない

悩ましいのは、母の妄想、、決めつけ、思い込み、

逃げだしたくなる、捨てたくなる、、


妖精がでてきて、楽しくお喋りしたの、お茶だしてあげて、おやつ一緒に食べてなんて妄想だったら、

そう、楽しかったんやね~なんて、私も優しく話を合わせることは出来るだろう

でも、母の妄想は、母の妄想から出る言葉は受け入れがたい


エイプリルフールですけど、この記事ウソじゃないですよ、、