午前中、母と一緒に食料品やら日用品の買いだしに行った。
我が家は車がない、ショッピングカートもないので、母はリュックを背負っていく。
その姿は、まるで戦時中の買いだしのように思えてしまうのだけれど、
母は荷物を持つより背負うほうがいいそうだ。
重いものは全部自分が背負うと言うのだが、少しヒヤヒヤしてしまう。
買い物から帰って、昼ごはん。今日のメニューはきつねうどんだ。
うすあげに味付けをしたのは母自身。母の味付けは薄味だ。
「いただきます。」で食べ始めたのだが、母は自分が味付けをしたことを忘れていて
私が味付けをしたと思い込んでいた。
「このくらいの薄味がちょうど良いなぁ。」と、私のことを嬉しそうに見つめる母。
『母よ、味付けは母が自分でしたんだよ。』
なんてことは言わないで、黙って母の褒め言葉をいただいておいた。
夕食時、「今日はどこにも出かけなかったから、お腹が空いていない」と言いだした。
私は一瞬返答に困ってしまい、黙っていた。
少し間があって、母が「出かけたか?」と聞いてきたので、
「買い物に出かけたよ。」と答えたけれど、私の答えを信用しただろうか・・
我が家は車がない、ショッピングカートもないので、母はリュックを背負っていく。
その姿は、まるで戦時中の買いだしのように思えてしまうのだけれど、
母は荷物を持つより背負うほうがいいそうだ。
重いものは全部自分が背負うと言うのだが、少しヒヤヒヤしてしまう。
買い物から帰って、昼ごはん。今日のメニューはきつねうどんだ。
うすあげに味付けをしたのは母自身。母の味付けは薄味だ。
「いただきます。」で食べ始めたのだが、母は自分が味付けをしたことを忘れていて
私が味付けをしたと思い込んでいた。
「このくらいの薄味がちょうど良いなぁ。」と、私のことを嬉しそうに見つめる母。
『母よ、味付けは母が自分でしたんだよ。』
なんてことは言わないで、黙って母の褒め言葉をいただいておいた。
夕食時、「今日はどこにも出かけなかったから、お腹が空いていない」と言いだした。
私は一瞬返答に困ってしまい、黙っていた。
少し間があって、母が「出かけたか?」と聞いてきたので、
「買い物に出かけたよ。」と答えたけれど、私の答えを信用しただろうか・・