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酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

きょう

2018-08-21 | 2018年
昨日、通帳記入に行くと言いだすかなと思っていたら全くそんな話をしなかった母。

私の方から気を配って「通帳記入に一緒に行こうか。」なんて言うと、お金への執着心の強い母を刺激してしまう恐れがあるから言わなかった。

「なんでや。お母ちゃんのお金が気になるんか。」なんて言われて、いろいろ面倒な妄想に巻き込まれそうだから、、

今日、「通帳記入に行きたいから一緒に駅前まで行ってくれ。」と言う。

台風が近づいてきてるから食材の買い置きもしたいと言う。

それで、通帳記入をしてから買い物をするという段取りになった。

だが、駅までの道を歩いているうちに、通帳記入をしに駅前に向かっているという目的を忘れてしまった母。

まるで私が母をそそのかして銀行まで連れて行こうとしているようなことを言いだした。

家を出る前も、「○○(私のこと)がお金を出す、出すって言うて焦らすから頭がボーっとするんや。」とキレられていたので、母への怒りで私の心はいっぱいになった。

通帳記入には行かないと言うので、ほんの少し歩いたところにあるスーパーで買い物をすることにした。

台風対策の食材の買い置きのことも忘れているとは思ったけれど、さりげなく声かけしてみたが「要らん」というそっけない言葉が返ってきただけ。

私は自分用の食パンとヨーグルトだけ買おう、あとの食材は母の買いたいものを買えばいいやと投げやりな態度で母の買うものを見ていた。

母の買ったもの、こんにゃくと厚揚げ、バナナ、惣菜、etc

いつもなら私は重い食材を母より早く私のエコバックに入れて、軽いものだけレジかごに残すようにするんだけど、その前からの怒りを引き摺っていたのでボーっと突っ立ていた。

母、いつも「重いものは自分が持つ。」「自分が持つ。」って言い張るから、

そう言い張りながらきまって帰り道は「なに買ったんや、二人やのに毎日買い物に行って、こんないっぱい買わなあかんのか。」ってキレる。

今日はほっといた。母、重い食材もそれ以外の食材も自分のリュックに詰め込んでいた。母のリュック、けっこう重そう。知るか、、、

リュックに入り切らないものだけ、私のエコバックに入れた。

ATMはすぐそこ。一応、母に「通帳記入はしないんやね。」と聞いてみた。母「慌てて、せんでもええ。」と言うので帰ることにした。

帰り道、出た出た月が・・じゃなくて、母のキレキレの言葉。いつもの文句。「なに買ったんや、二人やのに毎日買い物に行って、こんないっぱい買わなあかんのか。」

母と一緒の買い物は久しぶりだ。そして、毎日買いだしはしていない。





笑って済まそう

2018-08-19 | 2018年
このところ幾分涼しさを感じる日が続いたせいか、母の活動量が増えてきた。

そのせいか外出したい気分も増してきたみたい。

銀行に通帳記入をするのに一緒に行ってくれと言いだす。

母は元気に外に出て歩きたいのだろうが、

あいにく私の方は調子がいまいちなので、買い物に行かなくてもいいように食材は買い置きしておいた。

今日は休養日、、そう決めていただけに母の依頼を受ける気にはならなかった。

だから、「今日は日曜日だよ」、そう言って母に銀行に行くことを諦めさせた。

母が何度も「銀行に通帳記入に行かなあかんねん。」というたび、「今日は日曜日だから明日にしよう。」と言って銀行に行くことを諦めさせた。

母、銀行に行くことは諦めたが、それでも外出したい気分満々。

「近所に散歩してきたら。」と勧めると「買い物に行って来る。」と言う。

「帽子は被ったほうがいいか。」

「私の日傘はどれや。」

「リュックがない。」

出かける前のせわしないこと、、

水分補給のための水筒をリュックにいれてあげて送り出した。

1時間半後、よく行くスーパーとドラッグストアに行って買い物し機嫌よくご帰還あそばした。

昼食後、母はカバンやら財布やらの整理をしていたみたい。

私は自室でのんびり、舞台のライブ配信を観ていた。

すると、手にレシートを持って母が部屋にやってきた。

そのレシートは、きょう母が買い物に行ったスーパーとドラッグストアのもの。

母「こんなもんが財布に入っていた。今日、行ったんか?」と、、、

私「母ひとりで行ってきたやろ。」

母「ハハハ、覚えてないわ。」だって、、

母「よう忘れるわ、ハハハ。」と笑ってる。

笑ってる場合か、とツッコミ入れてもしょうがないんで、うやむやな対応してたら部屋から出て行った。

笑えるって、母の余裕か、、








お盆は終わったか、、

2018-08-16 | 2018年
何が気に入らなかったのか、急に血圧の薬を全部テーブルの上に置いておけと言いだした。

私「それはできないよ。」

私「朝、母の朝食後に渡すからそれでいいやろ。」と言うと、

母、怒り爆発・・

母「そんなことするから、頭がどんどん変になるんや。」

母「間違えたこともないのに薬、取り上げて。ええかげんにせえよ。」

母「ちゃんと飲んでるやろ。緑の薬箱から出して、朝と昼と飲んでるのに。」

母の怒りのボルテージは上がっていく。

母の言ってることは間違いだらけ、、、

毎朝、私が緑色の小さなケースに血圧の薬を入れている。

母は服用したら、薬の空袋をその緑色のケースに入れておく。

それで、血圧の薬をのんだかどうか母自身も分かるようにしてある。

それでも、のんだかどうか私に尋ねるくらいなのに、、

母、薬の管理はダメダメダメ子ちゃん。

朝と昼、服用する薬なんてない。

朝1錠、血圧の薬を服用するだけ、それができなくなって私が薬を預かることになったのに。

母「ご飯の支度だってできるのに。あんたがお母ちゃんを悪くしてるんや。」

母「もうあんたの顔を見たくないわ。」

母「お医者さんの言いなりになって、お母ちゃんのことバカにして。」


母、布団に寝そべりながら延々と言い続けていた。



もしもの話は好きじゃない

2018-08-10 | 2018年
母の妄想は幾分下火ながら続いていて、ときに朝っぱらから妄想の世界につき合わされる。

母「○○(私のこと)、友だち来たら言うてや。知らん間に挨拶もなしに家に来てるのは嫌やから。」

その思うのは当然だ。

挨拶もなしに家に上がり込んで娘の部屋にいるのは気分のいいものじゃないよね。

私「もしも友だちが来たら、母に挨拶するように言うわな。」と答えておいた。

もしも友だちが来たらな、と「もしも~」を強調していったんだけどね。


その日の買い物で・・

久しぶりにビール6缶買って冷蔵庫に入れた。

それを見つけた母は「誰か来るんか、誰か来るんやろ、s子やろ。」と。

私は普段お酒を飲まないが、たまに飲みたくなることがある。

ちょうどディスカウントストアで特価で売り出してたこともあって、久しぶりに買ったのだ。

私はDVD観ながらビール飲もうっと心ウキウキだったのだが、母の妄想に火がついた。

母はビールを見るたびに、ため息をつく。

「はぁ~。なんやこれは。○○(私のこと)、お酒飲むんか。」

「なんでそんな子になったんや。s子と付き合うからか。」

母は、お酒を飲む子は不良の子みたいな言い方を繰り返す。

以前は夕食時に母も一緒によく飲んでいたのに、、、

母「S子来るんやろ。夜中に来るんか。一緒に飲むんやろ。」と決めつけている。

私「夜中に来ないよ。一緒に飲まないよ。」

母、私の返事は聞いてない。




かかりつけ内科(血圧)の診察日

2018-08-06 | 2018年
かかりつけ内科(血圧)の診察日。


前回の診察日、母は行かなかった。歩いて、ほんの5分ほどのところにあるんだけどあまりの暑さで行かず。

私だけ行って、母の分と私の分の薬をだしてもらってきた。

そのとき、先生から「次回は定期検査をします。お母さんもですよ。」と言われていた。

次回の診察日も暑いだろうなあ、母行くかな。

待つこともしんどいらしく、よく文句垂れしてるしなあ。。

なんて、思いながらもカレンダーには診察、検査と書いておいた。

診察日当日、朝から暑かったけど、母は診察&検査を受ける気でいてくれてた。

そして、さっさと出かける用意をし、一番乗りで待つ気満々の母。

あれがない、これがないと言わないで玄関を出れたのは上出来じゃないか、と密かに思った私。

いざ、かかりつけ内科へ参る・・・

のはずが、玄関ドアを閉めるときに「鍵がない。」と言いだした。

家の鍵は私も持っているが、母は二人で出かけるときは必ず自ら鍵を閉めたがる。

その鍵がないと言う・・

この間は首からぶら下げていたじゃないか、どこにやったんだと思いつつ、家の中に入りカバンの中を再点検したらあった。

気を取り直して、いざ出陣・・

血液検査、尿検査、心電図検査といつもの定期検査を滞りなく終えた。

先生と母との問診では私も同席するが・・

先生「エアコンはつけていますか?」

母「はい。つけてません。暑くないから大丈夫です。」と答えて、先生をビックリさせていた。

先生が私の方を見て、「つけてないんですか。」

私「つけてます。朝早くから1日ずっとつけてます。」

そして尿検査、心電図検査の説明があり2人とも異常なし。血液検査の結果は外部機関で判定するため後日。

それから先生は、暑い時期を過ごすうえでの諸注意をお話されていた。

母はその間ずっと「この子(私のこと)のことが心配で。何もなかったんですか。良かった。」というようなことを繰り返し言っていた。

先生と私は、母の終わらない話に相槌をうちながら別の話をしていた。









鍵っ子か

2018-08-03 | 2018年
先日、久しぶりに友人と会った。

友人S子、母の妄想対象になっている人物だが、、

その日は午前中に買いものを済ませ、母と一緒に昼食を食べた。

母には昼食後、s子に会いに出かけることを伝えた。母、特に何も言わなかった。

夕ご飯のおかずを作る母を見届けて、後ろ髪を引かれることもなく迎えに来てくれた友人の車に乗り込んだ。

いつもはホワイトボードに買いものに行くとか、歯医者に行くとか、友人と会うとか書いておくのだけど、その日は書かないで口頭だけで済ませた。

会うといってもほんの3時間足らずのことなので書置きを残していかなかった。

s子に去年もs子妄想がでたけど、またS子妄想が盛んになってきたことを話した。

するとS子は、母が口にするs子と実際のs子は同じ人物なのかという。

それは私も分からない。

s子妄想が出ているときの母は、s子と付き合うのはやめろとか、s子には到底言えない悪口まで言いだすことがある。

それが、s子に会うよと言っても怒りもせず、下の階に行くのかとも言わなかった。 

妄想ではs子は我が家の下の階に引っ越してきてることになってる、何度もそう言う。

そのたびに、私は下の階にs子はいないと言うのだけど信用している風ではない。

母はs子に悪感情を持っている。なのに、S子に会うと言っても何も言わなかった。

何も言わなかったことが、母の感情なのかな、、どうだろう、、

S子と私、どちらも「うーん。分からん。」

S子に母と会ってみると聞くと、「うーん。」

私も「うーん。怖いやろ。怖いなあ。」


しかし、久しぶりの友人とのお喋りは楽しかった。

良い気晴らしができた。

家に帰ると、母が首から家の鍵をぶら下げていた。

「鍵、ぶら下げてどうしたん。」と尋ねると、私の帰って来るのを待って「家を出たり入ったりしてた。」と言う。

退屈だったんやね、母、、、




夜が明けてからでもいいんじゃない

2018-07-31 | 2018年
連日の猛暑で体がガタついてきた。

何とか乗り切ろうと早寝をした夜、

私の寝室にまで聞こえてくるくらいの母の話声で目が覚めた。

時計を見ると午前3時すぎ、、

母がベランダで簾を動かしていた。

台風が近づいてきていたので、物干しざおと簾を外しておいた。

台風通過後も、まだ風が強かったので簾はしないままだったのだが深夜になって気になってしまったみたい、、

簾は日差し除けと同時に、前に建っている家からの視線を遮ってくれるものなので母にはとても大事なもの。

その簾を外したあと、まだつけてないことや誰かを家に入れているという私への不満を言いながら深夜のベランダに母がいた。

しばし、様子を見ていたけど簾を持ってウロウロしているだけだったから放っておいた。

しばらくして母も部屋に戻り静かになった。


せっかくエネルギーチャージしようと思って早寝したのになあ、、、

睡眠不十分だわ、、、










エネルギーチャージ、間に合うかしら 7月26日のこと

2018-07-28 | 2018年
母、朝からずっと通帳を見続けている。

後期高齢者医療保険の保険料が毎月、銀行から引き落としされているがそれが気になってしょうがないらしい。

何度も私を呼んでは、これはなんやと尋ねる。

そのたびに、健康保険料で毎月役所に納めるようになってるやろと話す。

後期高齢医療の保険料は本来なら年金から天引きされるもの。

でも希望すると金融機関からの引き落としでもいいそうで、母は銀行引き落としのほうを選んだのだ。

その会話を繰り返しているうちに、

「▼▼銀行はアカンな。他所の銀行に変えよか。」と言いだした。

なにがアカンのか分からないが、兎に角アカンそうだ、、、

しかし、今から▼▼銀行に行くって言ったら面倒だなと思いつつ、

「変えるってどこに変えるん。母の知ってる銀行はどこ。」って聞いたら、その話は消滅した。

その日の母は通帳を見続けることで忙しいらしく、

「晩のおかずを作ってくれるか。」と言うので承知した。

一応、晩のおかずは×××と※※※でいいかと確認をし、作るにはまだ早いので自室でのんびりしていた。

すると母、「晩のおかずを作ってくれるか。」と言ってきた。

「わかった。おかずは×××と※※※でいいな。」と答えると、「充分。充分。」との返事。

そろそろ作ろうかと台所に行き、おかずを作りだすと、

「たくさん作って、誰か食べに来るんか。」と言いだした。

そして大きな溜め息をついて、「落ち着かへんわ。」と暗く沈んだ声で言う母。



母に、生気を奪われる気がしてゾッとするよ~










雑記

2018-07-25 | 2018年
まだ私が20代だった頃、転職をした。

新しい勤務先は「⚪⚪会社⚪⚪支店」

両親にその事を報告し、しばらくして実家に行くと、

亡父が「電話帳には⚪⚪出張所と書いてある。」と言う。

私が「出張所じゃないよ。支店やよ。」と言っても、

電話帳には出張所と書いてあると言い、

その会社に採用され、働いている私の言うことが間違っているかのように言う。

電話帳には⚪⚪出張所と掲載してあったが、それは古い電話帳で、

ある時期に出張所から支店に格上げされたんだろう。

私は出張所から支店に格上げされてから採用されたので、

会社のそんな細かい部分までは知らない。


娘のことを心配する親心から、自分たちが出来る限りの力で

娘の新しい勤務先のことを調べたんだろうと思うけど、

だったら、もっとちゃんと調べて欲しかったなあ。

娘の言うことを信じて欲しかったなあ。

そして、再就職を祝って欲しかったなあ。




私の心に母への愛はあるのだろうか・・

2018-07-24 | 2018年
突然、物入れの整理、点検を始めた母。

2台ある電気ストーブを見つけて、「こんな何台も買ったんか。1台あったら十分やろう。」と怒りだした。

台所用と私の部屋用のストーブだよと話をするが怒りは収まらないので、

しばらくその場を離れていると、「○○(私のこと)、来なさい。」と怒鳴り声。

物入れの中には昔、景品で当たったり、貰ったりして使わずじまいの雑貨品も入れてあった。

それらを1つ1つ放りだしては「こんなもんばっかり買って。よく金があったな。」と毒づく。

「10年も前に、景品でもらったもんやで。」と説明しても聞く耳はもたない。

放り出されたものを自室に持っていこうとしたら、「自分の部屋に持って行ったらいいというもんやない。」と怒鳴る。

そして、

「あんた、いいように友だちに利用されてるんやで。こんな要らんもの買わされて。」

「友だちには、いい友だちと悪い友だちがいるんや。友だち、大事か知らんけど、人が良いからよう断れへんのやろ。」と言う。

玄関マットから何から何まで、私が買ったのじゃないものまで、私が買ったことになり、

「こんなもん要らんのに。」と言いだす始末。


母がいう友だちはS子のこと、、

何度も何度も、下の階に引っ越してきたんやろという。

その友だちが悪いのだという。

母「毎日、遊びに行ってたんやろ。」と、、

若い頃、毎日のように家に遊びに行ってたことはあったが、

年を取り、お互いの環境が変わるにつれて合う回数は減ってきた。

今では、ごくたまにメールのやり取りや電話で声を聞くくらいのもの。

若い頃に悪影響を受けたとでもいいたいのか、と認知症の母に本気で怒りを覚えてしまう。

「上げ膳据膳で、気楽にさせてやってきたのに、親と一緒に暮らすのは嫌なんか。」という母。

「一緒に暮らすのが嫌やから、こんな嫌がらせをするんやろ。」と言う。

悪影響なら、あんたらの夫婦喧嘩のほうがよほどの悪影響だったわ。

狭い家で、嫌でも見さされ、聞かされる親の喧嘩。

父の怒声、、母の怒声、、モノが投げつけられる音。

なんでまた一緒に暮らしたかって、、

父が突然亡くなり一人で暮らす母を気遣って、ふたたび同居することにしたのよ。

私が、母を気遣ってなんて言葉、母は信用しないだろうけどね。

実際、そう言ってた。「あんたの言葉は信用できない。」って。

でも、親に信用されていない娘にしたら、精一杯やってると思うけどな。

だけど信用してない娘と、なぜ母も同居することにしたんだろうね、長女もいるのに、、


母、夜も不穏。

お菓子入れを投げ、ガラスのコップをベランダに投げつけた。