遍路42話
【厄除け】
阿波の札所の最後に23番薬王寺があります。
このお寺は厄除けで有名で、門前に着くと本堂まで女厄坂・男厄坂の石段を登ります。
石段を上りきったところに厄除けの鐘があり、これを突くと厄が落ちるといいます。
男の厄年は数え年で25歳・42歳・61歳、女の厄年は19歳・33歳・37歳、子供の厄年は13歳が一般的だそうです。
特に男の42歳と女の33歳の厄年は四二(死に)三三(さんざん)といって「大厄(たいやく)」で、
その前後の年を前厄・後厄として3年間です。
で、(死に)(さんざん)に子供の(13)を足すと(88)となり、88ヶ所の謂れの一つになっているそうです。
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