遍路83話
【お京塚】
19番札所立江寺には「お京塚」があります。
ここは四国霊場の関所の一つで、悪いことをした人は大師のお咎めをうけるといわれています。
その昔、島根にお京という娘がいました。
お京は大阪で芸者をしている時に要助という男と恋仲になり郷里に帰って夫婦になりました。
ところがお京はそのうち長蔵という別の男を作ったのです。
要助が邪魔になったお京は長蔵をそそのかし、要助を殺害し讃岐の丸亀へと逃げたのでした。
1年ほどして追っ手から逃げるためか、それとも罪ほろぼしのためか、二人は遍路となって札所巡りを始めました。
立江寺の本堂の前で二人が本尊を拝もうとしたとき急にお京の髪が逆立ち、鐘の緒に巻き上げられました。
お京は驚き苦しみながら院主に自分の犯した罪を懺悔しました。するとお京の髪は頭の肉もろともはぎ取られ、かろうじて一命をとりとめました。
二人は犯した罪を悔い要助の霊を手厚く弔ったということです。 お京はここで一生を終えたという。
![060308-2](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fart57.photozou.jp%2Fpub%2F177%2F3039177%2Fphoto%2F223441690_org.v1432976216.jpg&b=9bb4ab2ef18f86ef739b75ae974fcec5)
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ハイビスカスとアマリリスが咲いた。
![CIMG8836](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fart49.photozou.jp%2Fpub%2F177%2F3039177%2Fphoto%2F223441433.v1432975768.jpg&b=06402cf4f59b4c96ef62e5377ce299c4)
【お京塚】
19番札所立江寺には「お京塚」があります。
ここは四国霊場の関所の一つで、悪いことをした人は大師のお咎めをうけるといわれています。
その昔、島根にお京という娘がいました。
お京は大阪で芸者をしている時に要助という男と恋仲になり郷里に帰って夫婦になりました。
ところがお京はそのうち長蔵という別の男を作ったのです。
要助が邪魔になったお京は長蔵をそそのかし、要助を殺害し讃岐の丸亀へと逃げたのでした。
1年ほどして追っ手から逃げるためか、それとも罪ほろぼしのためか、二人は遍路となって札所巡りを始めました。
立江寺の本堂の前で二人が本尊を拝もうとしたとき急にお京の髪が逆立ち、鐘の緒に巻き上げられました。
お京は驚き苦しみながら院主に自分の犯した罪を懺悔しました。するとお京の髪は頭の肉もろともはぎ取られ、かろうじて一命をとりとめました。
二人は犯した罪を悔い要助の霊を手厚く弔ったということです。 お京はここで一生を終えたという。
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ハイビスカスとアマリリスが咲いた。
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