井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

雀と共産主義

2018年07月15日 | 日記

連休を皆様、いかがお過ごしですか。
熱中症予防にテレビで見て、これはいいかもしれないと緑茶やほうじ茶のペットボトルに梅干しを放り込んだのを飲んでいます。

昨年までスポーツドリンクが盛夏の友でしたが、甘味料が気になっていたので。
風邪引きの時など有効ですが、毎日のこととなると・・・。

裸足でアーシングしがてら公園のベンチに腰掛けて、カフェオレを
飲むのがこのところの日課になっています。

食べ物を持っている時は、雀におすそ分けしているのですが、
雀がついばみ始めると、どこで見ているのかやがて鳩が
飛来して、雀を追いやります。

鳩への餌やりは遠慮するようにとのお達しもあるからですが、
もともと鳩には撒きません。
なんだか虫が好かず、こと鳩に関しては私は
レイシストです。

図体の大きな鳩が、小柄な鳩を追い払ったりして、見苦しく。
追い払う暇があったら、こぼれた米粒を拾うほうがましなのに。

今日は珍しく、公園には鳩も雀もいず・・・と思っていたら
一羽の雀が飛来、私のすぐそばに降り立って、
ひょっとしたら私を認識しているのかもしれません。

ベンチにお握りの米粒を置いたら、おそれげもなく近づきついばんでいます。

そのうち三々五々、他の雀たりも集まって来たので地面に
撒き餌したのですが、米粒がくちばしにくっついたのがいて、
あらら、と思っていたら別の雀がそれをついばみ、と見ている間に
その雀はくちばしに米粒をつけていた雀に、その米粒を口移しに与えているのです。

与えられた雀は小さく、親子なのかもしれません。
雀の生態を知らないので、雀がいつ親離れ子離れするか
知らないのですが、親雀が小雀に地面でついばんだ米粒を
何度も与えているさまを、なんだか嬉しく見ていたのでした。
小雀はまだ餌を見つけて、自分でついばむほどの訓練が
出来ていないようでした。

親子雀を優先しながら、他の雀たちにも米粒を撒くのですが、
平等を心がけているのに、運動神経に差があってどうしても
ばらつきが生じます。

雀の世界でさえ、不平等が実相であり、共産主義は無理。
いかに平均化された富の分配を心がけようと、数年後には
持つもの持たざるものが歴然とし、やがてヒェラルキーが
生じ、結局資本主義の劣化版になるのがオチ。

と雀を見ながら考えるには、いささか大仰なのですが。

 

誤変換他、後ほど。

 

 


3 コメント

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人間は、それぞれ特性があるので、すべて平均化する発想に無理があるのだと思います (美しい日本)
2018-07-17 01:01:31
井沢先生  こんばんは

雀の社会には、内ゲバとかなさそうですね。

ヒヨドリは、頭が良いと思います。
子供の頃、簡単な仕掛け(ワナ)で雀は捕まえた事がありますが(その後、放しました)、ヒヨドリは警戒心が強くダメでした。
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若刀自さん (井沢満)
2018-07-16 02:45:26
埒もない文章に、感想をありがとうございます。

以前書いたのですが、友人がヒヨドリの赤ちゃんを拾い上げ育てていたら、親鳥がお礼に来たそうです。


その赤ちゃんヒヨドリも大きくなり、外に離したら、恋人だかパートナーだか連れてお礼に来たそうです。

私も冬中、果物を食べさせていたヒヨドリが北へ帰る日にお礼に来てくれたので、信じています。

それにしても、人間の親のわが子虐待は何としたことでしょう。鳥の世界がまともです。人間は基本で何かが狂ってしまっています。
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親雀のお迎え (若刀自)
2018-07-16 00:44:54
雀の可愛らしいお話で、仙台の祖母の家で過ごした夏休みの出来事をひとつを思い出しました。
祖母の家の周りには同じ年の子供がおらず、祖母は田んぼと畑に忙しく、遊び相手のいない私はひたすら「今日は何をして遊ぼう」を繰り返して過ごしていました。
ある日、雀の親子が庭にいて、その子供のあまりの可愛さに「そうだ!子雀を捕まえよう!」と(いま考えると本当に非道いですが、、、)、漫画などでよくある編み籠に紐を括った木の枝をつっかけて、その下にお米を撒く仕掛を作り、じっと息を潜めてました。
もちろん、そんなものでは捕まえられません(笑)それでもかなり粘って待ちました。とにかく暇だったんです(笑)
祖母に、子雀が可愛いから友達になりたかったこと、でも捕まえられなかった事を涙目か、ふくれっ面か忘れましたが伝えたその数分後。
祖母が素手で、子雀捕獲してきました。びっくりです(笑)
大喜びで子雀をしばらくの間部屋に放して遊んでたのですが、祖母が部屋に来て「もう外に出してあげたら?」やっとできた友達だったので私は「やだ。もうちょっと」とゴネました。
そうしたら祖母がぽそっと「、、、親雀が迎えに来てるから、、」と。「、、、えっ!?」田舎なので玄関開け放しなのですが、親雀が出たり入ったり、、警戒しながら明らかに中を気にして三和土のところまで来ておりました。

子供の手のひらに収まるほどの小さな命がみせる愛情の風景を、強烈に覚えています。

束の間の友達を失う寂しさと、自分がいかに非道いことをしたのかという後ろめたさと、玄関まできて子供を心配する親雀の姿と、その警戒心が強い雀を素手で捕まえた祖母。

これらがごった煮された、夏の思い出です(笑)

ところで、最近友人からHARIOのフィルターインボトルをいただきました。お洒落なボトルにフィルターがついていて、これで水出しのお茶を飲んでいます。
ボトルにお茶の葉を5、6匙いれ、水を入れて冷蔵庫で5時間くらいで完成。夜に仕込んでいます。水出し緑茶だと、苦味が一切なく爽やかに甘いです。移し変えて会社に持参しているので、ペットボトル卒業です(笑)栄養的にも良いと思うので、機会があれば是非お試しください。
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