井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

北への米国の攻撃はあり得るか

2018年07月14日 | 歴史・政治

空梅雨で、稲作を心配していた矢先、今度は大洪水。大雨がやっと
止んだと思ったら今度は「日照り」。
私は人様より暑さへの耐久力があり、どうかすると戸外の過度の暑さが
快感だったりもするのですが、しかし室内では別室に冷房をかけ、かけてない
部屋で過ごしています。
直の冷気が不得手なので。

しかしこのところとみに目立つ異常気象、平成の御代を後に振り返れば「災害の平成」としても、くくられそうなくらい災害の連続だった、という印象があります。
どこかで昭和と比べた災害の数値化を見ましたが、あながち印象のみではなく実際に突出しているようです。

被災地の皆様には、微々たる金額でのお支えしか叶いませんが、お見舞い申し上げると共に、速い復興をお祈り致します。
またご家族を喪われた方の苦しみ、いかばかりか。去られたご家族のご冥福を慎みお祈り申し上げます。

 

暑さを口実に怠けてもいられないので、呉善花著「韓国と北朝鮮は何を狙っているのか」を匍匐前進で読んではいますが、ベースの知識が貧しいので遅々として捗りません。

著者の呉さんには、直接朝鮮半島問題について教えを請いたく、お食事に誘ったのですが、私が所感を述べたことに対して「そんな、単純な問題ではありません」と2度ピシリとやられた程度には無知なので、以降の記述も話半分で読み流して頂けたら幸いです。

南北問題に詳しそうな知人にもやはり、意見を求めたのですがその彼の見解を興味深く思いました。

トランプ大統領が契約書の文言に、核廃絶の具体的内容を記さなかったのはトランプ大統領の深謀遠慮だと言うのです。

つまり、余り踏み込んだ内容を記すと金正恩委員長が署名を拒むであろう、と踏んで敢えて「現体制の存続を保証した上に」具体的な「CVID」には触れなかったのだと。

「しかし、それに触れない文書は寸足らずで、だから批判を浴びているんだけど?」
と言った私に知人は「いや、文書には盛り込まなかったことを、大統領は記者会見で公な発言として述べて世界に発信させたから、文書に準じるでしょう」

ということで、当時のトランプ大統領の言葉をチェックしてみました。

「話はした。文書には書いてないだけだ。これは完全な非核化ということであり、検証されることになる」という意味の言葉を確かに述べています。

友人はその言葉を引用して「大統領は安倍総理のアドバイスで、北がいとも簡単に約束に違背することは承知。だから大統領は二段構えで言質を取った形。トランプ大統領は今までの大統領とはタイプが全然違う。北が約束を反故にしたとたん、米軍にミサイル攻撃を命じるに躊躇はないと思うよ」

・・・・・という意見で、にわかには頷きかねますが、しかし無碍にあり得ないとも言えないのです。この問題に関しては、無知ではあるし。

ちなみに、CVIDとはComplete, Verifiable, and Irreversible Dismantlementの頭文字であり、「完全かつ検証可能で不可逆的な(核)解体」の意味です。

CVIDは医学用語にもあり、

分類不能型免疫不全症 (Common variable immunodeficiency) だそうで、
全く異なるジャンルの、異なる意味の言語ではありますが「分類不能型免疫不全症」は、北にもあてはまるようです。

 

誤変換他、後ほど。