井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

中国ウィルス

2020年03月29日 | 歴史・政治

新型コロナウイルスに対しては生物兵器説と否定説の二つがある。

「武漢の病毒研究所で研究、培養していた新型ウイルスが何らかの不手際から外部に漏れた可能性がある」というのが台弯出身、米国在住の化学者で毒物研究の世界的権威、杜祖健(と・そけん)氏の見解である。

生物兵器説の否定は、米国フレッド・ハッチソンがん研究センターのトレバー・ベッドフォード博士なのだが、素人にはどちらの説が正しいのか分からない。

ただ、ロシア、北朝鮮で初期対応が厳密だったことに関して、「いずれも生物・化学兵器研究に力を入れてきた実績から、防御意識も高い」とする杜祖健氏の意見には一定の説得力があるかもしれない。

 ひと昔前には「陰謀論」として聞き流してきたが、テクノロジーの目覚ましい発達から、人工地震説なども含めてバカバカしいと一蹴できなくなりつつある。

 ウィルス論はさておくとして、杜祖健(と・そけん)氏が提唱する「隔離病院船」は真剣に考えたい。

 某国有事の際、その周辺国からも難民が得体のしれない新型ウィルスと共に大量に日本に押し掛ける可能性を思えば「隔離病院船」の準備は本気で考えたい。

 それにしても、石原都政時代に、「その時期には」いくら招致活動をしても来るはずのなかった五輪招致に費やされた莫大な都税が「隔離病院船」建造に使われていたら、と後追いながらつい思う。都民のための使い道が他にあろうにとその当時も不本意であり続けたので。

 2020年東京五輪招致を巡る贈賄の容疑者としてフランス当局から正式に捜査された日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長の一件はいつの間にかどこに消えたのだろう?

 利権とアメリカのコマーシャリズムにまみれた五輪開催それ自体に反対の立場で、各競技単体の世界大会への転換を望む者だが、むろんもはや走り始めた東京五輪は無事開催されるよう祈っている。

 ただ熱中症患者の受け入れ対策は十全でありたい。都民だけでも毎夏右往左往しているのに、五輪開催が夏なら世界から人々が押し寄せる。加えて感染症騒ぎの再燃も可能性皆無とは言えないだろう。

 いずれにせよ「隔離病院船」が欲しい。