某誌に寄稿するので、更に調べているのだが「はだしのゲン」にまつわる現状が想像以上に酷い。
海外版はだしのゲン↑
海外へ拡散する組織があって、そこで何か国語にも翻訳され、各国に郵送され散らばるのである。
韓国語版もある。こういうこともあちらの反日意識を掻き立てるのに役立っているのであろう。
コメント欄にイタリア在住の方が、オランダ人に日本軍が遊び半分で首をはねた、
などと言われた、という経験談を書かれた方がいて、そのオランダ人は「教科書で読んだ」
と言い張ったそうだが、こんな史実にもない根拠希薄なことを、オランダの教科書が
記載するわけもなく、韓国の国定教科書ならいざ知らず、現地語に翻訳された「はだしのゲン」がソースであろう。
日本軍に民間への暴力が皆無であったと言い切るほどの根拠は持たない。
しかし日本女性と児童が陵辱され殺害された「通州事件」のごとく
画像とともに確固として史実に残るそれはない。個々、客観的出典を伴わぬ
証言未満なら存在する。
事実なら致し方無い。いや仮に事実だとしても、自国の恥を世界に撒き散らす神経が
分からぬ。各国それぞれ負の歴史は当然持っているが、わざわざ各国語に
翻訳して世界に拡散しないどころか、自国民に対してすら覆い隠す。
それがいいとは言わぬが、自国大事はどの国も一緒である。
・・・・日本を除いては。
まして「はだしのゲン」に描かれているエピソードは史実にないものもある。
困った事だと思っていたら更に絶句したことには「マンガ外交」と称して
外務省が海外に配布しているのである。言葉も無い。
外務省の体質はその構成要因の問題点から承知しているが、これは余りではないか。
「はだしのゲン」は、ひたすら当時の朝鮮の人々をかばい、日本と日本人を打ち据えるが、終戦前後、朝鮮人による日本人への暴虐にはほとんど口をつぐんでいる。さらっとした描写はあるが、日本人がひどい目に遭わせたので仕方ないという解釈。中国人による暴力にも触れない。ひたすら、日本人を叩く。
こういう一つの立場に偏り、また事実誤認も含む作品をなぜ、知識も判断力もない
低学年児童に読ませることを是とするのか、海外にわざわざばらまくのか、
意図不明である。日本を貶め毀損したいという意図の他には。
原爆の悲惨さを訴えることが目的なら、非難の矛先は、落とす必要もない原爆を投下した、アメリカであろうに「はだしのゲン」では、アメリカも叩くがそれ以上に天皇と日本を叩き続けるのである。
これを民間組織はおろか外務省が海外に配布し、映画化が続き、テレビドラマ化されれば高視聴率をはじきだすというふうで、私は目下絶句状態でいる。
日本はいったい、どんな国になってしまったのか。
自省はいい。現実直視もいい。しかし直視するなら、中韓の歴史もまた直視した上での自省であるべきだろう。日本と日本人だけを打ち据える歴史認識は病的である。
私はすべからく中立でフェアでいたいと願っている人間ではあり、己の国が
為したことを覆い隠せという論者ではない。
しかしながら、国家間には「外交」という狐と狸の化かし合いがある。
外交の場では、各国はフェアではない。自らの非は最小限に、どころか隠蔽し、
知らぬふりを装いつつ、相手国の非を声高にあげつらうのが外交である。
残念ながら世界はまだ野蛮なのである。
そんな外交の修羅場の中わざわざ「私が悪うございました」と自白して出ることの
愚かさと浅慮。しかも、やってもいないことまでも含めての自白なのである。
「二度と戦争はしません」「核は持ちません」と宣言する無防備がいかに
危ういか。それと似通う、馬鹿正直の危うさである。一個人の誠意や良心とは
違う次元に外交はある。外交は細工と駆け引きでしかない。
私はこのところ、この日本という国が本当に解らなくなっている。
いや終戦に端を発したGHQの仕組んだ構図に中韓が相乗りして
あれやこれや、工作を積み重ねて、今があるその構造自体は
承知している。日本人を名乗りながら、実は日本毀損に勤しむ
中身「外国人」がいることも。
しかしながら、たぶんもともとの日本人であろうに? と思われる人々が
日本毀損に励む姿が実にいぶかしく、心塞ぐ。自虐に快感が時として
潜むのは承知だが、それだけの心理なのか。少年期に一定方向に誘導され
脳に埋め込まれた「反日スイッチ」が自動的に入るのか。
繰り返すが真実を覆い隠せというのではない。事実のみを述べよ、そして
それが日本の負であるなら、相手の負も述べねば俯瞰としての
真実は見えて来ない、ということである。
なかんずく、子供たちに日本の負だけを刷り込む意図が私には
解らない。
話題性先行で映画化ドラマ化され、更に海外にも出回っているとなると、発行部数からして、作者のもとには相当額の印税が入ったと思われるが、日本毀損マンガで得た富は、それも心情的には腑に落ちぬ話ではある。
余談ながら、日本には反日ビジネスともいうべきもので、富を得る外国人や自称日本人もいる。
さて、今「S論」から「はだしのゲン」が10巻分、どさっと届いた。
性根を据えて読むとするか。
東宮サイドが過去に不思議な事をプレス発表したことがありますよね。「小松菜」とか「狸」とか。
紀子妃殿下第三子ご懐妊時の「コマツナ」、東宮家での「タヌキ」飼育、雅子妃の「タヌキ」捕獲など・・どちらへの暗号なの?と本当に凍り付きます。それくらい広く根を張った組織なのか・・・と。
陛下は皇居の狸に関してご研究されてますし、皇居の生きものについての御製もありますが、不敬ながら想像するに、どのような思いで詠まれたのだろうと心が痛みます。
はだしのゲン騒動一つ取りましても、日本の闇がいかに深く広いか思い知らされ、寒気を覚えるのです。
日本は、一体はどうなってしまったのでしか?訳が解りません。
外務省とは、日本国及び日本人を守り外国と円満な関係を持つ為に努力をする省でもあるわけでしょう。
捏造された過去の事件、歴史を真実として、
世界に発信するのですか?それで誰が、何を得ようとしているのですか?諸外国にいる多くの日本人を抹殺するつもりですか?
「はだしのゲン」の翻訳が世界中に撒き散らされたなら、その現地の日本人にどんな影響が及ぶのか考え至らないのでしょうか?
日本国の外務省は愚かです。その事自体が全ての日本人に襲い掛かって来る事を、理解できないのでしょうか。
イギリスを見て下さい。事実である歴史、アヘン戦争を教えていませんよ。なのに日本では捏造された歴史を、日本国だけでなく世界に教えるとはーーー言語同断です。
ポッポさんの馬鹿な一つ覚えの[友愛]など
国と国との結びつきには有り得ません。
外務省は、「はだしのゲン」よる弊害を今から覚悟するべきです。これは日本人だけによらず日本関連のすべての事業にも影響があります。
日本にいらっしゃる日本人の皆様にお願いします。
どうぞこれ以上の無知な恥知らずの行いを外務省にさせないで下さい。
仰るように日本はどうなってしまったのか、これからどうなって行くのか、
とても不安定で先も見えません。
大東亜戦争の歴史がここまで捏造して伝えられ、またそう教え込もうとしている組織、それをまともに信じている人、入り乱れて日本は大混乱に陥っているようです。
政治家や役人の中に反日、左翼がいるのですから当たり前ですよね。
安倍総理の言われる「戦後レジウムからの脱却」には複雑に絡んだ国内、近隣国の
関係から解きほぐしていかなければならないのですから、簡単にできる事ではないのだと思います。
寄せられた文章は拝見しています。
私自身の意見は記事にじゃっかん、それと
「正論」への寄稿文に全てを込めました。
規定枚数の2倍も書いてしまったので、そのまま
掲載になるかどうか判りませんが。