井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

実は大変な病気だった三田佳子さん

2018年05月11日 | 日記

ご本人がブログで語られ、早速それを受けてネットニュースで流れているので
私も語ること解禁なのですが・・・

三田さんは、「明日の君・・・」に入る直前まで入院状態でそれも、一時は
救急治療室にいらっしゃり、出演交渉に局の人たちが行ったのも
病室だった、というようなことだったのです。

よもやお受けしていただけるかな、と案じていたのですが「つらい」とおっしゃりつつも
出演を承諾して頂き、ありがたいことでした。

だから、脚本も三田さんの様子を拝見しながら最初は動きもせりふも少なめにして、
私も2度撮影所を訪れ、もう大丈夫かなあというラスト回と、その前の
回は出番を多く、ラストはとりわけ寝たきりのはずであった夫に襲われ、
壁に磔になるというハードなシーンを思いきって書いたのでした。
激しい動きは首に障ると知りつつも、どうしてもやって頂きたかったので。
動きに加えて、ごく短時間に表情をくるくる・・・まるで中国の変面のように
やってください、と無理無体なお願いまでしたのですが、やってくださいました。
健康でも並みの女優さんには、率直に言って無理な芝居。三田さんだから、と
書いたのでした。並々ならぬ演技力の方であることは昔から承知してはいましたが、
さすがでした。誇り高いエキセントリックな役柄を完璧に演じてくださいました。
他の女優さんなら、寝たきりの夫に熱いお湯をかけるなど、ト書きには書けません。

まだ病名がわからぬ時、食事をご一緒したのですがその時も「首が痛い」と
おっしゃっていて、私は首筋に手を当てて差し上げたりなどしていたのですが、
今思えばそんなことで、ラクになるはずもなくニコニコと食事を
共にしてくださった三田さんは、よほど我慢強い方なのでしょう。

頸椎硬膜外膿瘍という病気だそうですが、酷い時は首をハンマーで殴りつけられているようだった、
そうです。
手術直後は仰向けに寝たきり、体を動かす事もできず地獄ですね。ブログでは「つらかった」とだけ
明るく書いていらっしゃいますが・・・・。

https://ameblo.jp/445baaba/ 

https://article.auone.jp/detail/1/5/9/17_9_r_20180511_1525999371843712

 

ローマから帰ったら、ご一緒に作った靴を取りに行きがてら、今度は三田さんの
お住まいの近くの寿司屋でごちそうしていただく約束です。

 

誤変換他、後ほど。


4 コメント

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君よ知るや南の島の... (ぱたた)
2018-05-12 06:14:59
久しぶりにお邪魔いたします!( ̄^ ̄)ゞ
「あすきみ」舞台裏、そんなご事情でしたか...。
今更ながら、三田佳子さんの女優魂に感歎いたします。忘れ難い「静子さん」という女性を、目の当たりに生きてみせてくださったこと...奇跡に近い出来事だったのですね。実を申せば、茜さんや香ちゃん梓ちゃん、遥飛くん亮くんたち、若い彼らの恋の行くたてより、あの謎めいた(!!!) 静子さんの存在感の方がずっと強烈に心に残っているのです。あの変面にも驚愕しましたが、そのあと芯から幸福そうな笑みをたたえられたこと...心に染みました。
何かの折りに、いちファンからの感謝をお伝えいただければ幸甚に存じます。

これから先生が赴かれます羅馬の地で、もしかして癒しの、ことによると土地の清めの必要が生じる場面があるやもしれない---と思いまして、不肖が私淑しております「ホ オポノポノ」なる古代ハワイより伝承する技法につきお耳にいれたく推参いたしました。スピリチュアル界においてつとに知られた技法ですので、もう先生はとうにご存じとは思いましたが^^;  
不肖も前々からその存在は知っていたものの、最近までご縁につながらずに来ておりました。たまたま、ビジネス書等の要約を送ってくれるメルマガサービスで知った本を、興味本位で「なか見検索」してみましたところ、かなりよさそうなので購入、さっそく実践してみましたところ。
.....なんでもっと早く出逢わなかったのか、もっと早く知っていたら、あんなことやこんなことにはならなかったのに。末期の家族にもっとしてやれることがあったのに。と後悔先に立たず...。そんな思いも、クリーン、クリーン、クリーン.... 「ホ オポノポノ」は生きて行く限りつづく清めの旅です。おそらくはこのタイミングでなければ理解もできなかったことだろうと思い直し、あらためて出逢いに感謝しているところです。

薄くてすぐよめるパンフレット様の本もありますが、まったくの未知のところから「技法」と出逢い理解を深めていく「精神の冒険」をつづったヴィターリ博士の著書がはいりやすいと思いました。
『あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘法』 著者 ジョー・ヴィターリ/イハレアカラ・ヒューレン (PHP研究所刊・定価1,400円)
もし、機内の徒然のなぐさめにお持ちいただけますなら、文庫版もおなじ出版社から出ています。

釈迦になんとやらで冷や汗がでます^^; なにかのお役に立てましたらさいわいです。ご無礼申し上げまして、鉄の神経お許しを!
ごぶじのお帰りと、おみやげ話をたのしみにお待ちいたしております♪
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ぱたたさん (井沢満)
2018-05-12 14:47:01
ありがとう、ごめんなさい、許して下さい、愛しています

ですね。

許してください、がアファーメーションに入っていることが新鮮でもあり、目から鱗でもありました。
なぜだか全部、英語で言うほうが・・・・とりわけ
PLEASE FORGIVE ME.

それに日本語で「愛しています」が、浮いて私は言いにくい。たぶん、西欧で言う「愛」と日本人のそれは微妙に異なっているからでしょう。ポリネシア一帯でいう愛という言語はおそらく、まだ日本語に近い感性のような気がしています。

提唱者セミナーも受けましたが、辟易。というのは、通訳参加の男が、自虐史観をまるごと信じている人で普通に日本が韓国人から名前も言葉も奪ったなどと信じ込んでいたからです。その場で言ったわけではないのですが彼のブログなどで。腐ったトマトをぶつけたい男です。平和のセミナーを受けに行ったのに、よりによってブサヨ。私も修行不足です。

スピ系には左翼が多く、全学連崩れのリーダーなどもいます。

ホ・オポノポノ自体に無論罪はありませんが。


ブルーソーラーウォーターは使っています。
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ぱたたさん (井沢満)
2018-05-12 22:16:10
三田さんには、パタタさんの文面そのままをお送りしました。

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ありがとうございます。メールの方によろしくお伝えくださいませ。次への力をもらいました。佳子
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三田佳子さんの (mai)
2018-05-12 23:04:37
女優としての御覚悟が凄すぎて、もう敵わないですね人としても…
麗しい白鳥は、水面下で足を絶えずバタつかせながらもそんなそぶりの一端も見せないらしいですが、三田さんはまさに白鳥
ふと、この方を思い出しました。

マヤ・プリセツカヤ「瀕死の白鳥」
https://www.youtube.com/watch?v=Luz5g-doa34
61歳のプロ・バレリーナによる珠玉の舞です。
三田さんと同じ魂の昇華を感じます。

ところで}先生、すっかりご無沙汰してまして…
15日楽しみです
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