新幹線3人殺傷事件

「むしゃくしゃしてやった　誰でもよかった」
やはりまた無差別殺傷事件だった。あらかじめ用意していたナタを振り下ろして。
　　
容疑者の両隣に座っていて初めに襲われた女性2人をかばい、
たった1人で立ち向かった勇敢な男性が馬乗りになって襲われ亡くなった。
容疑者が現行犯逮捕されたのは小田原駅。犯行中から逮捕後まで終始無言。
もしもその場に居合わせたら、頭が真っ白になって動けなくなるか、
激しく動揺して逃げ惑うか…ほんの少し想像しただけで戦慄が止まらず胸が悪くなる。
　　
両親から見捨てられ、学校でも職場でも孤立していた容疑者だが、
どんな背景、どんな動機があったにせよ絶対に許されないことをした。
亡くなった男性とご遺族の無念ははかり知れない。

事件の詳細が明らかになっていく。
　
自由席の切符しか持っていないのに指定席に潜り込んだ容疑者。　
12号車の指定席に座っていて襲われた2人の女性が
　　
最後尾の16号車に逃げたのを追いかけようとした容疑者に立ち向かったのが亡くなった被害者だったとわかる。


亡くなった被害者は、正義感が強く、人のために行動できる人物で
会社でも将来有望な人材だったことも報じられた。

こんな不条理、また厭世感が止まらない。