たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

九十の滝~諏訪山 (1207,1)

2013年08月06日 | 登山
入山(9:35)山頂(11:20~12:30)下山(14:00)  “休憩含む”


快晴であるはずの天気が検索する度に変わり明日は日中のみ晴れ間が覗くという余り芳しくない空模様となりそうだ

悪いのは良く当たる様で激しい雨音で目が覚めた

「どうしよう?」

みっちゃんより電話だ

取り敢えず行ってみて最悪駄目ならお花見でもと話が纏まり箕輪を7時出発

藤岡を過ぎ神流湖を見て唖然とした

この少し上に行くと更に水量は少なくもう底が見えている所も

平野部では夜になると結構な雨量に悩まされ場所に寄っては大変な被害が出ている所も有るというのに


話を明るくしたい

この湖畔に美味しい御饅頭を売っている店が有るという

ものは試し、寄ってみた

そしてさっそく試食

おいしい  ^o^  

餡の甘さが程よく、蕩ける様に軟らかい

それだけでは無い12個入りで600円と言う安さだ

帰りになんて思うと売り切れてしまうらしい

それ程のヒット商品なのだ

     

登山口に着くと何時の間にか雨は止んでいた

ウソッ 



                ここを登るの そして近くにはこんな立て看板も
大して違いは無いが(一つ二つの差)先輩を敬って私が露払い

こんな道を10分も登ると立派なワタド橋に出た

揺れないのが救いだが流れる川までの距離はかなりなものだ


物の怪が潜んでいるかの様にシンと静まり返る谷間の道はソヨとも吹かず早くも3人共に汗まみれ

山頂まで1時間40分位なのだが傾斜がきつい上に気を紛らわせてくれる物と言ったら

無いよりはマシな地味なヤマアジサイ・キツネノボタン・キンミズヒキくらい


はて これは

伐採する木の目印にしては広範囲すぎる

教えてどなたか  (気になるんです)


「着きそうでなかなか着かないね」とボヤキながらも何とか11時20分に山頂到着


(みっちゃん・きみちゃん 逆光でゴメンナサイ)

諏訪山は20年ほど前に志賀坂トンネル方面から登っているがのだが

斜面に咲いていたカタクリと木々に囲まれて展望皆無だった事

下山後、間物集落から駐車場までの長い林道歩きが辛くてヒッチハイクを試みようとした事しか思い出せない

そう、あの時一番若い寺さんがサインを出し若いお兄ちゃんに駐車場まで載せて貰ったんだったっけ

今はどうなっているかと言うと

見事南面の檜は全て伐採されていた


「証拠写真よ」と山頂の様子をで写すお二方

上手く写せましたか?

で、今日のお弁当




最初の内は空気が冷たくて気持ちがいいねと言っていた山頂も小一時間過ごすと何だかゾクゾクと寒い

林道歩きもいいがヒッチハイクはもう無理な齢となったので迷わずUターン


あれ?山道が赤い

秋を待てずに何と気の早い桜の葉でしょう


行きも苦労させられた崩落個所 一端、川まで降りてまた這い登る

でも、こんな冒険が後で思い出に残るのよね


肝心の九十の滝

滝壺への降り口を見つけ急下降で川に向かったのだが結構戯れていて下まで行く気を亡くし・・・私らしく無いな


シャーナイ ちょっと遠いがワタド橋からジックリ眺める事に致しましょう

この滝、落差も水量も十分と歌っているが水不足の影響か今一と言った感じ


そして2時、無事下山

「あら、靴底が剥がれてる」とみっちゃん

たかが靴、されど靴で長年歩いた靴は愛着が湧くもの

今日までお付き合い有難うの感謝の気持ちを写真に残してあげましょう 


何と間のいい事か 10分も経たない内、予報通りの雨となった

ワイパーをフルにしないと前が見えないくらいの土砂降りだ

「山で降られなければ目出度し やはり日頃の行いだね」と満足しながら帰りは湯ノ沢トンネルから南牧に向かった


群馬のチベット上野村

30年前、私が此処を訪れた時は川に沿った細い道をクネクネ5時間かけて来たものだが

藤岡・上野村線の開通 そしてこの湯ノ沢トンネルのお蔭で2時間で来られる様になった

しかし上野村に住む人たちには申し訳ないが秘境の二文字が消えてしまった事に何処か寂しい気がするのは私だけだろうか

雨も上がったので富岡丹生(にゅう)のヒマワリの郷を回って帰ろうという事になった

昨日がお祭りだったので、さぞやと思ったのだが

おやまぁのヒマワリ

見頃は一週間前といった感じかな


何とか美人さんを見つけてカメラを向けてみたが

      



そのヒマワリ畑の向こうには4月、桜が美しい丹生湖(私はここでカワセミを見た事が)と

パッチワークの様な蒟蒻畑の心和ませてくれる風景が広がっていた



                                            



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10分間のドラマ

2013年08月01日 | 日記
夕食の用意を80%かた済ませ芝桜大橋をゴール地点と決め北西に向かって散歩に出た

橋までは15分も有れば着いてしまうので回り道しながらクネクネと

クレオパトラ(画眉鳥)の心地良いとは決して言えない鳴き声もスッカリ定着した小道

初めて見た時には物珍しさもあって夢中でカメラを向けたものだが

年々数を増やすこの鳥が毎朝5時、一斉に鳴き始めるのだから堪らない

それこそ選挙カーよりたちが悪いかもしれない


                                                  (以前写した画眉鳥)


前方に芝桜大橋が見えてきた

東の雲が赤い

それに伴い西の空もボンヤリ赤みを帯びてきた




                                                   (東の空)


                                                   (西の空)

木に埋もれる様に数件の民家が闇に沈もうとしている時

「きれいですね」

一人の女性が車を停めた

そうこうしている内にもう一人 男性が車を停めギャラリーが3人に




いよいよドラマの開幕である

固唾を飲んで刻々と変わる西の空に集中

二人も携帯電話をかざし自分の世界に入ったようだ










10分後、徐々に赤さの薄れていく空

アンコールを受け付けないドラマは残照を残して容赦なく幕を下ろしてしまった



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