家(6:00) 麦草峠P(9:00)
麦草峠P(9:10) 丸山の森(10:10~10:25) 丸山(10:45~11:00) 高見石小屋(11:20~12:20)
白駒池(12:50~13:55) もののけの森(14:05) 麦草峠お花畑(15:00~15:20)) 麦草峠P(15:30)
めっきり秋らしくなり今日は空が高い
丸山は八ヶ岳の一部なのだが赤岳を始め横岳等の大物に囲まれているため
標高は胸を張れるものが有りながらも話題にも上らない不遇の山である
今日は私自身の八ヶ岳山行の中でも取り残されていた その丸山に登ろうと思う
登山口を出発して間もなくお花畑が広がった
高原を渡る風が秋風ならば草原にも秋の気配が漂い始めている
その代表花がマツムシソウだろうか
(ハクサンフウロと黄色オダマキ)
(トリカブトの群落)
(ジャコウソウ トリカブト マルバタケブキ)
(シモツケソウ)
(ホタルブクロ ヤナギラン アキノキリンソウ)
(ワレモコウ)
高山植物を堪能し振りむけば青空に映える縞枯山
グルリと一周、随分長い時間、歩かされた事を思い出す
ヤヤヤヤこれは?
風の悪戯かハタマタ落雷か
私の背丈の倍ほども有りそうなの衝立と化した根っこのオブジェ
八ヶ岳と言えば代名詞になっている一つが苔と言えようか
林床は登山道以外、緑の絨毯に覆われている
その苔の中に珍しい苔の花を見た
その側にはドクベニタケとドクササゴかな?カヤタケかな?が目を引いた
因みにドクベニタケは生では中毒を起こすが良い出汁が出ると言う事でお吸い物などに使われるのだとか
勇気を出してイッチョやってみますか?みっちゃん、きみちゃん
この辺りは「丸山の森」と言われる丸山の北斜面に位置する場所だ
不気味なほど静かな原生林、鳥の囀りさえ聞こえない
標識を右に見てほんの僅か
周囲は木に囲まれてはいるが心休まる明るい空間が有った
もしかして?
そう、丸山山頂に出たのだ
ここで昼食でも良かったのだが3人ともお腹の虫のご機嫌はとてもいい
では先を急ぎましょうか
呆れるほど何処もかしこも石ばかりの登山道
そろそろ飽き飽きしたころ、ようやく「おこじょ」が見られるという高見石小屋に着いた
ここは今日で3回目
渋の湯温泉から赤岳を目指した時だったか
寺さん達と来た時だったか忘れたがチョロチョロ走り回る愛くるしい「おこじょ」を一度だけ見た事がある
さぁ、赤い印を見落とさない様に慎重に・・・・・
緑の中に浮かぶ青い水を湛えた池
ほら、あれが これから行く白駒池
まるで瞳の様だね
昼を回ったがお弁当は此処でもパス
相変わらず続く石の道を一気に白駒池へ
何艘かボートが浮き若者の奇声が山にコダマしている
少々耳煩いが これも若さよね
「もののけの森」とは良く付けたものだ
池を一周し白駒小屋が近づく辺り
八ヶ岳山塊らしい苔むす中の木道を歩いて行くと
苔の向こうからヒソヒソ話が聞こえてきそうな そんな森が広がる
今回の山歩きのフィナーレを飾るにふさわしい緑の世界だった
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