(続き)
獅子岩・天狗岩を越えますと目の前に雪田
登山道は回りが藪ですから、この上を歩くしかありません
幸い雪も緩んでいましたのでキックステップで登ればアイゼンは必要ありません
こんな場所に咲くのがカタクリですね
最盛期には目を見張る大群落だった事でしょう
そんな中に花弁2つという寂しい姿の白いカタクリを見つけました
一週間くらい前には、きっと登山者の目を釘付けにした事でしょう
カタクリが励ましてくれた!!
金北山頂の建物が大分ハッキリしてきたぞ
頑張ろう、あと一息
キジムジロ & フデリンドウ
ナガハシスミレ & スミレサイシン
ヒメイチゲ
ズダヤクシュ
ショウジョウバカマ
花を拾いながら急坂を登りあげますとドンデン山荘からの雪の縦走路に飛び出しました
山頂は目と鼻の先・・・なのですが・・・
最後の力を振り絞って、ついに山桜咲く金北山山頂到着です
山頂には大きなお社が建ち今は隣の妙見山に新しく移設されましたが
海上自衛隊のレーダー施設がそのまま残されています
「尖閣沖、不審船発見」「巡視船ただちに出動せよ」そんなやり取りが交わされていたのでしょうか
両津湾 真野湾
ドンデン山荘から縦走して来た登山者は暑さを避け社の日陰でお食事中です
私達もお腹が空きました
両津湾、真野湾に挟まれた国中平野を眺めながら食事です
大方の登山者は白雲台に下り山頂に静けさがやって来たのも束の間
第二陣が到着し又々賑やかになってきました
其れを期に退頂、それでも1時間以上は日本海に浮かぶ佐渡の景色を楽しんでいたでしょうか
帰りは見落とした花を探しながらユックリ下る事に致しましょう
オオカメノキ & オオミヤマガマズミ
タモかな?分かりません
ウワミズザクラ
?
何度か休憩を入れ、この梯子を上ればたて池の清水ももう近い
しかし、この先の下りが要注意個所です
慎重に慎重に、足を滑らせたら怪我では済みません
何時、追いついたのか埼玉から来たと言う男女8人のグループ
口々に「怖かったな~」「冷や汗が出た」を連発
そう、それほど気の抜けない沢沿いの下りでした
通って来た林道はこんな道
駐車地点から車で3・4分先、初盛ダムを過ぎた所で振り返りますと
金北山は、もうあんな遠くに
佐渡、最後の夜は旅館にと昨日、真野辺りの旅館を探しましたが
宿泊料の折り合いが悪かったり素泊まりを要求されたりで
明日の晩も車かと諦めかけた時
登山口に近い(かなり山奥)場所に一軒の民宿を発見
一か八かでしたが大丈夫との事でしたので予約をお願いした「桃華園」さんです
何はともあれ今日一日の汗を流し食堂へ
宿泊者全員(9名)が一つになって楽しい食事タイムがとれたのは
ここの女将さんの気さくさ故でしょう
お食事はこんな感じ
お酒の注ぎ方もも豪快です
この「金鶴」安い割に美味しくて佐渡の人達はこれを愛飲しているのだとか
新潟の銘酒と言えば越の○○・八○○・久○田が有名ですけどと言いますと
隣に座っていた今は兵庫県に住んでいる新潟出身と言う宿泊者が
「水ぽくて、あんなの飲む人はいないわよ」
私達はとかくネームバリューに囚われてしまいがちですが地元の人が言うのですから確かなのでしょう
よし、明日は金鶴を買って帰ろう
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その分、たかさんとご主人さまのシルエットから充実感みたいなものがビシビシ伝わってきます。
人が何かに挑戦する事は素晴らしい事なのですね。
たかさん、10歳くらいは若返られたのでござりませぬか<笑?
”旅は若さの泉”?でしたっけ?
ちゃんとは忘れましたが、
たかさんがアンデルセン(?)の言葉だと、
いつでしたかコメントで教えてくださった事を思い出しました。
佐渡の景色、素晴らしかったです。
おかげさまでしっかり堪能させていただきました。
そして・・・
旅というものは、
素晴らしいものだと改めて思いました。
ソレも少し冒険のある旅は・・・。
民宿での食卓のお写真に、
ひとつ事を成し遂げた後の寛いだご様子が伺えます<笑。
”金鶴”、ふふっ、とても気になるsisiでした<笑。
佐渡の山というものをはじめてじっくりと見ることが出来ました。花と云い、景色と云い、それなりの体力と技術が必要なところといい、とてもそそられました。
しかも息の合った素敵なペア登山だと感じます。
何より民宿の美味しい夕食とお酒、山旅冥利に尽きます。いい旅を紹介いただき感謝です。
いつか行けるように頭に刻み込みました。ありがとうございました。
これだけの雪であれば、トラバースも縦走路のアップダウンも
アイゼンなしでは怖いです
自分はトラバース中に滑落して生命の危険にさらされたことあり
トラウマになっています
結構厳しい登山でしたね
改めて驚きます
山桜をはじめ 過ぎた季節の花にも驚きました
佐渡の気候は いったいどうなっているのでしょう
そんなことは良いですが・・・とにかくたくさんのお花に出会えて
良かったですね
アルコール燃料の補給も・・・満タンにされたことでしょう(*^_^*)
お疲れ様でした
佐渡 楽しめましたね
お二人でうらやましい限りです
お花もたくさん咲いていたし見晴らしも抜群ですね
でも雪も残りスリルもあり・・
夜のお料理はさぞかし疲れを癒してくれたことでしょう
「金鶴」九州でも手に入るのかな
飲んでみたいです!(あまり飲めませんが・・笑)
旅は精神の若返りの泉だ」
sisiさん、ありがとう
もう、何年も前に書いた事を良く覚えていらっしゃいましたね。
「精神が若返る」
自身では気付かずにいても長い間には良い作用をもたらしてくれているのでしょうね。
これからも遊びに徹したいと思います。
金北山は長年の夢でした。
骨折で流れ韓国旅行で流れ今年は雄さんの帯状疱疹でアワヤと言うところでしたが
どうにか行って来ることが出来ました。
今はただただ満足です。
金鶴、お目に留まりましたか?
弱い私ですがsisiさんと差し向かいで一杯やれたら最高!
一つの山に
これ程も日本全国の山の全てが凝縮されていると言うのは素晴らしいですよね。
今は目的が果たせた事にただただ満足です。
私はグループ登山ですと皆さんに迷惑を掛けてしまう身勝手な登山ですので
気の許せる主人や友人以外でないと無理だと言う事を知っています。
多分、これからもこのスタイルで登山を続ける事になるのでしょう。
是非、Fsさんも佐渡旅行 実現させて下さい。
Fsさんの旅日記を楽しみにしておりますので。
私も山で骨折(下り切った所で)した後は
暫くそれがトラウマとなり特に下り坂のザレ道は腰が引けていました。
ヨーロッパでも1000mの一枚岩の下りや長い鎖場など
良く生きて帰って来られたと時々思い出す事が有りますが
山は危険と紙一重ですよね。
特にこれからは慎重が要求される歳になってきていますので
心して登らねばと思っています。
本当、佐渡の山は季節がヒッチャカメッチャカ
一つの山で、しかも1000mチョイの標高で
半袖になったり羽毛をを纏ったりと言う忙しい山でした。
だからこそ、お花も6月という季節の中で
早春、春、初夏の花が
仲良く同居しているのでしょう。
アルコール、実は私少しばかりの補給で
←こうなってしまいます。
春のお花も心行くまで楽しめましたが
見ての通り落葉樹の多い山です。
昼夜の温度差もかなりなものでしょうから
秋の紅葉も素晴らしい事でしょうね。
やはり何日も車中泊は味気ないものが有りますね。
諦めていた民宿に予約が取れホッとしました。
そして頂いたお食事
群馬では先ずこんな形では食べられない蟹です。
美味しかった~です。
金鶴も説明されて飲みますと
「なるほど美味しい」と思ってしまうのですから
そこが下戸丸出しと笑われてしまいますね。
いや、ホント美味しかったですよ。
九州は焼酎の国、有るかなぁ。
たかさんですか、若いですね(*^_^*)
まさか
釈由美子が佐渡でロケってこと なかったですよね
大サービス、座布団5枚差し上げます。
でも・・・
釈由美子さんて、どんな方なのでしょう。
残念な事に我が家にはテレビが無いのです。
これを知った釈さん、ブスッとしますよ。