たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

八幡の天満宮

2023年10月31日 | 神社仏閣

続き

上野國一社八幡宮の東に建つ天満宮

本地仏を安置する為に建てられた社ですが明治時代、神仏分離令により仏教色が一掃されると言う事態が起きました。どうにか残したいと言う思いから菅原道真の御霊を祭る天満宮と改めた事で破却を免れる事が出来た訳です。

張り出した向拝の迫って来る様な迫力に圧倒される思いです

木鼻や懸魚など精密な彫刻にただただ目を奪われ何度溜息が出た事か

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八幡宮の西に建つのは地主稲荷神社神社(神社や寺院を建立する際に、その土地の地主神を祭るために建立)と日枝社(山王宮)です。

年月の経過と共に極彩色で飾られたであろう彫刻は色あせてはおりましたが僅かに残る色彩から歴史の重みが感じられ久し振りの興奮を味わった八幡宮でした。


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11 コメント

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貴重な文化遺産 (tadaox)
2023-10-31 17:33:22
¥たか)さん、八幡の天満宮は見事な造作ですね。
この建物があわや毀される運命だったのですか。
人間の恣意的な行動は世界中で遺跡や石像を破壊してしまいます。
とっさの機転で助かったのでしょうか。
よかったですね。今こうしてみられるわけですから。
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こんばんわ (力丸ママ)
2023-10-31 18:04:04
天満宮壊されなくて良かったと言うか壊しちゃいけません
先人の作った建造物歴史を伝えなくてはいけませんね。
素晴しい天満宮を見せていただきました。
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Unknown (ベル)
2023-10-31 19:19:42
こんばんは
凄い神社ですね
彫刻も天井絵も見事
色が褪せてなかったら豪華な美術品ですね
1000年以上経っていて罅割れしてない
それだけ寝かせて硬くなった木を使って彫刻してる
狂いのない柱になってるからこそ今までこうして残ってる物なんでしょうね
今作ったら一体どれだけの時間と金がかかるんでしょね
いい物見れました
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Unknown (とよ)
2023-11-01 05:03:36
おはようございます
素晴らしい上野國一社八幡宮のレポートでした。
感服してます。
1700年代の初期から中期まで、群馬の名だたる彫刻家の彫り物師記録は少なく、誰がと・・思うロマンがありますね。
和田山地区にはそれ以前に優れた彫り物師もいて、
宮大工は彫り物をも、習得した人が多いので、
以前訪れた、長純寺さんにも彫り師の名前が残されていて、
松本さんも記録に残ってますが、住職のお話ではその末裔は、今はいないということでした。
図書館でお会いしたときは、この松本さんに関する資料を探っていた時でした。

訪れたことのない上野國一社八幡宮脇障子の彫りは、1757年から100年経ってからの後付け、諏訪の彫り物師の手によるものかと・・・‼。
貴重なレポートに感謝いたします。
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Unknown (とよ)
2023-11-01 06:17:50
追記です。
長禅寺の大工・彫り物師は、松本善助さんという名です。
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tadaoxさんへ (たか)
2023-11-01 09:26:36
こんにちわ、tadaoxさん
明治初頭、天皇は神の子孫、神道と仏教を一緒に信仰するのは良くないと言う事から始まった神仏希釈運動は仏教界に大打撃を与えましたね。
後に「神道と仏教は別々に信仰しよう」と言い改められた様ですが
そもそもは神道を正式に日本の宗教とする事が狙いで有り天皇を中心とした政治を取り入れる案も検討されていた様です。
この条例で最も被害を受けたのは奈良の興福寺でしたよね。
此処八幡宮は村民の気転で難を逃れる事が出来ましたが伝統有る物を廃棄してしまうのは間違った政策ですよね。絶対良くない事だと思います。
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力丸ママさんへ (たか)
2023-11-01 09:46:00
こんにちわ、力丸ママさん
その通りですよ。 神仏習合を改め仏教を廃止し神道を尊ぶとい政策か何か知りませんが
伝統有る物を壊す事に当時の政府は何の後ろめたさも無かったのでしょうかね。
何時の世も国民の思いは無視されてしまう世の中ですが、そうした中で何とか残そうと気転を効かせた八幡(やわた)の村民は賢かったですね。
高崎から軽井沢に行く国道18号沿い右に大きな鳥居が立っておりますので、こんどまた安中を訪れる事が有りましたら寄ってみて下さい。
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Unknown (ケイ)
2023-11-01 09:52:35
たかさん、おはようございます。
上野國一社八幡宮の記事、感慨深く拝見させて頂きました。
当地へ出向かないと出会えない素晴らしい建造物を見せて下さってありがとうございます。
私なんかが出向いたとしても、たかさんの様に
奥深くまで知る事って難しいかもです。(^^;
皆さんのコメントを読んでさらに学ぶ事も出来ました。m(__)m
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ベルさんへ (たか)
2023-11-01 10:03:28
こんにちわ、ベルさん
八幡様は飢饉の時に村民を救った高崎達磨で有名な八幡町(やわたまち)に有りますが、かなり勇壮な建造物です。
中山道で賑わった場所なので、この様な立派な神社が存在しているのは頷けるものが有りますよね。
外からは見られない弊社の彫刻も細かな部分にも気を許さない彫り物で有る事が伺われました。
修復作業が行われたら絢爛豪華な神社に生まれ変わる事、間違いないでしょう。
高崎市は今、箕輪城に力を入れておりますが何時か八幡様にも目を向けて貰いたいと思いながら後にしました。
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とよさんへ (たか)
2023-11-01 10:30:44
こんにちわ、とよさん
八幡様に彫り物師についての説明は有りませんでしたので分からずじまいでしたが
彫刻にもっと目を凝らしたら、どこかに名前が彫られていたのでしょうか。
そうなのですか、昔、宮大工は彫り物も兼ねていた方がおられたのですね。箕郷にも名工が居たと言う事! 初耳です。
八幡様の彫刻も、とよさんなら調べられるかもしれませんね。是非お願いしたいところです。その時には是非お寄り下さい。
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