続き
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白玉藤が見頃を迎える頃であるという情報を数日前、べるさんのブログで得ましたので
宇和島城見学後、車を天赦園に向けます
入園手続きを済ませますと先ず迎えてくれたのが野田藤でした
下部は未だ蕾 この頃が富士の一番美しい姿ですね
樹齢250年以上経っている貫録十分な藤でした
天赦園は2代藩主(宗利)が寛文12年(1672)に海を埋め立て造成した「浜御殿」の
南東部を7代藩主(宗紀)が隠居の場として大改造して造営した大名庭園です
写真は泰山竹に囲まれた潜淵館付属茶亭であり宗紀が此処でよく茶を楽しまれたのだとか
また大正11年には昭和天皇が皇太子の時、休憩所として使われたそうです
こちらの建物は春雨亭と呼ばれる書屋です
きっと文机から池に目を向け気持ちを落ち着け筆を持ったのではないでしょうかね
その7代藩主・宗紀とは・・・
こんなお方でした
説明書きを読みますと
文政から天保期にかけて倹約を徹底し財政・農政・軍事などの藩政改革を行い
弘化元年(1844)に家督を譲り「春山」と号す
慶応2年(1866)天赦園が完成、隠居所とする
また能書家としても知られ多くの作品を残す
宗紀は穏やかに余生を過ごし明治22年の百歳の天寿を全うしました
鯉に餌を与えておりましたら鳩が羨ましそうにやって来ました
遠慮は要らないのに、この鳩、かなりの慎重派です
至る所に竹が見られます ここに植えられている竹は黑竹ですが、苔山に続くしっとりとした
雰囲気が哲学の道を醸しております
ここで何故、天赦園に竹が多いのか判明しました
家門の「竹に雀」に拘ったのですね
因みにこちらの竹は蘇方竹 近くには四方竹、淡竹という種類も見られました
この藤が白玉藤
上り藤とも言われ極楽浄土へ導いてくれる白い太鼓橋なんですって!
竹と同じく藤が多く植えられているのは藤原鎌足を祖に仰いだ事によるそうです
旅を終え写真をパソコンに取り入れて初めて気付いた事ですが藤の撮影をしている男性
まさかべるさんだったとはこの時は気付きもしませんでした
『僕の近くを行ったり来たりしている女性・・・たかさんだろうか でも今一確信が持てない』
そこへ何処からか現れた男性の姿に
『雄さんだ、間違いない でも話しかける勇気が・・・・・・どうしたらいいんだ・・・・・・』
そんな、べるさんに友人である としさんが「私が行って来るわよ」
突然「たかさんですか?」と声を掛けられた私達は見知らぬうつくしい女性の出現にビックリ
まさか会えるとは思っていませんでしたから、この対面は気持ちが弾みました
ゆっくりお話もしたいのでべるさんの知っている喫茶でコーヒーを飲みながら歓談する事に致しました
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楽しい時間を過ごした後、としさんの提案で伊達のお殿様の墓所である龍華山「等覚寺」
及び金剛山「大隆寺」を案内して頂きました
こちらは龍華山「等覚寺さん」 立派な山門です
このお寺さんには宇和島藩主伊達家墓所(初代・2代・3代・4代・6代・8代)眠っておられるのだとか
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としさんは、ここの庭園でお母さまと共に茶を点てた事の有る思い出の寺でも有るらしい
残念ながらその場所は錠が下りていて行く事は叶いませんでした
こちらは金剛山「大龍寺さん」
としさんのお家の菩提寺だそうです
現在、訳有って住職さんは不在なのだとか 住職さんも人間 何が有っても不思議じゃないって?
寺の前庭から今朝、訪れた宇和島城が・・・凛々しいですねぇ
此方には伊達家藩主(5代・7代・9代)の墓が有る様ですが
案内して頂いたこの墓は初代藩主・秀宗の奥方である亀様(井伊直政の娘)の墓です
何故、同じ墓所で無いのでしょうかね
大龍寺さんの庭園にはこんなお地蔵様が・・・
苔の帽子が洒落てますが、これを維持するには鉢植えのお花と同じ管理が必要なのでは?と
要らぬ心配をしてしまいます
ここは大龍寺さんから石段を登った場所に在ったお寺さんでしたが
不覚にも名前を忘れてしまいました
右側に在ります屋根付きの長いベンチ(?)は腰を下ろして背を靠せかけたら
そのまま谷間に落ちてしまうのではないだろうかと思えるほど老朽化しておりました
側に竹で作った駕籠の様な物が置かれていましたのでお聞きしますと
牛鬼の体の部分で有る事をべるさんが説明して下さいました
そう言えば宇和島は闘牛でも有名な所なんですよね
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楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまうものです
お別れの時が来てしまいました
何時か又お会い出来る日が来るでしょうか
べるさん、としさん 楽しい一時を有難うございました
天赦園は、私もここへは立ち寄ろうと計画していたのですが、
前まで行って休園日だとわかり残念な思いをした記憶があります。
こんなにも素晴らしいところだったのですね。
ちょうど藤が見ごろとあっては言うことなしでした。
白玉藤の見事さにはうっとりとさせられます。
この白い藤の太鼓橋が極楽浄土に導く橋だと聞けばさもありなんと思えます。
ブロ友さんとの思いがけない出会いもあり、宇和島の旅は良い思い出になりましたね。
旅行の疲れが出たのかな
まさか会えるとは思ってなかった
凄い偶然
ブロガーさんの記事で藤が見頃になってきたので
池に写る藤棚を
撮るためにはどうしても天気のいい日じゃないといけないので
朝起きて丁度帰省してるとしちゃんにTELして駐車場で待ち合わせ
そんな状態でたかさんにばったり会えるなんてびっくりしましたよ
初めての人にお墓巡り案内してよかったのかなと心配してましたが喜んでもらえてよかったです
今回はとしちゃんのおかげで会えたしお寺の詳しい説明もしてもらったしよかったです
大隆寺の隣は 和霊廟 通称御霊屋(おたまや)様)です
暗殺された山家清兵衛公頼 )(やんべ せいべえ きんより) のお墓があります。
お二人とも気さくで話しやすかったおかげで楽しい時間を過ごさせてもらえました
ありがとうございました
写真も手心くわえてもらって(笑)ありがとうございます
四国の旅も終盤ですね
残りの旅のレポートも楽しみにしてます
登山や旅行経験の豊富な お話の面白い たかさん&雄さんとお話出来て、私こそ楽しい時間を過ごさせて頂き 有難うございました。(^_^)
天赦園でも何度かお茶会のお手伝いをしたことがあるのですが、
開園前から夕方まで 抜ける時間は無かったので、白玉藤は見ていなかったのです。
カメラを持って撮影しながら見て回ったのは 初めてでした。
金剛山大隆寺では 家のお墓の様子を確認しに行ったりして 失礼しました。(-_-;)
小説「世界の中心で愛を叫ぶ」は たかさん向きでは無いかもしれません。
作者が高校の先輩なので、応援していたのでした。
喫茶店「城下町」では ベルさんの言う通り 小説に出てきた店だと気付いていませんでしたが、小説を読んでいる時には分かって居ましたよ♪
故郷が舞台になったお話は 何か楽しいのですね。
小説の内容とは違っていても。
(心の美しい女性を目指します。(^_^))
私も旅に出る前には必ず休館、休園日は調べて行くのですが長旅をしておりますと日にちのずれが生じて入れなかった事は何度か有りました。
ここは何と言いましても「竹と藤」
その藤が此れほども美しい姿で迎えてくれたのは本当に幸運でした。
あのアーチが水面に写る様子も開花期ならではの美ですよね。
宇和島は多くの著名人を輩出し多くの著名人が住み着いた所でも有る様ですので、もう一泊して後一歩踏み込めたなら単なる観光では得られない別の宇和島が見られた様な気がします。
少々残念な事をしてしまいました。
腰痛は大分よくなって参りました。旅行の疲れも有ったのでしょうが4日間、地べたにシートを敷きベタッと尻を付いて前かがみで草むしりに没頭したのが原因の様です。前かがみと言う姿勢は血流を滞らせてしまう様ですね。
天赦園では約束をした訳でも無く、まして城見学の後でも有りましたので、お会い出来たと言うのが軌跡でしたね。 本当にビックリしてしまいました。
お城、天赦園と言う伊達家に纏わる名所を見て来た後ですので伊達家の菩提寺は気になるものです。やはりお城が見える高台に墓所を選んでいたのですね。良い所を紹介して下さり、とても嬉しかったですよ。
最後に訪れた場所は山家清兵衛公頼の廟でしたか。その人物像は調べてみる価値が有りそう
お写真は本当ならば大きいサイズで、そのまま載せてしまいたかったのですが・・・・・・・・・・・もし「いいよ」と言って頂けるなら今、直ぐにでも!!
としちゃんが丁度、宇和島に帰っていてくれたお蔭で夢の出会いが叶いました、感謝感謝です。
べるさんが「女性同士って未だ会って間もないと言うのに、まるで旧知の仲の様になれるのが不思議だ!」と雄さんに話していた様ですが、これも としちゃんのお人柄に寄る所が大だったのでしょう。
白玉藤を見るのは初めてだったとは・・・・・と言う事はお互い同じ想いで眺めた訳ですよね。何という事の無いそんな所に感激しております(*^_^*)
「世界の中心で愛を叫ぶ」は拝読しておりませんのでネットで調べてみましたら多感だったころ学友と回し読みした「愛と死を見つめて」に何処か似ている所が有る様に感じました!
涙なしでは読めないラブストーリーなのですね?
知っている場所が、特に地元が随所に登場すると言うところに必然的に興味の矛先が向けられるものですよね。
gooブログの変更時かなり不評だったので極力触らなかったのですが時間が経って改善されたかなと思い変更してみたのですがブログアップ時も何度か拒否されたりしたのでどうしようかと悩んでましたがコメント欄にまで影響が出るようでは使えないですね 先ほど旧テンプレートに戻しました
山家清兵衛 宇和島では伊達の殿様より有名かもしれません 殿様は何人もいるので記憶が薄れますが山家清兵衛の事件は小学校でも習いますからね
南予でも一番大きな神社 和霊神社に祀られてるのは山家清兵衛です 和霊大祭は四国内では大きなお祭りのひとつです
周辺にある牛鬼すべてが宇和島に集結します
ブログの中で交流していて、このように実際に会えるのは嬉しいですね。
雄さんの姿は確かに確定に役立ちますね(笑)
私はたかさんのことは一目で分かると思います!
姫路城でお会い出来れば良かったなあ~と後悔。
白玉藤の橋は見事なものですね✨
ちょうどよい時期に行かれてラッキーでしたね。
お茶室もあり、庭園も素晴らしいです。
お地蔵様の苔の帽子が良いですね。
お手入れは抜かりないようですね。
有難う、戻して下さって。
昨夜はそんな事で、あの長~く細かな字の利用規約を読んだり・・・でもどうにも駄目でした。
同じ仕様の方も偶におりますね。
今後、そう言った方が増えたらお手上げです。
その時の為に、どうすればコメントを入れられるのか、べるさんはご存知ですか?
お蔭で山家清兵衛氏の事を調べるに至りませんでした。
宇和島にとって小学校でも習う程の人物なのですね。今夜、調べてみます。
それなのに、まさかこんな偶然が有ったなんて驚きと言いますか不思議な事でした。
越後美人さん、私が解るのですか? 私は越後美人さんの小さい時のお顔しか解りませんので姫路城で催される茶会に飛び入り参加させて頂いても恐らく見つけられないでしょうね。大きな声で越後美人さ~~んと叫ぶしかなさそうです。
後は偶に見せて頂くお着物の柄や帯、帯留め等を思い浮かべて50分の1の確立に掛けるしか・・・ですね。
白玉藤の橋はホント!見事でした。
丁度、見頃の時期に訪れる事が出来たのもブロガーさん+Tさんにお会い出来たのも余程、私の運が上向きだったのでしょう。
Tさんは此処でお茶会のお手伝いをした事が有る様です。越後美人さんも機会が有るといいですね。
苔帽子を被った地蔵さん、ユニークでしょう 珍百景ものでした。