続き
前沢集落は今も生活が息づいている心のふる里ですね。茅葺の家並みに温かさを感じます。屋内では何をしているのでしょうか。
ここには曲家、直家合わせて19棟の伝統的家屋が軒を連ねておりますが現在も人々が生活するエリアとなっているため敷地内に立ち入る事は出来ません。
このどっしりとした構え、115年の重みが有りますね
若いお母さんとお嬢ちゃんが畑で摘んだ野菜を笊に入れて家に戻るところでした。子供の姿が見られると言うのはいいものですね。
16時を過ぎ何となく寒々しい空気の中、幾分、秋色をした山が斜光を受けて輝き始めて来ました。
生活の匂いが感じられる光景です
ガラス戸もサッシに代えられ現代社会を暮らすには今は何の不自由さも感じられません。ただ見たところテレビのアンテナが見られませんが景観重視か、私の家にテレビが無いので分かりませんが目立たない様に設置する方法が有るのでしょうか。
曲屋の隣の民家はカヤの葺き替え工事中
16時半、前沢集落を後に明日の予定、駒止湿原を歩くため会津田島へと向かいました。
田島の食堂は新蕎麦入荷の旗が目立ちます。その一軒に入り美味しいお蕎麦を頂きながら店の女性に駒止湿原の事を尋ねますと今、先日の台風で崩れ手前の一部分しか歩けないと言う事でした。さぁ、どうしよう。困った事になりました。