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ある日 ある時

2016こと初め

2016年01月03日 | Weblog

2016年の元旦勤行会に次いで 外の空気を吸った今日 

広島県立美術館で昨日から始まっている葛飾北斎展へ

 

今日も暖かい広島だったので

広島駅から歩いて県立美術館へ

 

到着した玄関ロビーでは、

お正月にふさわしい謡と能管 篠笛による

新春、ロビーコンサートが行われていた。

富岳三十六景と富岳百景 全159点見て回る間 

先ほど聞いた笛の音が 耳元で聞こえていたような

 

新幹線から見る 富士宮駅付近から見える富士山と

山梨県山中湖から見える富士山&湖面に映る逆さ富士。

以前何度か 両方見たことがあるけれど、

東海道などを歩きながら 90歳で没するまで 

70年間富士山を書き続けた北斎の

執念を感じさせた版画がそこにあった。

 

やはり 富士は日本一の山であり、日本人は 富士山の

気高さや 悠然とした佇まいや その美しさに日本を感じている。

 

以前何度か富士山の5合目までは行ったことはあるが

私にとって やはり富士山は眺める山で 登る山ではない。

 

田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 
   富士の高嶺に 雪は降りける

と 万葉集に歌われた歌を背景に 書かれた富士の絵

「東海道江尻田子の浦略図」

「ゆ」は上代語で,この場合は通過する場所を示していて

「田子の浦を通って開けたところにででみると」という意味だと、

高校時代の古文の先生が、授業で説明していたな と 

ふと思い出してこの絵を見た。

 

帰りに いつもの売店で 表には北斎の赤富士、裏には北斎の凱風富士が

リバーシブルになった、お得感満載のマグネットを購入。

 

日本の空気をいっぱい吸ったような 一日となった。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

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