最終日は、大宮にある鉄道博物館へ行った。
昨夜 池袋にあるホテル:THE Bで宿泊し、モーニングバイキングを食べた。
まさに5/15朝から始まったというこのバイキング。
ホテルも力が入っていたのか、とても充実しており美味しかった。
楽天トラベルで往復航空券とこのホテルでの一泊を当初予約したときは
朝食なし78500円だったが、何の気なしにこのホテルのサイトに入ってみると
50歳以上限定、朝食付き53800円のプランの掲載が見つかり、キャンセル料を払っても
こちらのプランの方がお得と思い、乗り換えた。
乗り換えて大正解だった。
バイキングエリアには、外国人の姿しかなかったくらい
東京でも外国人の姿をよく見かけた。
帰りの羽田空港で、40分遅れの飛行機を待っていた時
G7がらみの取材人と思われるフランス人のクルーと待合で一緒だったし
搭乗に向かう連絡バスの中も、外国人が多かった。
我先にバスを降りようとする日本人男性に比べ、外国人の男性は
私にジェスチャーで「お先にどうぞ」と下車を譲ってくれた。
さすがのレディファースト。
そういえば、帰宅後に見た、ひろしまグリーンアリーナに設置された
G7メディアセンターを紹介したTVに、
同乗したフランスの取材クルーが、映っていた。
鉄オタ孫君にかなり影響されている私。
池袋からJR湘南新宿ライン特快→さいたま新都心ニューシャトルに乗り換えて
鉄道博物館までおよそ50分。
大宮駅構内も鉄博はこちらと、床に方向表示があり、観光客用に整備されていた。
入り口付近には、大きな車輪や蒸気機関車が並び、期待が膨らむ。
これが、まず出迎えてくれた。
中でも思いで深かった三等寝台列車「あさかぜ」。
二十歳のころは新幹線がまだなかった時代。
PM6:00広島駅発、AM6:00東京駅着のこの列車に、
月一回くらい乗っていたこともあり、とても懐かしくその前に立っていたら、
小学生くらいの男の子と一緒に来ていた男性が、記念写真を撮ってくれた。
その時持って歩いていた、小さなスーツケースと一緒に記念撮影したのを見て、
男の子が、「ほんとうに、この列車に乗って旅行しているみたいだね」と
声をかけてくれた。ほのぼのとした瞬間。
千曲川旅情も味わい、ここでしばし足を休めた。
おばあちゃん二人も、ながくここに座っておしゃべりしていた。
きっとその昔を偲んでいたに違いない。その後
お召列車や北海道開拓列車などを見て回り
歴史展示館で更に昔を偲び、
この博物館のためにわざわざ製造したという
南館にある東北新幹線で、今も現役の新型E5系新幹線の横で記念撮影したり
余すことなく館内を巡り
大宮の鉄道博物館を後にした。
品川駅で京急に乗り換えるとき、迷子になりそうな利用者への品川駅の配慮が素晴らしかった。
とても分かりやすかった。
これは、間違えようがない。
羽田ターミナル1・2行きの京急に大勢の人が乗り込んだが、
普通席に座っていたご夫婦が「千葉からずっと座ってきたのでどうぞ」と
席を譲ってくれた。
私が、だいぶ疲れた顔をしていたのか、譲ってくれた親切なその方たちは、
京急蒲田駅を過ぎたところで下車した東京在住の人のようだった。
この日の歩数は13017歩。 結構足に来ていたが
40分遅れで出発したANA676便は、頑張って20分早く到着したので
広島駅発の一時間に一本の芸備線に、もしかしたら乗れるかもと
広島駅に着いたリムジンを急いで降りて走ったおかげかどうか
なぜか回復した。
4日間で43624歩の旅は、ほんとうに楽しかった。
私、まだまだ旅行できるかもね。