まだまだ夏空の朝
ではあるが、立秋を過ぎすこし秋めいてきたかな
と思われる日
のんびりと一人散歩でも楽しもうかと、ひろしま美術館へおでかけ。
この日は、ミュージアムトーク&ミュージアムコンサートも開かれるという
暑い日に美術館三昧が過ごせた一日。
久しく絵本を手に取ることが無かったけれど
その昔、子供たちに読み聞かせていた「こどものとも」(福音館書店)発行の
これらの本に、こんな秘密が隠されていたのかと、
初めて聞く絵本の秘密に触れたミュージアムトーク。
ちらしに書かれていたこの解説を読み
学芸員の方の説明を聞いたうえで触れた展示の原画は
ほんとうにおもしろかった。
時の経過を色で表す。
最後 あたたかい(背景がピンク色)親鳥のもとで ぐっすり眠るひよこ
というストーリーが、裏表紙で完結している。
表紙
しゃくとりむしの書かれた みかえし(幕・装飾)
展開
しゃくとりむしが、各ページに登場する。
裏表紙
おそらく読んでいた当時、この尺取虫の存在に、私も子供も気が付いていなかったような
子供たちに、上質な絵に触れてほしいという編集者と美術家の思いが伝わった。
館内展示
ひととおり見て回ってミュージアムコンサート(ピアノとホルンの演奏)を聞き
シャレオでお買い物をして帰途に就いた。
約4時間美術館内にいたこの日。
展示会場内に設けられた絵本を自由に手に取って読めるお部屋には
こどもの姿はあまりなかったが、その昔を偲び手に取ってページをめくる人に
高齢者の姿が多かったような・・・