コーラス連絡事項

ある日 ある時

月天子

2006年10月07日 | Weblog
今日は 車のフロントガラスごしに
月を追いかけて帰路についた。

秋の澄み切った夜空に
まぶしい光を放って
浮かぶ 月天子

その月も
乱視の私の目には
二つにも 三つにも見えて
なんだか 得した気分。

ベートーヴェン作曲
《ピアノ・ソナタ》第14番 嬰ハ短調 「月光」
の調べが頭にうかんんだ。

ベートーベンの「14番ソナタは
「月光」というタイトルで知られるが
ベートーヴェン自身は
「幻想的ソナタ」という標題を書いたという。
「月光」というタイトルは
彼自身がつけたものではないとの事

当時伯爵令嬢・ジュリエッタ・グイッチャルディに
心寄せていたベートーヴェンが、
彼女にこのソナタを捧げたらしい。

耳の不調を感じていた
ベートーベンの苦悩が
聞く人に
か細い月の光として
イメージされたのか・・・

短歌にも
「月月に月見る月は多けれど
月見る月はこの月の月」

名月はいろんな人の心に語りかけ
こよいも ひとつのドラマを生んでいるかも・・・












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