JR西日本乗り放題切符(なんと7000円/一人)を使って
練りに練った?
と思われた旅程二日目の昨日。
まさかの暴風雨によるJR伯備線・JR山陰本線の運行停止。
岡山駅を8:05に発車すると思われた「やくも3号」に乗り遅れないように
と、岡山駅中にある「ヴィアイン岡山」に宿を取り
早々に起きてチェックアウトを済ませ、岡山駅に向かうと
山陰方面運行停止のアナウンスがきこえてきた。
当初の予定では、岡山駅から米子駅に向かい
行は、米子駅から出雲市駅まで、観光列車「あめつち」に乗るための
指定席グリーン切符を用意し、ゆっくり宍道湖畔を眺め
帰りは、電鉄出雲市駅から、ばたでん(一畑電鉄)に乗って、
宍道湖を反対方向からゆっくり眺めながら、しんじ湖駅まで行き、
体力的余裕があれば松江城に登城し、
松江駅から、また特急やくもに乗って岡山駅に戻り、
ここから新幹線みずほに乗って帰ろうか
との予定が全て消えてなくなった。
さて、持て余したこの一日をどうしようか
と、山陽沿いにある岡山近辺で、せっかく手にしたこの格安切符を使って行くことのできる
雨が苦にならない美術館&博物館などを探した。
コロナ下で、これを幸いに建物の修復をと考えたのかどうなのか
ちょっと元気を貰おうかと検索した、井原市にある「でんちゅう美術館」修復中、
岡山県立美術館特別展示なし。
やっと見つけた福山県立美術館「さざえさん展」&常設展示「フォーヴィズムとキュヴィズム」
福山駅から歩いて4分の文字に惹かれ、期間も3/27明日迄とのことだったので
もう ここしかないよね。
との事で、福山停まりの新幹線に乗った次第。
ノスタルジーに浸り、20世紀の二大革命をうたった絵画を鑑賞し
美術館内から、そぼ降る雨に濡れる日本庭園のような作りの外庭をながめ
帰宅した という今回のあたふた。
福山にいるとき、孫君から
「今さあ、JR西日本で懐鉄(なつてつ)記念入場券を発売しているから買ってきてくれない?」
が、URL付きラインで送られてきた。
「昨日言ってくれれば、下関・岡山・広島の緑の窓口で買えたかもしれないけど
広島駅でしか買えないよ、いい?」と返信。
まあ、岡山駅でのみどりの窓口は、チケットの払い戻しの人で、長蛇の列が出来ていたし
駅員さんに、食ってかかる人もいたりして
並ぶ気はなかったけどね。
広島駅のみどりの窓口は、そこまでの混雑ぶりではなかったので
広島版入場券二種類それぞれ一枚を購入でき
孫君の入学祝の一つがゲットできた感じ。
旅行は、お天気次第というのを、身に染みた今回のお出かけとなった。