『 暮れなずむ頃 』
河津 米子さん 撮影
私が入っている月に1回の絵の教室は中止になったし、週に1度の我々のピンポンは
自主的に中止している。
散歩はしないタイプだし、家でのスクワットとか何か体操も一切しない。
新聞取りとゴミ捨て位しか外に出なかったが、体がフラつくのを感じる。
歩くのはハエが止まるほどゆっくりだ。
そして何か焦るような、苛立つような感覚に襲われる。
これがいわゆる老化とかコロナ・フレイルなのかと恐ろしい。
眠りは浅いし、嫌な夢が多いような気がする。たまには良い夢も楽しい夢もある
のだが、大概は小用で中断されて続きを見ることはない。
こんな事への対策は、まずはストレッチを毎日欠かさぬこと、出来れば30分でも
良いから散歩をすること、何か趣味があればそれに没頭しなさい等々いろいろと
老人教本では教えているが、私の場合はそれらの全てが駄目で、すっかり習慣に
なってしまった2時間の昼寝と、夕方の一杯だけが生活のパターンになってしまった。
これが続けば、いざ自粛が解けたときに、果たしてピンポンが出来るかしらと心配に
なる位である。
ところで現在は、今やもう感染源や濃厚接触者を追え!という情勢ではないという。
既に市中感染になっている状況だから、そこに保健所や医療機関が注力するよりも、
徹底して感染者を見つけだすのが最重要なことだと言う。
そこに先日はブラジルから来た3人が英国型とも違う形のコロナ菌が発見されたという。
入国制限、国内では越境移動制限を早くしないと、防ぐのは無理なのではないか。
巷では、発熱、咳、だるさで保健所に相談したが、自宅待機とされ入院の順番待ちに
なっていたが、なかなか出来ずそのうち悪くなって死亡と言う痛ましく,腹立たしい
事例が増えているという。そしてこのケースは家族への感染が厄介でより広めてしまう
ことになる。
コロナ以外の入院患者をまとめて転院させて(無理に退院させるケースもあるだろう)、
その空いた病床にコロナ患者を収容する、これもまもなく限界だという。
その上それを診る医師や看護士が足りずに疲弊しきっているという。
コロナ以外の病人には全く対応が出来ないと言う。
これではまるで地獄の世界のようだ(最もまだ行ったことはないけれど)。
医療崩壊なんて事をまさかこの日本で聞くとは思わなかった。
国の貧困の故なのか、政治のお粗末、失政や行政の欠陥の勢だろうか。
私は昨日37度の熱が、そして咳が出て来たし体はだるい、明日は果たして
どうなるかと極めて心細い限りである。
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