『雨中の登山トレーニング(湘南平にて)』
森川 雅昭さん 撮影
マスクについては、屋外はもちろん屋内でも会話がなければ無しで可と
正式に発表があった。人に会ったり一緒にいたりして会話をしないというのは
現実的でないから、一体これはどうしたら良いのだろう。
そもそもマスクなんてあまり感染を防げるものではなく、まぁ気休め程度の
ものだった等と言われて、すっかりマスクは面子を失墜しつつある。
あんなにお世話になったのに気の毒なくらいだ。
しかしそんな事はないと思っている。可哀想なマスクのためにあえて愚説を述べる。
もし空中に浮遊している菌をマスク無しで思い切り吸い込んだのと、マスク越しの
それとでは吸引する菌の量に大きな差があるだろう。
それでも発症の確率は、年齢、体力、抵抗力の程度に寄るのだろう。ならば吸入する
量が少なければ、それだけ体の弱い人抵抗力の弱い人でも高齢者でも、発症するリスク
は少ない筈だ。
頑強な若者や理屈を超えた頑迷な中年はいざ知らず、多くの人にまだまだマスクは
有効な手短で簡便な防御法では無かろうか。
街頭のアンケートでは、半分以上の人が、もはや習慣になり顔の一部だ、とか周りの人の
様子を見て徐々に自分も外すか、大半の人が外すまでは我慢する、コロナが終息するまで
はとか、素顔になるのが何やら恥ずかしいとか様々だったが、直ぐには外せないと言うことだった。
多分私も未だ暫くはマスクをする様な気がする。
糖尿の定例検診日で町の医院まで行ったが、とうとうマスク無しの勇気ある人がちらほら
見掛けられた。この間までは全く見られなかったのだから、段々そうなっていくのだろうか。