おととい、「27dresses」と言う映画も見ました。
これは、ブライダルメイドとして、27回も友達の結婚式に出た女性が、ひょんなことで知り合った男性と結婚するというラブコメディーです。
あんまり暗いものやオカルトや戦争物は観たくはないので、気楽に見ることができました。本来好きな映画はシュールなものが多いです。
ところで、「300」を見て思いましたが、すごく劇画的だと言うことです。
劇画は、もともと映画の要素をまんがに取り入れたものですが、映画よりデフォルメが激しく「こんな人間いないよー」と思わず突っ込みを入れたくなるような人物がたくさん出てきます。
フェデリコ・フェリーニ監督は、変わった体系の人間を良く使いましたが、それはあくまでも実在の人間で、私はそこがすきでした。しかし、映画もCGと特種メイクの発展でどんな人物も作ることができるようになったので、あり得ないと言う人物が出てきて、より劇画チックになってきたなーと感じました。
「300」では、映像美という点でも優れた作品だと感じました。
映画「ハチ」と「300」を見ました。
「ハチ」は、内容は十分疾ていましたが、最初から涙もので、最後は号泣うしていました。
「300」は、ギリシャのスパルタの王が精鋭300人とともにペルシャ軍1万人と戦うお話です。
戦うために訓練されて育った300人と、寄せ集めの軍の違いを教えられ、神の兵の戦いも、このような精鋭の集まりでないと戦えないと言うことを教えられました。ヒューマニズムでは戦えないのです。
ところで、ペルシャの王クセルクセスが出てきますが、身長が2メーターくらいあり坊主頭でメイクをした残虐な人でした。
もちろん、これは実際とは違いますが、聖書に出てくるエステルの旦那さんだと思うとがっかりしました。
スパルタの300人が目覚ましい働きをしますが、最後には負けてしまいます。
そのことが、ギリシャ人の一致を生みだし、ペルシャを滅ぼす切っ掛けになるのです。
やがて、ギリシャのアレクサンダー(アレクサンドロス)大王は、エジプトまでも、占領しますが、ローマに敗れてしまいます。
歴史は、人ではなく神様が支配されていますが、面白いですね。
昨日も2本の戦争映画のDVDを見ましたが、「西部戦線異状なし」は、ハリウッドが作った第一次世界大戦中ののドイツの青年たちの映画でした。
反戦映画の原点になった映画なので、胸にジィーンとくるものがありました。
学校で教師が、少年たちに国のために戦うことがどんなに素晴らしく英雄的かを話し、多くの18~19歳の青年たちが志願兵となって行きました。
しかし、現実は食べ物も無く、死と恐怖の連続ですざまじい戦いの中で、仲間が次々と死んでいきます。
主人公は久しぶりに休暇で故郷に帰ると老人たちは、戦争ゲームのような気分で盛り上がっています。
そして、教師は相変わらず、子供たちに戦争の美学を語っているので、主人公は現実がどんなに恐ろしく残酷かを語りますが、腰ぬけ扱いをされてしまいます。
がっかりして、再び戦場に戻ると、仲間はほとんど死んでおり、新兵は16歳位の子供たちに変わっていました。
最前線で、一羽の蝶にやすらぎを見つけた主人公は、その蝶に手を伸ばそうとした瞬間銃で撃たれてしまいました。
戦争映画には、「神様がいるならどうしてこんなことが許されるのですか?」という問いかけをかならず誰かがします。それは、人間が罪ある存在だからですが、その解決は聖書の中にあります。
1日で3本の戦争映画を見ましたが、必ずと言っていいほど、チャプレン(従軍牧師)が出てきます。
プロテスタントのチャプレンが出てくる、アカデミー賞2部門を取った「戦争」と言う映画は、史実に基づいて作られ、本当に戦った方々がエキストラとして参加しています。ドイツ軍に囲まれ、冬のベルギーで死を待つしかない状態の第101空挺師団のチャプレンが礼拝を始め、「この戦争は、必要だったのか?」というメッセージをします。
「ナチスが始めたこの戦争で多くの人々が殺された。・・・その結果、われわれは戦わざるを得なくなった。・・・自由世界を脅かすことを見逃してはならない。火災の延焼を頭脳と能力と力でくい止めなければならない。・・・結論は、この戦争は、必要だった。」と言いました。
ドイツ軍の砲撃の音を聞きながら、みんなヘルメットを取って礼拝し、祈る所は感動します。
御言葉を否定的に茶化して、誰も助けに来てくれないと言った青年がいましたが、最後にアメリカ軍の援軍が来て、助かった時、御言葉を正しく言い変えました。イザヤ40:31「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」
マーリン・キャロザースさんは、当時20歳くらいで、同じヨーロッパで第82空挺師団として戦っていたのです。
先ほどは、1949年作・グレゴリー・ペック主演の「頭上の敵機」を見ました。
グレゴリー・ペックは、「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンと共演した方です。
かまぼこ兵舎などの写真を取るつもりでしたが、、携帯で写真を撮ったらきれいに映ったので、助かりました。
チャプレン(従軍牧師)も出てきましたが、普通の兵隊と同じ格好でした。
今の所、パラシュートで降りる写真は見つかっていないので、これから探してみます。
後2本はDVDを見たいと思います。