10時に竹原に入り、次の予定のために滞在できるのは16時くらいまで。
時間はたっぷりとあるから、酒蔵さんと2つほど廻ろう!と当初は計画を立てていたのだけど。
一軒目の 竹鶴酒造 で、予想以上に石川杜氏が熱く語って熱く対応してくださったので、
気付けば、もう16時まで、あと1時間になっちゃった~~~~~(汗)!!!
石川杜氏を独占し過ぎな我々…ごめんなさい。
でもって、そんな我々を待っててくださった 藤井酒造 のみなさま…ごめんなさい(>_<)!
この蔵で醸していて関東でよく見る銘柄は 龍勢 というお酒。
龍勢を扱っている大宮の酒屋さんツテで見学をお願いさせていただいたので…と、
少しの時間だけでも、お話を伺いに。
この日は藤井社長はいらっしゃらなかったのだけど、
社長の弟さんでもある 雅夫杜氏 が案内してくださる。
一生懸命いろいろ説明してくださる姿は、穏やかなんだけど、とても熱い心を秘めていそうな…
以前、藤井酒造には、島根の板倉酒造を最後に引退された 長崎杜氏 がいらっしゃって、
その元でお酒造りを学んできたんだそう。
「本当にすごい人でした。今の藤井酒造があるのは、長崎杜氏のお陰です…いや本当に…。」
と、とっても長崎杜氏のことを尊敬してらっしゃって、
藤井杜氏ご本人も、純粋に酒造りがお好きな、まっすぐな方なんだな…と「じ~ん」としてしまう。
そして、藤井杜氏の言葉で、一番心にとまったのが、
「生もとを造るのが楽しいんです。
なんかまだまだ分からんこといっぱいで手探りでやっとるんですが、
だからこそ、やりがいがあるっちゅうか…。」
そんな事を語る藤井杜氏の表情が、また無邪気な感じで…
(なんて言ったら失礼かな(汗))
慌ただしい1時間もない中で、あちこち走って案内してくださって、
杜氏には申し訳ない…と思いつつも、本当に感謝です。
何より…
こんな風に杜氏とお話ができたお陰で、
今、我が家にある 龍勢 も、もっともっと美味しくいただけるだろうな♪
【旅の日記】
その1・竹鶴酒造 @ 竹原
その2・藤井酒造 @ 竹原
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お会いした事はないけど、素敵です。
石川さんも、此方の杜氏さんも、きもと・・まだ字が出せない 笑・・が面白いとおっしゃる。
まぁ、私もそんなに分かってる訳じゃないが、きもとって手間をかけて、自然を相手にするような、人間が無理やりコントロールする範囲以外が多いから、面倒だし、分からない部分がある。
売ると言う事で言えば手を出したくないとも言える? 笑
でも、作り手からしたら、面白いんだろうなぁ。
石川さんって、とっても理論的な人だと思う・・人に納得させたり下のものに伝えていく為にはとっても必要・・のに、分からない分野にどんどん突っ込んでいく。あっ、そう言う意味でも科学者か?! 笑
酒蔵と居酒屋しか広島での記事は無いのかい?! 笑
社長に案内していただきました。
杜氏はまだ仕込みの途中でした。
「杜氏 藤井雅夫」をはじめ竹原、大宮経由で
何種類か封を切らずに待機中です。
「生もと」って出してますので(笑)。
自然を相手に「何ができるかわからないけどそれが授かり物」と言えることもそうですが、
昔の人にとっては当たり前だったことも、
科学も技術も発達してずいぶん変わっちゃった「今」、
先人の精神を引き継いで…
そしてどんなお酒ができるのか、イチ飲み手としては楽しみでもあります♪
ちなみに…いやいやちゃんと観光も
竹鶴に到着する前にしてきましたよ!
(歩いただけだけど(笑))
甑倒しは終わっていたものの、まだまだあちこちで造りの続きが。
なのに杜氏自ら案内してくださって
本当にありがたかったです~~。
じゅうごさんのところも大宮経由なのですね♪
といっても、蔵見学する勇気は無く、酒蔵交流館で買い物してお蕎麦を頂いただけなんですが・・。
その代わり三兄弟のどなたかとは四日市のお酒の会などでお話させて頂きました。
日本酒に対して凄く情熱を持ったお方でしたよ。
『竹鶴』もですが『龍勢』もまた、始めたばかりの生酉元が不思議とシックリきて大好きです。
出来れば、十分な熟成期間を置いて燗で楽しみたいですね。
竹原にはもう一つ「中尾酒造」という酒蔵さんが在るんですが、こちらも実は美味しいんですよ。
『竹鶴』や『龍勢』が好きな人はたいてい冷やして呑む吟醸酒の『幻』には興味が無いようですが、『誠鏡』を熟成させると飛び切り旨くなります。
杜氏さんの人柄と、
なんだかギャップが…?!それがまた興味をそそります。
いきなり蔵へ…
というか、通りかかったんですが、
まさかあそこが蔵の一部とは気づきませんでした(汗)。
杜氏もそうですし、一緒に行った友達も
以前、お酒の会で社長にお会いしたらしく、
熱い方だった、って言ってました♪
誠鏡、東京ではちらほら飲める場所があります。
冷たいので飲んだり、少し温めてもらったり…。
作り手さんの話を聞いちゃうと、また愛情がグッとプラスされちゃいますよねえ♪
蔵が建てられたころ、その昔は、
今のように「自分が作ろうとしているものに合わせる」
んじゃなくて、
「自然にあるものに合わせて自分が作る」
と、杜氏が仰ってたのも印象的です。