いい運動！Let’s go to うろこの家

「き…聞いてねーぞーー…こんな坂だなんて…ちくしょー…」

オランダ坂 を登ってる途中、ずーーっとそう思っておりました。。。


だってだって、ほんっとにこの坂はすごい。
「え？ここ？ここを登らないといけないの？マジで？」
と見上げてしまう”オランダ坂”を、
9キロ近い肉塊（＝ムスコ）を抱っこしてのウォーキング。。。

「止まったらダメだ。止まったらダメだ。最後まで脚を動かし続けるんだ。」

そう思って足元だけを見てただひたすら坂を登りきった目的地は、
うろこの家 。（なーんて書いたら「営業妨害だ！」って言われそう？（汗））


北野エリアにたくさんある異人館、
まだ ベンの家 しか行ったことがないけど、
「うろこの家」が一番人気というので一度は行ってみなきゃ、ってことで。


冒頭にも書いたとおり、
ここにたどり着くためには心臓破りの急な「オランダ坂」を登らないといけない。

なのに、平日のこの日もたっくさんの観光客が来ている。
それだけ人気なんだなー。


「なんで ”うろこの家” なんだろう？」
って思ってたけど、
近くに来てみてようやくわかった。

なるほど～。外壁が ”うろこ” みたいだからなんだ。


この館も、ベンの家と同じく、
明治に海の近くのエリア「旧外国人居留地」に建てられたものらしいけど、
大正になってからこの地へ移築されたんだそう。


記録に残っている最後の住人は、ドイツ人の R.ハリヤー さん。


この「家」のウリは、当初から保存されている家具、調度品とか…


ロイヤルコペンハーゲン、マイセン、ペインテッドフルーツ、ティファニー 、ガレ など…

んーーでも、私はあまりこういうのには興味ないや。（ってヒドイ言い方？（笑））

そんなのよりも、
こーゆーワケわからないけど面白そうなものの方が興味あり。



次は2Fへレッツゴー。



階段の先には、背の高い立派なクリスマスツリーがお出迎え。


2Fも、また見応えのある調度品が揃っている部屋がたくさん。



ただの展示品と違う！って思えるのは、
「使い古された感がある」っていうのかな。

こんな立派に展示されてるのに、
擦り減った椅子の背もたれしかり、”生活感” みたいなのが感じられるのがなんかイイ。


ちゃんと使い古された感がわかるから、
「あ～～ほんとにココに人が住んでたんだな～」って思う。







階段の上には、こんなのも。

ヤメテー夜寝れなくなる！　オカルト、私は ”大” の苦手なんで（汗）。。。


でも、どんな立派な調度品やガラス細工や器が綺麗に展示されていても、
この家のどこが一番気に入ったかって…




ここ！2Fの窓からの眺め！！

すんばらし～～～～い！！！！ここも神戸が一望できる！

この景色をみたら、
「あぁ…辛い思いをして、オランダ坂を登ってきた甲斐があったな。。。」
って思えた・・・


んがしかーし！
もっと良い場所があったんです！

それは、この「うろこの家」の中にある 美術館 。（入り口は違うけど、同じ家の中）


ここに展示されている絵画は、
私にとってはあまり馴染みがないものばかり。

でも知る人ぞ知る…なんだろうな。参考までに、HPからの引用・・・
　『マティス、ユトリロ、キスリング、ビュッフェなど、
　　ヨーロッパ絵画をはじめとするコレクション』





で、そんな美術館（って失礼な（笑））のどこが「もっと良い場所」だったというと…



3Fの展望台！


さっきの2Fからよりも、もっとスッコーン！と抜けたスバラシイ眺め！
いやーーーここはオススメです！！

特に、
「こんな坂を登って1000円も払ってまで来た甲斐があった」
って思うためにも、ここは必見（笑）！！


こーんな「うろこの家」にまた来るか…って？

もちろ～ん！

神戸に遊びに来てくれた友達が「行きたい」とあれば、
何度でも喜んで一緒におつきあいいたしまーす！！
（え？イヤ？（笑））