ワンコとマジョのくらし

マジョおばさんの毎日の暮らしを紹介しま~す。

魔除けの薬草

2009-08-11 16:07:25 | 趣味
ハナハッカの花

ハナハッカの葉
昔ドイツの産婆さんの魔除けとして何時も身につけていたそうです
強壮、利尿、殺菌、鎮静の効果があり、葉は眠りを誘う成分が
含まれているそうです。産前産後の女性にはよいそうです。
またハナハッカはオレガノのことでイタリアン料理のときおなじみですね
カノコソウ
この乾燥した根は強烈なニオイがすることから魔除け草になったらしい。
鎮静と催眠効果が抜群です。カノコソウチンキは日本薬局方にも
載っています。
”ハーメルンのネズミ捕り男”の伝説はこの団子を使ってねずみをおびき
寄せたらしい。
オドギリソウ
この草もにおいが強いことから魔除けとなった。
炎症や外傷に効く強力な消毒剤である。
落雷除けとして家の戸口や窓に吊るされたという。
ドイツ語、英語でヨハネの草と言う意味で戯曲”サロメ”の中で
サロメの要求で首を切られたヨハネの血がこの花の点々だという。
イラクサ
この草はヒイラギのように棘があるので魔除けに使われたらしい。
ホグワーツ魔法魔術学校の魔法薬学の授業で干しイラクサをおできを
治す薬として習っていたということだが、これも記憶にない・・・残念!

アンデルセンの11羽の白鳥にされた兄達の魔法を解く為、王女エリカが
棘のイラクサを必死で織る。
この棘も熱を加えるか、乾燥させればとれるそうだ。
ハシバミ
魔除けは草ばかりでなく樹木もある
この木はヘビや地面を這うもののお守になってるという。
グリム童話の灰かぶり(シンデレラ)はデェズニーのシンデレラとは
大分違うらしい。
この灰かぶりはハシバミの枝を得て幸せになるらしい。
グリム童話をしっかり読んでみるのもおもしろそうだよ。

また薬草は効果があるときを狙って摘むことが必要だそうだ。
決まった曜日に決まった薬草を摘む人達がいたそうだ。
そのような行為がまた異教の風習でキリスト教には受け入れられなかった
ことから魔女と結び付けられたと言う。
また次回続きます、





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2 コメント

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へぇ~★ (あみあね)
2009-08-13 01:10:51
おもしろーい
植物ってフシギ。
植物のチカラ、興味まんまんです。
薬草も、異教のひとつだったのかぁ。
そんな薬草を使って、病気がよくなったりするのが
ナゾで異教だったのかなあ
次回もたのしみにしてまーす
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ハーブも薬草だよね (majyo)
2009-08-13 16:54:54
あみあねちゃん、アロマセラピーの資格getおめでとう!
ハーブも薬草だよね。ただハーブは英米の影響が強いんだって。たとえばインフルエンザの薬タミフルは、とうしきみつまり八角のことで、ハーブ名は
スターアニスというそうだ。あみあねちゃんのほうが詳しいかもね。この成分から合成されるそうだよ。ハーブの世界もおもしろそうだね。

ドイツには薬草魔女という言葉があり、魔女狩り時代に薬草を扱う女達が魔女の薬草をを扱ったり毒草で恐ろしい害をなしたとして排除された時代があった。またそのほうが当時の権力者には都合が良かったのかもしれない。

しかし聖母マリア様も薬草と深いかかわりがあるという・・・
また次回紹介しますね。
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