小野小町の墓は、確か西宮に住んでいた時
お茶の先輩達が京都のあるお寺に連れて行って
くれたのを思い出した。他にも福島、岡山、
山口県にもあるらしい???
誕生の地もいくつかあるらしく
有名な美女はあちこちに祭られているらしい。
ここ茨城の話では、宮廷を退職した小町が故郷の秋田に
帰る途中、石岡市にある北向き観音をお参りした後
病に倒れ、ここの村長小野源兵衛宅で親切な介護を受けたが
69歳で亡くなったとされている。
のんびりした田舎道をあるき小さな源流があり、すみれの
原種がひっそりと咲いているそんな奥道にお墓がありました。
後姿の小町
三十六歌仙絵巻の小町は後姿だそうです。
美人の条件はけして前を見せてはいけないそうですよ!!
ちなみに紫式部は横向きに描かれていて、これはブス
意味だそうです。・・
これから写真を撮るときは後ろ向きに・・・・
と思っている方も多いのでは・・・・???
のうたで有名ですが。
小町のお姉さんは小野町というのです。小町には孫がいたといいますが正式に結婚はしていないのです。
小町は美人だったのに晩年は恵まれなかったのでしょうが、頭の回転は衰えなかったようですね。
社会保障のない昔はいくら美しい女性でも晩年はたいへんなのですね。
でも美人に生まれたかった。
熱心だったのが深草少将というお方。
小町も断りきれなくなり”私のところに百夜通ってきたら言うことを聞きましょう”と答えた。
99日間せっせと通いつめた深草少将、百晩目に大雪のために死んでしまった。これは落語で有名になったとさ・・・。99日目、小町が1晩ぐらいおまけしますからお入りくださいと言うと相手は約束だからと断る。
どうしても入ろうとしないので訳を尋ねると
”私は日雇いです”・・・・おそまつ・・・