流動のイイ女

妻子もちと別れ⇒いじめで会社を退職⇒脱無職⇒上司と不倫関係⇒約3年の不倫にピリオド⇒復縁、妊娠⇒未婚の母に

充実した一日。

2006-04-30 | 日記
高校の後輩と久々に会った。
2つ下の後輩はバイト先で知り合った仲。
とても年下とは思えないほどしっかりしている。
彼女の会社はセクハラがひどく、ホントびっくりするくらいで。
耐えかねて彼女は3年間勤めた大手カーオーディオメーカーを退職することになったという。
やっと、おめでとうって言える。よかったね。そして頑張ったね。

話すか迷ったけど、ダーリンのことも話した。
彼女は付き合っていないのに身体の関係をもつ、ということに嫌悪感を抱く方だったので、話はしない方がよかったとは思ったけど、話してしまった。
最初は騙されてたということで、ダーリンのことを最低と言っていたけど、ダーリンの言い分を聞いていくうちに、だんだんと意見が変わっていって・・・・
今まで相談してきた人たちは、アタシは遊ばれてたんだ、すぐ別れろという意見ばかりだったのだが、彼女は違った。
結婚して、赤ちゃんが生まれたにも関わらず、アタシと関係を続けた。
この話に対して、『よく考えてみてください?』彼女はこう言ったんだ。

『確かに結婚した事実を言わなかったのはダーリンが悪いけど、彼は結婚をし、かわいい赤ちゃんが生まれた後も、忙しい仕事、可愛くて仕方ない赤ちゃんの相手や家庭の時間、寝る時間、その時間を割いてまで先輩に会いに来てたんですよ?奥さんや親友には愚痴や弱さを見せず、先輩にだけ見せてた。弱さって誰にも見せられるもんじゃないと思うんです。誰にでも言えることじゃない。先輩を信頼して、頼っていたから話したんです。気を許して腹を割って。奥さんにはできない「癒し」が先輩にはあるから、先輩に求めていたんです。この世の中、癒しがなければやっていけませんよ!その相手が先輩なんです。これって最高じゃないですか?これは、アタシだったら愛を感じますけどね!』

目から鱗とはこのことだ。
こんな捕らえ方をしたことは一度もなかった。
いい捕らえ方をすれば「かなりのプラス思考」だけど。

『旅行だって普通の、ただの友達とだったら行きませんよ普通!それは先輩のコトを大事に思っていたからであって。旅先で彼女に連絡を入れたのも、彼女に心配をかけさせないためです。確かに二人きりで旅行に来たのに彼女に連絡をするということは、先輩側から見れば傷つきます。でも先輩は彼に彼女がいることを承知で付き合ってたんだから、そこは一歩ひかないとダメです。責めてはいけない所ですよ。相手は彼氏、彼女の関係なんですから、連絡を取るのは当たり前ですよ。強要されていたのかもしれませんし。先輩を大事なように、彼女のことも大事なんです。でも彼女にウソをついてまで旅行に連れて行ってくれたんですよ!?先輩は十分愛されてたと思いますけど』

むむ・・・そうなのか。
まったくこの後輩がダーリンそのものであって欲しいものだ。
アタシはただのヤリ目だと思ってきた。思い込んできた。
それはダメだと彼女は言う。
先輩はダーリンの愛を分かってないみたいな。
ダーリンはダーリンなりに、できる限りのコトを精一杯してアタシを愛してくれてたのに、アタシの被害妄想のせいでダメになったと。
決して遊びなんかではなく、少なくともアタシのコトは大事に思っていた。
もちろん奥さんも大事だけど、両方大事。選ぶことはできないと。
お互いちんたらメールでやりとりしてるから話が進まないし、誤解も生じる。お互い気を張り合いすぎて傷つけ合ってるだけだとも。
他にも色々なコトを話し、色々な答えが返ってきた。
的を射た意見にただただ驚くばかりだった。
とにかく会って、ちゃんと話をしてみてください、と言われた。
多分ヨリを戻すと思います。お互いにお互いを必要としてるんです。
彼女はそう言った。
14時ファミレスに入って、気がつけば20時になろうかとしていた。
女ってホント長話が好きだよね。
でもホント貴重な時間だった。

待ち合わせ場所まで送ってもらい、アタシは実家に帰った。
用を済ませてアパートに戻る途中、メールが来た。後輩からだった。

あまり被害妄想に陥らないでください。
きっと今、先輩の胸の中には苦しみや痛みや憎しみや絶望感や寂しさいろんなことあると思うんです。でも今ある胸の痛みは辛さはこれからの先輩を輝かせるための課題だと思うのです。
その答えを知ったとき次の運命の人にその分、優しくできるし素直になれると思います。だから頑張りましょう。
誰かのためにじゃなくて自分のために。
あたしは力になれないかもですけど応援しますから。

やっちゃった。また運転中に泣き出してしまった。
すごく胸が打たれた。
ホントいい後輩を持った。
今日、彼女に会って考えを改めさせられた。
肩の荷が、少しだけ軽くなった気がした。

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