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福島でのワークショップ 

2013年08月26日 | 日記

8月25日、福島市立福島第一中学校の体育館で「西本智実と集う会」を無事に開催することができまして、昨夜深夜に東京に戻りました。

懸念されていた熱中症対策! クーラーのない体育館。300名近い人が入った時に左右するのはお天気次第。

ところが、前日の福島は風があり、蒸し暑くなく、むしろ爽やか!(東京もグッと気温が下がりましたよね)

でも、体育館は風が入らないと、それは暑い!

学校側で用意して下さった20台の扇風機を会場のあちこちに置き、休憩時間にはかき氷のプレゼント。

しかし、お天気の神様は私たちに試練をくれたのでしょうか?それともご褒美をくれたのでしょうか?

 

当日は晴天ながら風もあり、めちゃくちゃな暑さでもなく、幾分さわやか。 良かったぁ~と思っていました。

しかし、体育館内はやはり暑い! さあ、いよいよ本番と云う時、雲行きが怪しくなってきました。

黒い雲が一部頭上に張り出して来て、「ヤバイかな」と思っていたら、ポツポツ。

「あ~来た~!」と内心がっかりでした。 だって天気予報では降水確率20%だったのですから。

神様ってなんて意地悪なのかと。

ところが、ちょっと降って直ぐやんでしまいました。 その後もさぁ~と本番中に降ったものの、また休憩時間までには止んで、かき氷で外へ出る時には晴れ。

お陰で自然のクーラーのように冷たい風が体育館に吹き入れて来ました。

なんと!! なんと!です。

お陰で熱中症になる方もなく、救護の心配は吹き飛びました。 

本当にありがたいことでした。 神様はやっぱり見捨てずにいてくれました!

 

しかし、当然中での催しはヒートアップして熱くなっています!

今回はワークショップ形式で行いました。

福島第一中学校の管弦楽部の生徒さんを中心にして、音楽を作り上げていく過程を、世界の指揮者西本智実さんのタクトによる、西本マジックで存分目の前で見せて頂きました。

見せて頂く、そう、聴いているのですが、本当に見せて頂いておりました。

楽器を始めてまだ半年、1~2年の人が多い、中学生の管弦楽部の生徒さんの奏でる音が、時々プロの様に荘厳に美しく滑らかに奏でられていく「ロメオとジュリエット」。

その様子を目のあたりにすると、「なんなんだぁ~これは」と感動でした。

 

その様子を参加された観客の方たちと聞きながら、西本さんの音楽への思い、今度秋に行かれるヴァチカン国際音楽祭への思いなどのお話も聞きながら、最後は全員参加での第九の「歓びの歌」。

ドイツ語が初めての方もラララで歌ったり、譜面を見てドイツ語で歌ったり、もちろん合唱団で鍛えている方々も。

そんな2時間半の熱い、熱いワークショップは無事終了でした。

西本さんはこの秋に招聘されるヴァチカン国際音楽祭の折り、ローマ法王との謁見が許されたそうです。その時に皆さんの思いを伝えますと言われ、会場内から福島の方々の生の声をお聞きになるコーナーもありでした。

あんな近い距離で、直にお話も出来て、それも気取らず、フランクで、いつもコンサートでの指揮台の雄姿を見ていらっしゃるだけの方にとっては、ものすごい貴重な体験だったのではないかと思います。

何よりも第一中学校の管弦楽部の生徒さんにとっては夢のような、人生の宝になるような貴重な体験だったと思います。この方々が10年後、20年後、未来に羽ばたいて下さる事を関係者としては望むばかりです。

ご協力を頂いた福島第一中学校の先生方には心より感謝申し上げます。

そして参加して下さった観客の皆さま、一緒に演奏に加わって下さった皆様、スタッフとして働いて下さった皆様にも深く感謝を申し上げます。

素敵な会を催せたのは西本さんはじめみなさんのお力です。 ありがとうございました。

福島の未来に乾杯です!

 


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