昨夜、
「おかあさん、明日お誕生日だね」と言う子どもたちに、
「明日はお誕生日だから、おかあさん、なーんにもしなくていいかな?」
と、訳のわからない理屈を言うと、
「いいよー、おとうさんイイよね?」と言ってくれたので、
「ラッキー」と思ったが・・・
結局、
いつも通り朝食をつくり、
夫のお弁当を詰め、
登校日の子どもたちと出勤の夫を見送った
新聞をとろうと外へ出た時に、
近所のおばあちゃんⅠさんが私に気がついて、近寄ってこられた
「おはようございます」と言うと、
「いつも感心してるのよ、お宅の子どもたち
しっかりお手伝いしてるし、挨拶もちゃんとするし・・・
ちゃんと子どものころからやらせるってことは、とても大事
見かけるたびに、お母さんががんばってるんだなあと思って」
子どもたちのお陰で、誉められちゃいました
素直に、嬉しいと思いました
人生の大先輩にそう言っていただいて・・・
今日は、‘燃えるごみの日,だったので、
家中のごみを集めて、20メートル先のごみ置き場まで持って行くのは、
子どもたちの役目
Ⅰさんは、ごみ置き場に行く途中にお宅があるので、
見かけるようだ
他にも、
草取りや家の周りの掃除や壁切り(昔ながらの生け垣なので)も、家族総出
「いまどきの子どもは、見てるとできないことが多い
子どもの時からちゃんと親がやらせておかないと、
本人が困ることになる・・・」
そう言って、私を誉めて下さった
正直「あそこのウチの子は、こき使われて・・・」なんて思われてるかもなんて思ってたけど、
そう思って見てて下さったのが嬉しくて
Ⅰさんのおっしゃる通りなのだ
大人になったら、できるわけではない
今のうちから、少しずつやっておかないと将来困る
いわゆる生きていく力、つまりは生活力って、
ちゃんと親が教えておかなきゃいけない、大切な事のひとつだと思う
生活の中のいろんな場面を見て、経験していくことで
子どもは子どもなりに、いろいろ考える
ごみひとつにしても、
学校で勉強する‘リサイクル,や‘エコ,が、
リサイクルセンターでの大きな作業ではなく、
身近で、小さいことから体験できるのだ
ウチの子たちは、分別もしっかりできるし、
ポイ捨てなんかとんでもないし、
遊びに行ったの帰りに、ごみ拾ってくることさえある
こういう意識って、大切だと思う
たとえ勉強の成績が良くても、
こう言う事がきちんとできてないとダメ
勉強はもうちょっと頑張ってよ~
いつもガミガミの鬼母だが、
ちょっとウルウルきそうだった
誕生日の朝の出来事は、
ちょっとしたプレゼントだった
母業、がんばろうと改めて思った
今年1年、‘母業,怠るなってことかしら?
三男が実家の母に電話をしていた
「今日はお母さんの誕生日でしょう
おばあちゃんがお母さんを生んでくれたから、僕たちがいるわけで
おばあちゃんに感謝しなきゃね」
そういう優しいとこ、いつまでもそのままでいてね
幸せな誕生日になった