goo blog サービス終了のお知らせ 

NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#250 ブラック・クロウズ「She Gave Good Sunflower」

2013-01-13 08:20:46 | Weblog
#250 ブラック・クロウズ「She Gave Good Sunflower」(amorica./American Recordings)

ブラック・クロウズ、94年のサード・アルバムより。クリス&リッチ・ロビンスンの作品。

ブラック・クロウズは89年、ジョージア州アトランタにてロビンスン兄弟を中心に結成、90年にレコード・デビューしたロックバンド。2002年にいったん解散。2005年に再結成して活動を続けていたが、2010年12月、無期限の活動停止を宣言している。

90年代に登場したバンドとしては珍しく、60~70年代のいわゆるクラシックロックのフォーマットにのっとったオーソドックスなハードロック・サウンドで、異彩を放っている。レトロと形容されることも多い。

ボーカル・スタイルにせよ、ギター・フレーズにせよ、ビートにせよ、70年代っぽさがぷんぷんと匂う音なのである。そのへんを評価されてだろうか、99年には大御所ジミー・ペイジとも共演し、2枚組のライブ盤を残しているぐらいだ。

さて、きょうの一曲は、彼らのアルバムでは最も完成度が高いとされる、陰毛はみ出しジャケット(!)で知られる三作目から。

聴いてみるとおわかりいただけると思うが、クリス・ロビンスンの、ポール・ロジャーズやスティーヴ・マリオットばりのソウルフルなボーカルが前面に押し出された作りになっている。やはり、彼の歌声こそがブラック・クロウズの「看板」なのだ。

そのあたり、何かと引き合いに出される、彼らと同郷の先輩バンド、オールマン・ブラザーズ・バンドと比較してみるといい。オールマンズは演奏面では高い評価があるが、ボーカル的にはイマイチというか、ちょっと弱いといわざるをえない。

ブラック・クロウズの演奏力だけに頼らず、ボーカルも含めた総合力で勝負している姿勢、筆者はこれを大いに買いたいと思う。

彼らの曲を聴いていると、いろいろな70年代バンドの面影が浮かんでは消える、みたいなところがある。そのへん、人によっては「オリジナリティがない」とかけなす向きもあるのだろうが、でも70年代のバンドだって、それ以前のアーティストの模倣から出発していたりするのだから(たとえばエアロスミスとか)、レベルの低いオリジナリティよりか、ハイレベルな物真似のほうがなんぼかマシという気がする。

もちろん、物真似が物真似のままでとどまっていたのではしょうがない。そこを突き抜けてこそ、ホンモノだろう。

ブラック・クロウズは、決して昔の音の再現には甘んじず、本歌取りというか、ちゃんと元のお手本にはない今ふうの要素をきちんと盛り込んで、彼らなりの世界を生み出していると思う。

若い連中にはピンとこないサウンドかもしれないが、オールドロックファンとしてはブラック・クロウズを大いに応援したいのである。その音に、どこかブリティッシュ・ロックに特有の「翳り」を感じるからでもある。

この曲を聴く

音曲日誌「一日一曲」#1~#100 pdf版もダウンロード出来ます

音曲日誌「一日一曲」#101~#200 pdf版もダウンロード出来ます

本家はこちらです

Twitterもやってます


1年前の記事シリーズ 72

2013-01-13 05:06:39 | Weblog
「ちょっといいこと」とはなにかは、もちろん覚えているのだが、しかしそれも完全に「過去の思い出」になってしまった。嗚呼。
そんなことになろうとは、当時は知るよしもなかった。
未来予測は、不能。

去年10日に飲んだ友人とは、今年も5日に飲んだのだった。
彼とは、年に4回程度飲む関係だ。

いつもベタベつるむだけが、交友関係の唯一のありかたではない。
たまに思い出したように会うのだって、立派な友人だと思う。
要は、中身なのだ。

1月11日(水)のつぶやき→「昨日はちょっといいことがあった。これを支えに、しばらくは強く生き...」

10:16 from web 昨日はちょっといいことがあった。これを支えに、しばらくは強く生きていけるな、うん。11:57 from web 腹減った。なんかガッツリ食べ...


きょう誕生日のミュージシャン

2013-01-13 04:50:55 | Weblog
ダニー・バーカー
グウェン・ヴァードン
ジョー・パス
ジョン・リーズ
T・ボーン・バーネット
コーネリアス・バンパス(ドゥービー・ブラザーズ)
フレッド・ホワイト(アース・ウィンド&ファイアー)
トレヴァー・ラビン(イエス)
マルコム・フォスター(プリテンダーズ)
ドン・スノー(スクイーズ)
ジェイムズ・ロメンゾ(メガデス)
サッグス・マクファースン(マッドネス)
ティム・パトリック・ケリー(スローター)
ジョージ・パタースン
Chara

Birthdays in Music


1月12日(土)のつぶやき

2013-01-13 03:53:23 | Weblog

断酒すると、とたんにお通じが悪くなるのがネック。


休み明けの長かった1週間がやっと終わる(ノ*´3`)ノ嬉しいなぁ~♪ 皆様お疲れ様でした!酔い週末を♪♪♪ instagr.am/p/UVooaTDURU/

Makoto Nakahiraさんがリツイート | 1 RT

手摺がついた(*゜∀゜)o彡゜ @ 池袋駅 (Ikebukuro Sta.) instagr.am/p/UXVIJiwSpN/

Makoto Nakahiraさんがリツイート | 1 RT

いつの間にか、日が翳ってしまった。残念。