町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

再度の弘南鉄道周遊

2018年01月01日 | 東京急行電鉄

新年明けましておめでとうございます。更新が滞りがちな当ブログですが、今年2018年もよろしくお願い致します。

新年最初の記事は東北遠征中に訪問した弘南鉄道の記事をお届け致します。同社は弘前~黒石間を結ぶ弘南線と中央弘前~大鰐間を結ぶ大鰐線の2路線を運営していますが、どちらも現在の旅客車両は全て元東急7000系で運転されています。本家の東急では7000系改造の7700系に先が見え始め、更に他社へ移籍した同形式も既に老朽廃車が出る中で東急時代の面影を色濃く残す貴重な存在になりました。

黒石駅の構内に佇んでいた7011+7021。スノープロウと青帯以外はほぼそのまま、といった印象です。旧性能の吊り掛け車を置き換える為、6000系と共に1988年にやってきた同系ですが、今年で就役30年目を迎え、東急時代の活躍期間も含めると50年以上の古豪になりました。

電気機関車のED33と共に。黒石駅に着いて、折り返し時間内に2本並びを撮影しようと駅の外に出たら、強い雪が降ってきてしまいました。隣のED33は元武蔵野鉄道(現在の西武鉄道の前身)が電化に際し1923年に導入した直流電気機関車で、弘南鉄道へは1961年に譲渡されてきました。最早生きた化石のような存在ですが、現在も現役で貨物列車廃止後はラッセル車の補機や構内入れ替えに使用されています。

赤帯を纏う7012+7022。沿線の高校の生徒がデザインしたラッピングが施されていますが、雪のせいでイラストの様子が分からなくなってしまいました・・・。

車内の様子。半自動ドアボタンやワンマン機器は設置されているものの、冷房改造などは施されず、東急百貨店の広告が入った吊革もそのまま存置されているので動態保存車の感があります。最近になってから弘南線所属車は東急7700系の廃車発生品?と思われる中仕切り付きのオレンジの座席に交換されるようになりました。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする