お今晩は~👋
年末の慌ただしさの中ですが、
本日は、あまり年末と関係なく、冬❄️の風景から。
年開けるとお正月だし、バレンタインだし、おひなさま・・・と来るともう、
何だか春の気分🌸がしてくるし。
実は大晦日を待つこの時期が、
一番何だか日本の冬っぽい気がするのですが、
皆さまはどうお感じですか。
普段は洋服着て、それなりに西洋のお祭りなんか取り入れて、
食べる物もハンバーグ🍽だったり、洋楽🕺聴いて、
わやわやと仕事にただ合わせる生活をして。
でも、日本を感じるこんな時期は、ふっと日本の冬の枯れた空気🍃に、
カレンダーと関係ない、
古なじみの「自分」と出逢ってみるのもいいかもしれないですね。
今日は、そんな日本の冬の中にいる貴方に、お届けします。
2010年12月27日ついったー投稿 <加筆・変更> 「冬の紅い実」
昔馴染みの樹に逢った
しばらくぶりに通る道
そいつは冬の日差しの中に
葉を落とした枝伸ばし すっくと
いつもどおりに 立っていた
よお と私は言った
久しぶりだな 元気にしてたかい
近寄った私の目に飛び込んだ紅い色
見ればそいつの足元に
私の知らぬ草が生え
紅い小さな光る実を
冬の光に 艶めかせていた
昔しょっちゅう通ってた道の
見たことのない光景に驚きながら
私はそいつに挨拶しようと
昔のように そいつの幹に手を置いた
掌に当る木肌
冬の冷たい空気の中でもほの温かく
けど
どんな感情も生命の流れも
その下に感じることはできなかった
昔のように
春は花と新緑
夏は涼しい木陰
秋は燃え盛る紅葉
冬は切り裂く裸枝
朝な夕なに 移り行く季節を
見せるそいつを横目で眺め
そして時は流れていった
久しぶりに通った道
ごつごつとした木肌は掌に痛く
けど
こんなときでも私の心は
私という小さな殻に閉じ込められ
感じ取れるのはそれだけだった
無骨な裸木と並んで
同じ冬の日差しの中で輝く
小さな紅い実
私は黙って手を離した
そして彼らに背を向けて
行くべき道をゆっくりと
冬の日差しの中
独りで 歩いていった
人気ブログランキング ← もう正月飾りの準備はしましたか?
年末の慌ただしさの中ですが、
本日は、あまり年末と関係なく、冬❄️の風景から。
年開けるとお正月だし、バレンタインだし、おひなさま・・・と来るともう、
何だか春の気分🌸がしてくるし。
実は大晦日を待つこの時期が、
一番何だか日本の冬っぽい気がするのですが、
皆さまはどうお感じですか。
普段は洋服着て、それなりに西洋のお祭りなんか取り入れて、
食べる物もハンバーグ🍽だったり、洋楽🕺聴いて、
わやわやと仕事にただ合わせる生活をして。
でも、日本を感じるこんな時期は、ふっと日本の冬の枯れた空気🍃に、
カレンダーと関係ない、
古なじみの「自分」と出逢ってみるのもいいかもしれないですね。
今日は、そんな日本の冬の中にいる貴方に、お届けします。
2010年12月27日ついったー投稿 <加筆・変更> 「冬の紅い実」
昔馴染みの樹に逢った
しばらくぶりに通る道
そいつは冬の日差しの中に
葉を落とした枝伸ばし すっくと
いつもどおりに 立っていた
よお と私は言った
久しぶりだな 元気にしてたかい
近寄った私の目に飛び込んだ紅い色
見ればそいつの足元に
私の知らぬ草が生え
紅い小さな光る実を
冬の光に 艶めかせていた
昔しょっちゅう通ってた道の
見たことのない光景に驚きながら
私はそいつに挨拶しようと
昔のように そいつの幹に手を置いた
掌に当る木肌
冬の冷たい空気の中でもほの温かく
けど
どんな感情も生命の流れも
その下に感じることはできなかった
昔のように
春は花と新緑
夏は涼しい木陰
秋は燃え盛る紅葉
冬は切り裂く裸枝
朝な夕なに 移り行く季節を
見せるそいつを横目で眺め
そして時は流れていった
久しぶりに通った道
ごつごつとした木肌は掌に痛く
けど
こんなときでも私の心は
私という小さな殻に閉じ込められ
感じ取れるのはそれだけだった
無骨な裸木と並んで
同じ冬の日差しの中で輝く
小さな紅い実
私は黙って手を離した
そして彼らに背を向けて
行くべき道をゆっくりと
冬の日差しの中
独りで 歩いていった
