間取りの好み 『昔と今』

　賃貸マンションで45㎡前後と言えば、１５年前は２ＤＫ～３Ｋが多く、現在は１ＬＤＫが主流ですね。生活様式の変化だと思います。１２畳～１５畳のリビングダイニングにカウンターキッチンとローソファーを設置し、床はフローリングを好み壁は、腰壁（床下から９０㎝程の木製壁）と白を基調としたクロスでしょうか。
　それに、プライベートルームとして、６畳～８畳の洋間タイプに２畳程のウォーキングクローゼットとお風呂の浴槽は、足が伸ばせる1坪タイプであれば、ほとんどの単身者は入居を希望するでしょう。
　十数年前に放送された、トレンディードラマの走りだと思いますが、「男女7人物語り」でしたっけ。　このドラマのお部屋の様式タイプが小中高校生の目に入り、それ以降のテレビドラマの影響も有り、現在の生活様式なった中のひとつの要因じゃないかな。
　それ以前の間取りは、玄関を開けるとダイニングキッチンで床は正方形のタイル調のクッションフロアーで南側には、６畳の和室が２間あり、その和室に押入れが設置してあるものでしたね。
　年代によって、好みは違いますがね。

ちょっと、「レトロ」ついて考えました！！

　新しい「もの」って月日が経つと古くなりますよね。新調したくなりませんか。
７年前の車、冷蔵庫などの家電設備、建設資材のクロス、クッション
フロアーなど、などです。ほかにもいっぱい有りますよね。
でも、それらは、決して「レトロ」とは言いません。
15年位から２５年位前の商品では、その商品が、ヒット商品であるこやその後何種類もの新製品が世に出回っていることが、「レトロ」の条件だと思います。５０年前の商品ならば、そんなにヒット商品でなくても懐かしさが、レトロになるのかも。
　必ずしも何百年前のものとは、限らないのではないのかな。「レトロ」の一般的意味や定義を調べたわけでは有りません。
　個人的な話ですが、スカイラインの箱型タイプの車ですけど、２５年ほど前に乗っていました。ＧＴＲではないですけど。この車って「レトロ」でしょ。今でも人気あるのかな。
話は、変わり　今日、名古屋の「イタリア村」へ入ってきました。
すばらしいですね。「レトロ」がですよ。（つもりですが・・・・）
１００年以上前のイタリアの田舎の小さな町並み、
壁は、白を基調とした、まばらなベージュ色、
歩道は、まばらなレンガ調、
３階建てのビルが、ところ狭しと立ち並び、古いながらも時代を感じさせます。

　古くなり新調したくなるものと、大事にしたいものと両方を要求するのって、とても贅沢ですよね。
　私だけではないと思いますよ。他の民族よりも、日本人の方が何倍もそうだと思います。
　このこだわりのマンションを早くコーディネイトしたいです。