敷金と退去立会い

　賃貸マンションの入居時の際に、敷金（保証金）をマンションのオーナーや管理会社に預けます。（他の形態もあります。）この預り金は、家賃滞納時に一時的に補填をしたり、退去時の原状回復工事（入居者負担分）に当てられます。
　この退去立会いについて、私の思いを話します。マンションオーナーと入居者の負担割合がしばしば問題になっています。私どもで行う退去立会は、入居者の故意過失、善管注意義務違反とハウスクリーニングを入居者様の負担としてお願いしています。日常的な清掃をおこなって頂いているお客様は、ほとんど敷金を返金することになります。そうでない場合は、敷金以上に費用が発生する場合もあります。入居者様には、大切に使用して頂くことを心がけて頂くことが、敷金の返金につながると思います。

アパートの管理会社って何をするのでしょう。

　入居情報を仲介不動産店や企業に空き室情報をお知らせをする。そして、入居者様に対し大家様の代行を行います。（入居から退去まで）
　具体的には、日常生活が出来るよう、マンションの各種設備点検業務、日常清掃そして、住環境向上のための町内会の援助（限度はあります。）やマンションに関する情報を通知及び張り出しを行っています。
　特徴として、入居者様には、第３者が管理運営を行っていることにより、家主様に直接的に話をしない分、気軽に相談や問題提起が出ると思います。
　また、家主様に対しても同様で、兼業でマンション経営を営んでいると日常的には相談などは、不可能だと思います。