昨日、本屋さんへ出かけて、来年の手帳を購入。
これまで毎日の時間が縦軸で管理できるバーチカルタイプのA5サイズを選んできましたけど、小さなバッグに入らないので今年はA5サイズは家置き、A6サイズを持ち歩ってました。
で10か月ちょっと使って、今の私には手帳はA6サイズが使いやすなと判明。
来年は猫写真のA6手帳一つで行くことにしました
なかなか勢いもつかず、一歩進んで2歩下がるな断謝離ですが、手帳に関してはちょっと整理できたかな
物を持たないシンプルな暮らしに憧れつつ、なかなか捨てきれないうちに、ちまたではミニマリストなるものまで登場してますね。
2015年もあと2か月強。
私ももう少し物を減らしていきたいと決意を新たにしたものの、本屋に行くとついて手にしてしまう文庫本。
昨日の出会いは岩城けいさんの『さよなら、オレンジ』
文庫本になっていたのを見て購入して、昨晩から少し読み始め、先ほど読了。
正直、すごい小説でした。
硬質な文章で説明は少ないけれど、無理な修辞がなく、シンプルなのに胸に迫る。
どこかカズオ・イシグロさんを思わせる雰囲気もありつつ、まぎれもなく女性による異文化の中で自分を探し生きる女性の物語。
どこか似た雰囲気なのはどちらも英語圏での生活をされてる作家さんだからでしょうか。
『さよなら、オレンジ』はオーストラリアに流れ着いたアフリカ女性と日本女性が出会うことで変わっていく物語。
異文化の中で友情をはぐくむ二人が力強くて、感動・・・というとちょっと違うようなきがするのだけれど、強く心を打つ、心に深く刻まれる小説でした。
昨日、この小説に出会えたことにすごく感謝しています。
岩城けいさんの作家デビューが2013年のこの『さよなら、オレンジ』
2作目の『Masato』も近々読んでみたい。
今後の岩城けいさんの仕事に期待しています。