ma-marinの徒然日記-☆素敵にサトシック☆

大野智くんと嵐と猫と映画と美しいものと美味しいものを愛してやまない、シングルマザーの徒然ブログです。

「さらば、優しい死神!!最後は僕の傍にいて」『死神くん』最終回

2014年06月21日 10時21分03秒 | ドラマ『死神くん』

会いたくて、寂しくて、そんな6月20日金曜日夜23時25分。

大野智くん主演ドラマ『死神くん』第9話を持って最終回。


しっかりスタート時間にはテレビの前で、「始まった」というワクワクと安心感。

ところが・・・・気がついたら、終わってました

その後、なんどもしっかり観ようと再生しましたが、その都度寝落ち。
無駄な努力を重ねて、気がついたら全部を見れないまま録画リピートすることおそらく4回。
4時48分になったので、テレビを消しました。

それから、登校する次女を送り出して、やっとしっかり観れました

 

ドラマ『死神くん』の最終回は、とても切なかったです

もちろん、ラストのラストにはほっこり

思わず声を出して「あはは」でしたけど。


でも、あの終わりということは・・・


そうか、続編は基本無いということですね。

もちろん、消滅した死神くんの消滅前にまだまだたくさんの出来事があって、という形で作ろうと思えば作れなくもないし、スペシャルや映画だったら、別のエピソードを大きく膨らませることで、まだまだ可能性はありますが、しっかりワンシーズン最後を締めくくったドラマ『死神くん』第9話でした。



それにしても、切ない最終回。

死神くんの無垢な悲しみが観ている私の胸に迫って、涙が溢れて止まらない。

(書きながら思い出しても、涙がにじむ


復讐者の無念さに寄り添う、あの優しい慈悲に満ちた表情。

どれだけ人に寄り添っても、あくまで純粋で子どもの様な柔らかで優しい心に、復讐者の無念さ・残念さという純化された気持ちだけが深く届いたんだろうなと思う。

復讐なんてしても仕方ないとか、今の人間社会の会社という組織の仕組みではままある、誰か罪のないものに罪を着せてうやむやにして、もっと大きなものだけが生き残るというのは一般的な現象だけど、そのいかにも手垢にまみれた、よくある現象は人間として生きる私達には、悔しさや憤りはあっても、どこかに仕方ないと俗っぽいあきらめがあるけど、そんな俗っぽさとは死神くんは無縁。

そんな愛おしい、天使のような死神くん。

演じる大野くんの表情もしぐさも、そういう存在の死神くんをとても素晴らしく表現していて、死神くんワールドへ、視聴者の気持ちを無理なく誘い、思いっきり涙を誘うのです。


全9回のドラマで、最初から、まさに死神くんであり、かつ、それは誰でもない大野くんの死神くんで、彼にしか作り出せない役であり世界で、演技者・大野智の神髄を見せていただきました。

サトシックというフィルターをどうしても通してしまう私ですが、そのフィルターを外しても、きっとあの大野くんの表情の素晴らしさは感じられると思ってます。

 

最終回は、菅田将暉くん演じる死神くんと、ゲストの田中圭くん演じる中平と、3人の感情表現がサスペンスを深い人間ドラマへと昇華していて、若い3人の俳優さんの演技力に引き込まれた最高の終わりとなりました。

監死官(カラス)の桐谷美玲ちゃんと、主任の松重豊さんも、本当に素晴らしかった。

大量殺人を避けるために天界のルールを破って、彼と彼女が消滅した時から月日は流れ・・・、人間界で出会う二人。

思い出すと、また泣けてしまう。

ふんわりと優しい、そして、釣りを楽しむ人間界に転生した死神くんの、ほっこり笑顔が温かいのに、やっぱり泣けてしまう。

そう、ちゃんとハッピーエンドなのに・・・。


それにしても、逃した魚を見たかったという、ラストシーンは、きっとほぼアドリブなんでしょうね

死神くんを感じさせながらも、大野くんの素までかいま見せつつ、ドラマのラストの人間になった死神くんであるという、連続を失うことない、あの微妙な表現。

本当に、とても、素敵でした。


終わってしまって、寂しくて。

でも、最高のラストが嬉しくて、感動で、思い出しては涙で顔がぐちゃぐちゃです。

 

大野くん、共演者の皆様、スタッフ、関係者の皆様、お疲れ様でした。

素晴らしいドラマを、ありがとうございました。

 

 
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2 コメント

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死神くん、終わっちゃった (Alice)
2014-06-22 22:36:38
土曜日、朝から末っ子くんが何度「死神くん」最終話をリピートしていたことか
その度にこちらもお付き合い。
残念ながら、用事があるので、きちんと見られたのは、最初の1回と午後に1度くらいだったけど。

もっと、主任とがっつり絡む話がみてみたかったな。
大野くんと、あれくらいの年輩の俳優さんとの芝居は、見ごたえのあるものが多いから。
「歌のおにいさん」「怪物くん」の親子喧嘩、「魔王」の芹沢父との対決シーンとか。

そういう、ちょっと残念なこともあったけど、ほっこりしたり、うるうるしたりと感情を揺さぶられることの多いドラマでした。
子供の出る話も多かったですよね。偶数回には、必ず子供。
結婚詐欺の回の女の子の行動が、思いがけなく、それが彼女の決心の後押しをしたお話が印象に残ってます。

これからは、死神ロスになりそう…
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Aliceさんへ (ma-marin)
2014-06-23 06:38:59
終わっちゃいました、死神くん

あまり主任とガッツリはありませんでしたね。
今回は、死神くん自身も見守る役でちょっとメインから引いた主役でしたから、なかなか主任との絡みは難しかったのかも・・・
スペシャルとかあるといいのに・・・

金曜ナイトドラマらしい、良いドラマでしたね!
なるほど、偶数回に子どもですか。
そう言われればそうですね。

金曜日の最終回の放送が終わった時間から、すでに死神ロスです

なんだろう、この寂しさは。

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