鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

築地市場に行ってきました

2015年07月18日 14時46分46秒 | 飲んだり食べたり
昨日は夏休みをいただいて、師匠と一緒にこんなツアーに参加してきました!

築地ガイドツアー/築地市場を知り尽くした専門ガイドがご案内いたします(築地共栄会)

豊洲への移転が決定して、「移転する前に一度は行ってみたいね」と師匠と話していた築地市場。東京都民的にはいつでもふらりと行ける場所ではあるんですが、せっかくだからちゃんとガイドさんの案内付きでちゃんと勉強してみたい!と思い立ち、こちらのツアーに申し込んでみました。ネットで検索するとたくさんの築地ガイドツアーが出てきますが、こちらは良心的なお値段だと思いますよ。

で、事前に申し込んでいた17日、台風11号到来。ヽ( ´ー`)ノ
東京は直撃こそしなかったものの、築地市場見学の時間帯がちょうど土砂降りの大雨。築地場内は当然ながら建物内なので、見学には影響ないんですけどね。天候のせいもあってか、日本語ガイドツアーは師匠&鴨の2名のみ!ガイドさん独り占めで、観たいところとか観る順番とか、ワガママを聞いてもらえてとてもありがたかったです。
9時に築地4丁目交差点そばのインフォメーションデスクに集合、10分ほど紹介ビデオを鑑賞して、てくてくと徒歩で築地市場に移動。今回は寿司ランチ付きのコースで、ランチが11時半スタートなので、見学時間は実質2時間程度です。2時間も観るところあるのかなーなんて思ってたんですが、
2時間たっぷり楽しみました。
しかも
そのうち1時間は青果市場で盛り上がってしまいました(笑)
いやー、何しろ悪天候だったもんで、正門から近い青果市場から先に見ようという単純な理由からだったんですが、これが面白いんですわー。ガイドのMさんのご案内も素晴らしかった!もともとは外国人向けの英文ガイドが本業のMさん、食文化方面のガイド・通訳を得意とされていて、お話がとても興味深い!築地場内の一般的なガイドはもちろんのこと、馴染みの仲卸に優先して連れて行っていただいていろいろお話を聞かせていただいたり、食に関する話題で師匠と盛り上がったり、もぅ本当に楽しかったです。
で、青果市場での戦利品。Mさんご紹介の西洋野菜専門仲卸でゲット。たくさんオマケしていただいて、ありがとうございます!


左奥:シーアスパラ 右奥:頂き物のバジル 手前:頂き物の「ゼブラ茄子」

「シーアスパラ」、皆さん聞いたことありますか?最近知られるようになってきたマニアックな西洋野菜だそうで、試食させていただいたらコレが驚きの味。キロあたり5,000円(!)だそうで、うひゃ~と思っていたらお店の方が「50gから小売りできますよー。」迷わず50gゲットしてきました!250円(税抜き)です!
仲卸の商品は基本的にキロ単位の販売ですが、考えてみると、普段買ってる野菜のポーションである100g程度に換算すると、買えない値段じゃないんですよね。というわけで、別の仲卸で、キロ単位6,000円の箱から師匠がセレクトして買ってきた
伊豆の本わさび。
これで720円ぐらい。この仲卸はワサビが得意だそうで、ここもMさんにご紹介いただきました。

そんなこんなで青果市場で10時半過ぎまで盛り上がってしまい、肝心の魚市場に入った頃には魚の仲卸の半分ぐらいは既に店じまいの状態(^_^;
でも、ところどころで商売している仲卸を冷やかしたり、冷凍マグロをチェーンソーで解体している現場を見学したり、それなりに楽しく見学できました。築地市場独特のアーチ型の建物は、魚市場じゃないと見学できませんしね。自然光を取り入れた、意外と開放的な空間です。
何よりも驚いたのは、ハエが一匹も飛んでいないこと。保健所の検査が毎日入っており、1935年のオープン以来一度も事故を起こしていないそうです。世界各地の市場を旅しているガイドのMさん曰く、「ここまで清潔で、ここまで臭いのない市場は築地だけ」。
築地市場、すげぇ!日本の誇り!
豊洲に移転して以降も、この機能性はぜひ維持して欲しいですねー。

そんなこんなで、冒頭写真の生マグロ(写真は1人前、×2でジャスト1,000円!)もゲットして、ランチのお寿司をいただいて、ほくほくと帰宅。
今回は場外を観る時間があまりなかったので、そのうち天気のいい日にでも、自力で観に行ってみようと思います。

ちなみに、築地市場場内は9時以降なら誰でも見学で入ることができますが、それなりの心構えは必要です。
以下、ガイドのMさんから教えていただいた、築地市場場内見学の心構え。
・築地市場で働いている人にとって、一般の見学者は所詮「邪魔者」。業務の妨げにならないように注意。
・見学者に対して好意的に接してくれる人もいるし、そうでない人ももちろんいる。そういうものと割り切ること。
・場内を走り回るターレーにぶつからないよう注意。
他にも、正門においてある場内マップに、こまごまとした注意事項が書いてあります。日本人にとっては当たり前の注意事項も多いけど、外国人観光客に対してはコレぐらい説明しないと、なかなかわかってもらえないんでしょうね。難しいもんです。

さて、3連休はどう過ごそうかな~。
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