鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

阿弖流為観てきました!

2015年07月15日 21時31分13秒 | 歌舞伎・落語・古典芸能
いやー、新橋演舞場に行ったの、何年ぶりだろう?
先週末はすごく久々に、師匠と一緒にお芝居を観に行ってまいりました!

歌舞伎NEXT 阿弖流為(歌舞伎美人)

劇団☆新感線のいのうえかずのり&中島かずきコンビが、2002年に上演した「アテルイ」を基に歌舞伎として書き直した作品。まだまだ上演中の作品なので、詳しい紹介は控えます。が、とりあえず述べておきたい感想は、

「平成の新作歌舞伎としては、最も違和感がない」

ということ。
不肖鴨、串田和美演出のコクーン歌舞伎はもちろんのこと、野田秀樹の「研辰の討たれ」「鼠小僧」「愛陀姫」、三谷幸喜の「決闘!高田馬場」、宮藤官九郎の「大江戸りびんぐでっど」等々、平成の劇作家・演出家たちが手がけてきた歌舞伎の舞台を、それなりに観てきたつもりでおります。どれもそれぞれ個性的で興味深くて、傑作も多かったです。
が、今回観劇した「阿弖流為」は、ステージが一段違う感じ。何が違うって、肩の力の抜けっぷりですね。歌舞伎書くぞ!歌舞伎演出するぞ!歌舞伎にチャレンジするぞ!という力みが全くなく(製作現場はもちろん相当の葛藤と戸惑いがあったとは思うんですが)、いつもの劇団☆新感線だなー、でもさすがにお笑いは控えめなのね、というのが第一印象。

でも、歌舞伎なんです。外形的には歌舞伎じゃないところも多々あるけど、本質的に歌舞伎なんです。

この馴染み具合は、本当に驚きです。出演者は100%歌舞伎役者、皆さん本当に楽しそうに演じています。古典歌舞伎ばっかり観てきた人にこそ、ぜひ観ていただきたいです。そして感想を聞いてみたいです。たぶん両極端な感想が聞けるんじゃないかとヽ( ´ー`)ノ
これだから、歌舞伎観劇はやめられませんよ!
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