うーん
なんだかものすごーく面白くて
一気に読んでしまいました!(^^)!
A部ちゃんおススメの“暗殺教室”と
武術と教育をからめた内容なのですが
社会がものすごく早いスピードと完全管理で
進んでいく中で、豆を挽くとか馬とか
素数ものさしとか身体の学習とか
うまく言えないのですが・・・
自分の中で“ひっかかる”そのあたりの
ことと内容がシンクロしてすっきりしました。
(何のことだかさっぱりわからない文章で(T_T))
特に“古の身体文化 能と武術”の章が興味深くて
~どうしてあんなかっこ悪いジャージを着なきゃいけないのか
どうして体育教師のかさつな言葉遣いに耐えなくちゃいけないのか
どうして整列したり・・・
そういう「自分の生命力を萎えさせるタイプの入力」に対して
「我慢ができない」という身体反応をする子どもは武道に向いている
~武道的な身体感覚の基本は「自分の生命力を滅殺させるものの切迫」に
際してアラームが鳴動するということ~
武道にむくかどうかという点は自分には分からないのですが
人間にもともと備わっている危険を回避する、察知する力は
子どもの方が鋭いだろうなと思うし、理屈なしに「嫌だ―!」って
感じる感覚を、大人の都合や伝統や管理でねじ伏せるのは
違うと自分も小さい頃から感じてきたところです。
当たり前のように向かってくる現実や出来事に子どもはちゃんと
「嫌だ―」とか「どうして?」とか反応していますよね。
うちの娘は大反応です(笑)
そして著者は
~「このまま学校に通っていると身体に悪い」ということが
実感されたので学校に行かなくなった。~と。
“生存のための教えと学びの作法”の章も興味深くて
~教育がもっとも効率的に作動するのは
「なんでこんなことを学んでいるのか全く意味が分からない」
という不条理な状況に置かれたとき。
じっとしていても分からない、なにかしないと始まらない。
そして、なにかする。なにかするとそれがもたらす結果に
よって、自分が置かれている状況の構造や機能が少しずつ
分かってくる~
これって!(^^)! !(^^)!