maple valley ~乙女手芸部~

高校から再び特別支援学校へ
大好きなものづくりと日々のあれこれを
のんびりと綴っていけたらと思います(^^♪

本をください・・・って

2013-04-11 00:05:37 | 
学校でよくあるお知らせ。
“読まない本、不要な本をください”
あくまでも個人的な意見ですが
私はこれが嫌い。

全部とはいわないけれど
大概は古くて、痛みが激しい。
(前述の棚みたいには直らない…)
ときめかない代物であることが多いです。
なぜ?と疑問を感じます。

子どもたちには
自分が素敵だな―と思った本を
大人になっても大好きな絵本を
絵がきれいでずーっとみていたくなるような本を
こんなのを読んでほしいな~と思う本を
届けたいと私は思っています。
だから予算が厳しくても、
厳しいのならなおさら
図書費は死守です。絶対に!

司書教諭の講習で
なぜあなたは司書教諭の免許をとりたいの?と
大学の先生に聞かれました。
そのとき考えたことがあります。
よく、活字離れとか本を読まない子どもとか
話題になりますが
子どもがはじめから本が嫌いになるわけがないだろうなと。

膨大な本の中から自分がいいなーとか、好きだな―
とか何かを感じる本を見つけ出せない、出会えてないだけかなと。
それだけなのに、その出会いを待っている間に
やれ本を読めだの、本を読まないなんてのはだの、
感想文を書けなどと大人が介入する。
だから本が嫌いになるのかなーと。
本自体が嫌いなのではなく、やはり環境が大きく影響
している気がします。
挙句の果てに、間違った価値観を押し付けられた
子どもが委員会で朝読書をしていない子どもを
取り締まるなんて・・・現象が。

そんなことを考えたので、質問には、
「私は図書館が好きで、本を読むのが好きなので
子どもたちが自分の好きな一冊に出会うお手伝いが
したいんだと思います」と答えました。
“優等生的な答えでつまらない”とその大学の先生には
ぼそっと言われました・・・

はじめに戻りますが
だから
“読まない本、不要な本”ください。ではなくって
せめて“子どもたちに届けたい素敵な本”ぜひ下さい
とか、教えて下さいくらいにしてほしいです。
それで集まる本が変わるかは分かりませんが。

だから予算を確保してもらい確実に
買うことに力をそそいでいます。


コメント
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