いちばん下の弟が、明日・・・というか今日、成人式を迎える。
そのお祝いで、今日・・・というか昨日（日付変更線またぐとややこしいなおい）
家族みんなで食事に出かけて、一家団欒楽しく過ごした。
料理もおいしかったし、当の弟も楽しそうだったから大満足!
お母さんは終始笑顔で超ハイテンション。
お父さんは、しみじみと嬉しそうだった。
・・・あたしは嬉しいのと同時に、色々考えてた。
そりゃ老けるわな、自分。
って。( ・_ゝ・)
いやいや、それだけじゃなくて。
いちばん下の弟。
彼は、あたしがやっともの心ついたくらいの頃に生まれてきた。
小さな小さな赤ちゃんだった。
あたしと、彼にとっては兄となるもうひとりの弟にとっては
可愛くて仕方ないマスコットのような存在。
ほんとに可愛くて、気に入ってるおもちゃだって、欲しいといえば
迷わず渡してしまうほど。
でも、小さかったから、マスコットのような存在だったから
遊びに行くときは、あたしは歳の近い弟とばかりで
小さな弟はおるすばん。
一緒についていきたいような仕草をしても、あたし達は
転んじゃうから、怪我しちゃうから、まだ早いからダメだよ
って置いてきた。
そのうち、小さかった弟が歩けるようになり
あたし達が遊びに行くとなると、せっせと準備して
ついてくるようになった。
公園へ走って向かう途中、一生懸命ついてきた弟が転んだ。
その時あたしは、「あぁ、泣いちゃうかな」って思った。
・・・でも、弟は泣かない。
もしかしたら、泣いたらお姉ちゃんお兄ちゃんに置いていかれると
思ったのだろうか。
痛みをこらえて懸命に走ってついてくる。
目に涙をいっぱい浮かべながら、小さな弟がこっちに向かってくる。
その姿が目に焼きついて離れない。
すっかり大きくなって、あたしの背なんかすぐに追い越して
声も低くなって、彼女ができて・・・
それなのに、あたしの心の中のどこかで、そんな弟の存在は
あのときの小さなままだったのかもしれない。
・・・もう大人なんだよね。
・・・傍から見れば弟はあたしなんかよりもずっと大人っぽいし。
成人かぁ・・・。
母的には「罪を犯せば顔と名前が世間に出る」
ってのが、いわゆる成人ということらしい。 リアルだな( ・_ゝ・)
あたしにとっては、「おとうと」が、すっかり「大人の男性」に
なっちゃったんだなーという感じ。
でもやっぱり、可愛い弟にかわりはないけどね♡
成人、おめでとう！！