九月

　暑い中にも朝夕の風に秋を感じる頃になりました。いよいよ9月、秋の味覚が楽しみですね。夏の疲れも出やすい頃、身体には気をつけて過ごしましょう。

九月の別称：長月、夜長月、玄月、菊咲月、菊開月、仲秋、無射、季秋、暮秋、紅葉月、終玄、季白、寝覚月、祝月、晩秋、色取月、稲刈月、小田刈月など

九月の二十四節気：
白露：九月八日頃。秋の気配が加わり、露が白くなる頃。
秋分：九月二十三日頃。昼夜の長さがほぼ同じ、秋の彼岸の中日に当たる。

九月の季語：名月（めいげつ）、満月（まんげつ）、湖月（こげつ）、望月（もちづき）、無月（むげつ）、半月（はんげつ）、待宵（まちよい）、十五夜（じゅうごや）、十六夜（いざよい）、秋の声、秋の色、秋晴（あきばれ）、不知火（しらぬい）、夕ざりの茶、秋扇（あきおうぎ）、鳴子（なるこ）、案山子（かかし）、萩錦（はぎにしき）、有明（ありあけ）、武蔵野（むさしの）、砧（きぬた）、山里（やまざと）、鳥おどし、須磨（すま）、藤袴（ふじばかま）、秋空（あきぞら）、落栗（おちぐり）、笛の音、野分（のわけ）、柴の戸、夜長（よなが）、夜露（よつゆ）、初雁（はつかり）、露衣（つゆごろも）、捨扇（すておうぎ）、聴松（ちょうしょう）、菊重（きくがさね）、吟風（ぎんぷう）、月華（げっか）、菊寿（きくじゅ）、宵闇（よいやみ）、着せ綿（きせわた）、菊枕（きくまくら）、峰の月　など

　九月は重陽の節句（九月九日）があり、菊にまつわる言葉や、収穫の秋にまつわる言葉、月に関する言葉が多いですね。