雨と風と快晴と 2.0

個人の勉強とPCライフに役立つツールをめざすブログ。
個人としてはWebクリエイターとして活躍中(?)。

Google ストリートビューは悪用できるか?

2009年02月20日 | ひとまず。
先日、産経ニュースサイトで、Googleストリートビューに関するアンケートを行っていて、その結果が発表された。


【私も言いたい】ストリートビュー 犯罪者の悪用懸念 「使えないと困る」も3割
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090219/scn0902191901005-n1.htm


 (1)自治体が規制をすることに賛成ですか

 YES→56% NO→44%

 (2)ストリートビューが使えなくなると困りますか

 YES→31% NO→69%

 犯罪に悪用される危険があると思いますか

 YES→74% NO→26%


こんな感じだそうだが、いかがだろうか?

まぁ、ネットに馴染みのない方々にとって、「気持ち悪い」と思われるのは分からないでもない。が、基本的には法律を犯しているわけではないのだから、自治体が規制する意味が分からない。
もし問題があるのなら、国が改善命令を出せばいい話である。

それに、悪用される危険性についてだが、ゼンリンは昔から住宅地図/を販売していて、地図上に住所と苗字が掲載されている(配達する人にはとても便利。お歳暮の配送のバイトをしていた時にはお世話になりました)。
ストリートビューが悪用できるなら、これも悪用できるのではないかと思うが、問題視する話は聞かない。(聞かないだけで実はあるのか?)

まぁ、本当の犯罪者であれば、ストリートビューなんかに頼らず、実際に現場を下見するはず。下見のための下見には使えるかもしれないが、それはゼンリンの地図も一緒。


極論ではあるが、包丁だって果物ナイフだって悪用されれば人を殺せる。
が、包丁も果物ナイフもそのために存在しているわけではない。
使う人の問題である。

自分はこのストリートビューもそれと同じではないかと考える。

という意味では十分悪用できるのだが、だからといって規制するのはお門違い。
他にもいっぱい規制するものがあるのではないだろうか?


ちなみに、プレイバシーの侵害かどうかの問題として、アメリカでは棄却されていたりもする。

Google の『Street View』機能にプライバシ侵害の咎めなし
http://japan.internet.com/wmnews/20090220/11.html


ただ、別の国(フランスだったか)では勝訴したっけか?記憶が定かではありませんが。


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