縁起でもないけど、遺影の話。
会社のかなり年上の同僚が、何年かおきに自分の遺影として
お気に入りの写真を撮っている、と言っていました。
その同僚は、結婚して子供さんがそれぞれ6歳、5歳
くらいの時に交通事故で夫を亡くされて、それからずっと
嫁ぎ先でお義母さんと子供さんと暮らしてきました。
子供さんはどちらとももう結婚していますが、
そのひとりとお嫁さんが同居しています。
そのことを初めて知ったとき、明るく見える同僚の
長い長い20数年の月日を思いました。
同僚にとっては短かったかもしれないけど。
彼女だからこそ、「死」というものは遠い存在ではないと
思っているのかもしれません。
交通事故で、あっという間に大切な人を亡くしてしまう、
これは誰の身にも起きうる、決して他人事ではない、
そういう思いが遺影を用意する理由じゃないかなと
思いました。
その話をしているうちに、モーリーは祖父のことを
思い出しました。
そういえば、祖父は自分の遺影を準備していました。
遺影を用意してから、ずいぶん生きたんだけど、この
顔がいい、と思ったのでしょう、遺影用の写真を
準備していただけじゃなく、ちゃんと黒い額縁に入れて
いました。
あまり気の合わなかった祖父だけど、これだけは
すごいなぁと思いました。
遺影か・・・。
死んだ後のことは、どうでもいいやと思っていたけど、
準備しておくのも悪くないかな。
会社のかなり年上の同僚が、何年かおきに自分の遺影として
お気に入りの写真を撮っている、と言っていました。
その同僚は、結婚して子供さんがそれぞれ6歳、5歳
くらいの時に交通事故で夫を亡くされて、それからずっと
嫁ぎ先でお義母さんと子供さんと暮らしてきました。
子供さんはどちらとももう結婚していますが、
そのひとりとお嫁さんが同居しています。
そのことを初めて知ったとき、明るく見える同僚の
長い長い20数年の月日を思いました。
同僚にとっては短かったかもしれないけど。
彼女だからこそ、「死」というものは遠い存在ではないと
思っているのかもしれません。
交通事故で、あっという間に大切な人を亡くしてしまう、
これは誰の身にも起きうる、決して他人事ではない、
そういう思いが遺影を用意する理由じゃないかなと
思いました。
その話をしているうちに、モーリーは祖父のことを
思い出しました。
そういえば、祖父は自分の遺影を準備していました。
遺影を用意してから、ずいぶん生きたんだけど、この
顔がいい、と思ったのでしょう、遺影用の写真を
準備していただけじゃなく、ちゃんと黒い額縁に入れて
いました。
あまり気の合わなかった祖父だけど、これだけは
すごいなぁと思いました。
遺影か・・・。
死んだ後のことは、どうでもいいやと思っていたけど、
準備しておくのも悪くないかな。