今国会に提出される厚生労働省の薬事法改正案で、漢方薬を含めた医薬品類のインターネット販売がどの程度、規制されるのか、あるいは逆に予想外に緩和されるのか、結果が出ないことには不明なところも多い。

医薬品のネット販売を飯の種にしている人々にとっては実に脅威なことかもしれないが、市井の薬局・薬店のように地道な対面販売を行っている大多数は、医薬品のネット販売に、やや否定的であることを十分に知っておくべきだ。

一部の顰蹙を買う販売方法や過大な広告を打ってまでネット販売に力を入れる薬局・薬店に対して、やや批判的な考えを持つことは止むを得ないのではなかろうか?

日本全国の規模から言えば、漢方薬を含めたネット販売に勤しむ薬局・薬店さんは僅少である。

その僅少であるところの活動が、やや顰蹙を買うのは、明らかに対面販売の原則を逸脱した行為と受け取られるからであり、また当然、対面販売とは異なる形態であることに間違いはない。

一握りの僅少な薬局・薬店の行う医薬品のネット販売は、ネット界では同等の仲間として応援者があるかもしれないが、それは日本全体から言えば、影響力こそ大きいとは言え、数の上からでは僅少であることに間違いない。

その僅少な数が、莫大な力を行使して良い筈がない。

薬業界全体、といっても小生が知るのは主として薬系の漢方業界であるが、この業界内においては、医薬品・漢方薬のインターネット販売に大反対であることは間違いない。

ネット販売を通じて、取り返しの付かない事故が生じなければ良いがと、戦々恐々として眺められていることも、ネット界は知っておく必要があるだろう。


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今年の通常国会に提出されるといわれる厚生労働省の薬事法改正案の一つに、漢方業界でもかなりな注目をしているのが、漢方薬も含めた医薬品のネット販売に対する規制の法制化である。

対面販売を基本とする漢方薬が、ネットを通じたお誘い販売では、なかなか適切な漢方処方が選べる筈もないし、滅多に起こるはずもない副作用など、思いがけない問題が発生しなければ良いがと言う不安は、業界では常々ささやかれていたし、本年の某社関連の会報にも関連会社の某漢方メーカーの社長さんがご挨拶で述べられている。

大多数の薬局・薬店さんではホームページを持たず、だからネット販売とは無縁の対面販売が主体であることはいうまでもない。

だからむしろ、多くの薬局・薬店さんでは今度の改正薬事法案を歓迎するムードは否定しきれない。

医薬品がネットを通じた安易な販売が行われて良い筈はないと常々思っているヒゲ薬剤師も、もちろん厚生労働省の薬事法改正案には、賛辞を贈りたい。

以前から、内部通達として自粛を強く促されていたが、ここへ来てイヨイヨ法制化に向かうということであるが、結果はどうなるのか?


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ネットサーフィンしていたら、タイトルのようなことを書かれた漢方専門薬局で、ネット通販に力を入れているサイトさんがあった。

たしかに、自分の腕に自身を持っていなけりゃ、漢方専門の薬局で、メシを食って行くことは出来ないだろうが、医薬品である漢方薬を、しかも個別性を最も重視する漢方薬を販売するのに、ネットによるお誘い販売では、腕を振るうにも、振るいようがないと思うのだが。

書かれているご本人には、その自己矛盾に気付かれないのだろうか?


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